『バットマン ビギンズ』『ダークナイト ライジング』|2024:映画の記録 vol.42
(前回はこちら)
はじめまして、京です。
もう何度目かになる『ダークナイト』を見終え、いつもその完璧さに感動して見ていなかった、前作と続編を。知ってたか?彼、2作目なんだぜ。
さっそく今日も1日↓
『バットマン ビギンズ』
"起動の一作"
いや、面白いんかい。
とくにブルースや彼を支えるキャラクターたちへの愛着は、この作品を鑑賞以前以後でかなり変わると思った。各キャラたちの出会い、それだけでもこの作品を観れて良かった。
バットマンのオリジンも日本(少なくともアジア)にルーツがあるというのは、日本人として嬉しかった。
あとはシリーズ通してにはなるけど、二段構えのヴィランの構造も面白かった。とくにスケアクロウ、ジョーカーという名ヴィランにこそ隠れているけど、作品ごとに趣が違う彼もまたシリーズの名(迷)ヴィランの1人だと思った。
てか2005年の作品なんや、前年のスパイダーマン2というすごい年代だ。
『ダークナイト ライジング』
"再起動の一作"
間違いなく不遇な作品。
個人的には愛する者と未来を託そうとした者を失った、ブルースがそれでも暗闇の中戦い続けることを決意した『ダークナイト』のラストが完璧だと思っていたので、やや蛇足にも感じた。
個人的にはラーズ・アル・グール関連に、シリーズを牽引するほど惹き込まれるものがないのが原因だと思った。だからこそ、独立した『ダークナイト』が目立っているのかなと。
だけど良いシーンは多くある映画だと思った。
とくに、奈落から這い上がりブルースが再起していく様は、シリーズ内でも最も力強くブルースのことを応援したくなる瞬間だと思った。
ラストは考察の余地がある良い最後だと思ったし、ロビンのファンサも続編構想があったにせよなかったにせよ心が躍った。
総括してしまうとやや不遇な2作。
ノーラン監督が意図的に作品の雰囲気(ジャンル)を変えたからこそ、シリーズではなく各作品の好みがはっきりと分かれるんだろうな。
我らがガン監督の『スーパーマン:レガシー』のPVも公開されたし、今後のDCには目が離せない。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
47日目
イブもクリスマスも関係ねぇ。