『アントマン』|2025:映画の記録 vol.1
(前回はこちら)
はじめまして、京です。
今年はMCU作品が熱いと言うことで、しばらく観ていなかったMCU作品たちを復習も兼ね久々に鑑賞していくことに。もう何週かしてるので、今回は順不同で観ていくぞい。
さっそく今日も1日↓
『アントマン』
"さすがに舐められすぎな一作"
まず観たことがない方は、今すぐ記事を読むのを一旦止めて、(マーベルのシリーズ作品、1作も観てない方でも観れるので)まずはこの作品を観ていただきたい!
そしたらこの意味が分かるはず!
こんなにも面白い作品だと言うのに、さすがに舐められすぎだと。評価も知名度も見合ってなさすぎるぞと。
まずは単体のヒーロー作品として、あまりにも完璧。キャラクターやその状況や設定の説明の巧みさが鮮やかそのもので、1回見れば全てのキャラクターとそのストーリーや設定が好きになれる。
さらにMCUの作品として観ても、過去のS.H.I.E.L.Dやファルコンの登場など世界観の拡張とサプライズを、MCUファンとしては十分楽しめるのに、そのうえで、それらが過去作を観てなくても楽しめる範囲なのが良い。(さらにそれが相互作用のように単体作品としての魅力を上げているのだから、言うことがない。)
まずはキャラクター。
コメディ作品だからこその親しみやすい特徴的なキャラクターたちで、全員がイイ奴なのが本当に大好き。(はじめヤな感じのマギーの再婚相手のパクストンもキャシーの父親として行動だと分かるし、キャシーを想うスコットの行動を見て考えを改めるのも良い)
そして、ストーリー。
スコットとキャシー、ハンクとホープ。2つの親子が互いに重ね合わせながら、それぞれの親子が過去の失敗と向き合い、その関係を再生していこうとする、とても心温まるストーリー。
あとはやはり、サイズを自在に変化できる設定。
顕著なのがバスタブのシーンとラストバトル。
まずはバスタブのシーンから、はじめてスーツを着て姿を縮めるスコット。広角のレンズで撮られたような大きく歪んだバスタブに、これからはじまる冒険への期待が詰まりに詰まっていてワクワクする。その後の蛇口の水が襲いかかってくるとこなんて、もう堪らないぐらいに最高。
そして、イエロージャケットとのラストバトル。
子供部屋でのおもちゃを利用した戦いが、作品の持ち味をフルに生かしてて最高。この設定の魅力は(さっきのバスタブのシーンも含め)、普段私たちが生活する中で目にする日常のアイテムが、大きくなったり小さくなったりして活躍していることにあるのだと思う。
ほんとは一緒に観た『アイアンマン』と同じ記事にするはずが、こんな文字数に。そんななわけで、明日は『アイアンマン』ーーMCUはじまりの一作。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
58日目
ちなみにMCUの推しは初代キャップとデッドプール、ミズ・マーベル。チームならガーディアンズの一強。