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カワセミのコバルトブルーのその背中 私の宝物だよ、きらきら にぎやかなスズメのおしゃべり…
この風は過去と未来の通過点 熱田の杜で木漏れ日揺れる 目が覚めて自分の本音を知ったから 鳥…
手先から伝わる感覚確かめて 「これが私の天職だから」と プライドを心に秘めて黙々と 作り上…
今日だけは雨と一緒に泣きたくて 傘を差さずに空を見上げる 止みかけの雨粒ぽつぽつぽつぽつ…
中日新聞の歌壇に、私の詠んだ短歌が掲載されました。ありがとうございます。 【評】 植物園…
手紙書いたのはいいけど照れくさく やっぱり渡すのやめるか、なんてね 最後の日「お礼の手紙…
くすぶって止まっていた時の流れ あの子と出会い動き始めた 憧れのあの子を真似して髪型を 黒髪ボブにしちゃった私 髪型を真似してあの子になった気分 みなぎる勇気と少しの自信 髪型を変えたら気持ちも一変し 「今なら何でもできる」と信じる ようやく私も社会復帰できたよ 黒髪ボブをお守り代わりに 休日は真っ赤な口紅つけてみて あの子と同じおしゃれ番長 仕事に忙殺される日々の合間 あの子を想い「元気?」と呟く 気づいたらあれから六年過ぎし日を ふと振り返ってなびく黒髪
竹林のまんなか私は空見上げ さらさら浴びる白い光を 黙々と森の奥へと突き進み 心凪いだら一…
いつの日か再会できる夢を見て ボストンバッグに荷物詰め込む 遅咲きのさくらの下で約束を 不…
好き勝手何も知らない上司吠え 笑顔の裏で苛つく私 正しさはあなたと私で違うのに 井の中で鳴…
窓開けて吹き込む風は春の風 ページめくれる読みかけの本 冬過ぎてあなたの墓に花が咲く 旅立…