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山行初日の行動食にチーズバーガーがシンプルで良いという話(データも調べた)

悩ましい山の行動食。初日はマクドナルドのハンバーガーがシンプルで良いよ、という話。

ダブルチーズバーガーは457kcal

ジャンクフードの代表格とされるマックも、実は全製品の栄養成分を詳しくHPに掲載している。プルダウンからハンバーガー以外のサイドメニューやドリンクも調べられる。

ダブルチーズバーガーは457kcal、ビッグマックは530kcal。「倍シリーズ」だとビッグマックで700kcalを超えるものもある。朝マックの時間帯ではマックグリドルソーセージエッグが545kcalと高カロリーを誇る。個人的にはソーセージエッグマフィン(477kcal)を好んで食べている。ちなみにカップヌードルは351kcalなので、マックのエネルギー量は十分だろう。

手のひらサイズ

サイズ感は誰しも想像できると思う。
携行性に優れて食べやすい。ザック(筆者は山と道のMINI2を使用)のサイドポケットやフロントポケット、通常のザックの雨蓋などに収納可能で、大きめのヒップベルトのポケットにも入る。潰れても味はたいして変わらないし、潰れた場合の他の荷物の被害を避けるために「てりやき」など汁々しいものを選ばない手もある。あとビッグマックはお願いしたら箱ではなく紙で包んでくれる。
人とほとんどすれ違わないような道なら、歩きながらだって食べられるくらいだ(そんなに急ぐかどうかは別として)。食べたあとに出るゴミはくしゃくしゃになる包み紙だけ。

ハンバーガーは偉大

山での食事は質素になりがちだ。夕飯はカレーメシやカップヌードル、それにお菓子といった献立に私はなりやすい。行動食はナッツやチョコ、羊羹あたりが一般的だろう。その点、ハンバーガーはパンに肉にチーズに野菜とよりどりみどりの具材が入っている。ある程度温かいうちに食べれば、人間的な食事を摂っている実感がわく。
(余談も余談ですが、ハンバーガーの発明は本当に偉大という話があります。人は肉もパンも紀元前から主力の栄養源として摂っていました。ただ、パンに肉のパテを挟む、というハンバーガーが登場したのは1904年。たった120年前のことだそうです。サンドイッチ?知らん)

初日の行動食がシンプルに

未明に自宅を出発し、24h営業の朝マックに立ち寄る。たいていはドライブスルーなので時間はかからない。朝マックの時間帯だとマックグリドルのソーセージエッグ(545kcal)とソーセージエッグマフィン(477kcal)を買う。午前5時前だとまだ通常マックだったりするので、そのときはダブルチーズバーガー(457kcal)やビッグマック(530kcal)を選ぶ。
私の場合、8時間程度の行動で2つのハンバーガーと塩タブレット的なものだけで済ますケースが多い。足りてるのかどうか疑問だが、少なくとも空腹を感じずに行動できている。これで一日目の行動食計画を立てるのがとても楽になった。マック買っときゃいいか、と。
2日目以降にマックを摂ったことはない。なんとなく衛生面で抵抗があるからだ。一部界隈から指摘される”マックは腐らない”が真なら、問題なくイケるはずなのだが、どうなのだろうか。

【FYI】重さパフォーマンス(重パ)を調べた

上記に紹介したマクドナルドHPから1gあたりのカロリー(最右列)を計算した。

1グラムあたりのカロリーやタンパク質量を調べた。「ホットケーキシロップ」など特殊な食材は除いた。結果、高くても3kcal中盤くらいのスコアだった。
2kcal/g弱のおにぎりやウイダーインゼリーに勝り、行動食の王であるカロリーメイトやブラックサンダー(いずれも5kcal/g程度)には劣る。カロリー効率が最高というわけではないが、食事としての満足度が高いことを考慮すると十分な値ではないだろうか。純粋な行動食というよりも、手軽な昼飯と捉えると悪くない。不足しがちなタンパク質も結構ある。
マクドナルドHPにはカロリーやタンパク質だけでなく、食塩相当量や食物繊維、ビタミンB1やカリウムといった栄養素も掲載されている。こうした栄養素に詳しければ色々な分析ができるかもしれない。



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