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<第177回> 「他社からスカウトが来ている」と、人事面談で言いました。
こんにちは、安斎響市です。
今日いただいた質問は、下記のようなものです。
会社の面談でキャリアについて、自分のキャリアはこれだと言い切りスカウトももらってるからキャリアアップできるところへ異動させてくれと言いましたが、煮え切らない返事でした。
キャリアが詰む恐怖を感じました。
社員にスカウトの声がかかっても危機感のない会社ってなんなんでしょうか?
※この週刊連載「安斎響市の転職相談室」(毎週土曜日更新)は、マシュマロというツールで募集した匿名の質問に対して、安斎響市が、徹底的に真面目に答えていくという企画です。
転職活動の心構えやテクニック、面接や企業選びの具体的な対策方法などについて、毎週1問、このnote記事で徹底解説していきます。
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えーと、なるほど。
会社の人事面談で「スカウトが来た」という話題を出したにも関わらず、配属希望を叶えてもらえるのかどうか不明瞭な反応をされて、会社に嫌気が差している、ということかなと思いました。
色々と検討要素はあるのですが、まず「冷静になった方が良い」です。
今日の記事では、転職エージェントからのスカウトに対する考え方、会社との交渉の仕方について、現代の転職市場を踏まえて詳しく解説します。
スカウトは、あまり当てにならない
まず、「スカウトは決して特別なものではない」ときちんと理解することが重要です。
転職市場が活発な現在、多くの企業や転職エージェントが「ダイレクトリクルーティング」という手法を用いて、多くの人にスカウトを送っています。
かつてはスカウトやヘッドハンティングは非常に希少で、選ばれた人だけが声をかけられるイメージがありましたが、今では広く一般的に行われています。場合によっては、同時に数百人・数千人単位に同時に送っているケースさえあるでしょう。
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