『あの子はだぁれ?』『ミンナのウタ』|2024:映画の記録 vol.45
(前回はこちら)
はじめまして、京です。
さっそく今日も1日↓
『あの子はだぁれ?』
"帰ってきた純和風ホラーな一作"
『違国日記』で早瀬憩さんが気になり鑑賞することに。反撃展開がある洋ホラーと違い、馴染みある風景や抗えない怖さが日常に侵食してくるような気がして、幼少期からあまり見ることのなかった邦ホラー作品。
…もちろん、怖かった。
そのうえで作中のユーモアとのバランスが丁度よく楽しめた。以前「ホラーとコメディは紙一重」という言葉を聞いたことがあったが、これぞまさしくと思った。とはいえ、怖いものは怖い。
それと鑑賞当時、夏休み前で度胸試しに大勢で来てる子たちが多く、そのリアクションのひとつひとつが大きくて、創り手冥利に尽きる作品だと思った。
こういう他の人のリアルタイムの反応も楽しめるのが、映画館(劇場)の醍醐味のひとつ。
『ミンナのウタ』
"令和のホラークイーン誕生の一作"
まさかの続きものとは知らず、前作を鑑賞。とはいえ、どちらから観ても大丈夫そう。
やっぱり両作品を語る上で外せないのが、令和のホラークイーンことサナちゃん。そのヴィジュアルやモチベーションがとても魅力的。
従来の怨霊キャラクターと違い、とにかくモチベーションが前向きなのが最高。腕の包帯も自分の大切なノートのための健気さの結果だと思うと、一層キュート(It's so cute)。だからこそ、その行動に終わりがないのが恐ろしい。
一見アイドル映画かとも思った本作、しかしそれこそが振りになって、そんなサナちゃんの恐ろしさに拍車がかかってて最高だった。やっぱり、作品のユーモアとのホラーのバランスが素晴らしい。
完全にサナちゃん沼にハマった2作。
絶叫上映が気になり2回目の鑑賞。
絶叫上映はまさしく劇場ならではの体験で、映画館の新たな一面を見れて良かった。流行れ!
そのあと、関西凱旋舞台挨拶で3回目。
8月に開催されたオールナイト上映で4回目。
4回目?!この話も近々ーー。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
49日目、四十九日か。