『デッドストリーム』『Chime』|2024:映画の記録 vol.50
(前回はこちら)
はじめまして、京です。
早いもので、祝!vol.50!!
夏の東京旅行編・1日目その①
ある2つの目的のため久々の訪問となった東京。夜からの予定だったこともあり、せっかく東京に来たならと訪れた映画館で観た2作品をまずは。
さっそく今日も1日↓
『デッドストリーム』
"恐怖に笑いが勝った一作"
前半はまだしも、一度火がついたが最後、後半はほとんどのお客さんが、恐怖で驚くより笑っていたと思う。私もその1人。
もちろん怖いところもびっくりするところも多いんだけど、そんな主人公を取り巻く全てのシチュエーションが自業自得というのが、ホラーとコメディの均衡をちょうど良く保っている(?)。
少なくともシリアスになる瞬間はほぼなく、再起をかけた主人公の戦いといえば聞こえはいいが、それもこれも自業自得の賜物なのだから、どうしうもなく笑えてしまう。
あとは配信風の撮影形式(モキュメンタリー)も、安全圏から男の行く末を楽しむユーザーのひとりとして、作品の中に入れた気がして良かった。
『Chime』
"こべりついて離れない一作"
恐怖が濃縮還元された45分。
理路整然なんて言葉など存在しないと言わんばかりの展開で、こんな恐怖の形があるんだなと関心してしまった。
作品が終わった後も、チャイムの音とその恐怖がこべりつくように離れなかった。慣れない土地だと言うことあり、映画館を出てからしばらくは周りの人たちが不気味で仕方がなかった。
あとは、主人公・松岡を演じる吉岡睦雄さん、後で見て気づいたのだけど『あんのこと』での刑事役だった方か。日常に馴染んでるからこそ、より一層不気味さが際立っていた。
真夏(今は真冬だが)にピッタリなホラー2作。
どちらも新宿シネマカリテで鑑賞、文字数的に映画館紹介は次回へ!去年、初めて訪れた際に観た作品と共に番外編!!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
50日目、5本目!!