『ドクター・ストレンジ』|2025:映画の記録 vol.13
(前回はこちら)
はじめまして、京です。
ようやく始まった『御上先生』第1話を早速視聴。まだまだ謎が多くて、これからが楽しみなドラマって感じの1話だった。
教師のドラマは生徒役も要注目。最高の教師、VOID、イチともコンビと、近年色んな作品で見た新星が揃い踏みで熱い。
さっそく今日も1日↓
『ドクター・ストレンジ』
"何度見てもワクワクする作品"
MCUに魔法という可能性が到来した作品。
その魔法の表現もユニークで、序盤のアストラル界やミラーディメンションなんて、作品の引き込みにぴったり。とくにアストラル界の表現は、MoMやクアントマニアの量子世界の表現として見たかったぐらい不気味で魅力的。(あと、最後の無限に湧き出るジョッキを見たソーの表情がかわいい)
それら魔法の表現と映像体験としての格別さ。
ミラーディメンションでの戦いは何度見ても圧倒される。さらに作中のドルマムゥの強大な雰囲気(作り)と、それをも圧倒する力を誇るタイム・ストーンの表現が最高。
単体作品ならダントツ映画館で観れなかったことが悔やまれる作品。これとIW(EG)、アイアンマンは観てみたいんだけど、マーベル作品ってなかなか再上映されないんだよな。
このあたりの世界観を拡張しつつも、しっかりとした作品の独創性で、それぞれのヒーロー(キャラクター)を好きになれるような作品創りが本当に大好き。何度見てもワクワクする。
そして、そんな魅力的なキャラクター。
マスコット的で可愛いウォン、信条とそれ故の対立関係になっていくモルド、ストレンジの支えになってるクリスティーン、どのキャラクターも魅力的。
その中でもやっぱり、ストレンジ。
作品内で与えられた課題と成長が良い。
まずは、自らの手(技術)に対する執念。
改めて見てみると序盤はとくに手のカットが多い。単に手術のシーンだからとも思ったけど、自身の顔のカットより多いことから、彼にとって手術(技術)=自分なんだという執着が見て取れた。
ちょっとブレるけど、そんな手術シーンもホラー出身の監督だからこそ緊張感があって素晴らしい。
事故によりそんな手を失うことで、手術ができない自分には価値がないという不安(恐怖)に苛まれるという課題が生まれる。
そこからのエンシェント・ワンとの関係。
今は年長者(保護者)的な立ち回りが多いので、弟子としてのストレンジは懐かしさもあり、実にいい関係だったんだなと再実感。
そして、最期のメッセージ「我より人」
苛立ちもあり気づけなかったクリスティー(ヒロイン)の優しさに気づき、ヒーローになる王道展開。複雑で緻密な魔法の設定に対して、ストーリーは分かりすくド真ん中なのが良い味でてる。
そう言えば、ジョナサンが邪見にされたはずのストレンジにカマー・タージの場所を教えたのは、そういうことか。そう思うと、最後はかなり惜しい人を失ったのか。
何週目かだけど、まだまだ気づきがある。
ストレンジと言えば、3作目も気になるし『ミッドナイト・サンズ』でムーンナイトあたりと合流してくれると嬉しい。(てか、『ミッドナイト・サンズ』って予定にあったっけ?)
最後まで読んでいただきありがとうございます!
73日目
『御上先生』主題歌、ワンオクなん!!
謎多きドラマの一番のシークレットサプライズ。
ドラマ主題歌珍しすぎるし、カッコいい映像からも分かる、制作陣の本気さ。