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【組織の活性化に悩む経営者は、まず何から手をつければよいのか??というお話。】

今日は3月決算の会社の年度末ということで、9stとしても簡単な振り返りを。9stとしては今年で7期目になりましたが、最近いただくお話は、採用ブランディングというより個別課題に対するオーダーメイドでのプランご提供が増えてきています。

その中で特に増えているのが、組織内コミュニケーションの活性化やミッション・バリューの浸透に関するもの。事業のフェーズが変わり、組織が肥大化する中で階層ごとのコミュニケーションが分断されたり、話が噛み合わなくなったり、意思疎通ができなくなったり、バリューに即さない行動をする社員が増えたり、会議で発言しない人が増えたり、もっというと経営会議で社長や特定の役員しか発言しなくなったり、といった課題。

個別の事例は省きますが一般化して話すと、これらの課題は、まず「持っている情報と解像度が異なること」によって生じます。持っている情報や解像度というのは、すごくおおまかにいうと

1.経済や市場に関する情報や解像度

2.提供している事業に関する情報や解像度

3.組織の歴史や文化、社員に関する情報や解像度

この3つです。この3つの情報や解像度が、組織が大きくなるにつれて各々どんどん合わなくなる。情報の量はもちろんのこと、解像度の差は目線の差に繋がるので、事象に対する重要性の認識が揃わず会話が噛み合わなくなる。結果、特に情報が少ない人、解像度が低い人から発言をしなくなる。

なので、コンサルで入らさせていただくときは、この3つの情報と解像度をどう埋めていくか、という話をします。で、それを埋める際に重要なのが、「話す順序」です。すなわち、伝えたいことを伝える前に、まずこの3つの情報や解像度を埋める話をして、そこから本題に入ることで組織活性を促すというもの。

これが会議活性のケースもあれば、組織全体のコミュニケーション活性化のための情報整備であったり、研修や定例の整理であったり、手段は様々です。ちなみに、心理的安全性の観点は一旦議論から除外しましたが、当然にその点についてもアプローチする必要はあります。この点も、必要に応じて同時に対処していきます。

もしこの辺の課題に来期から取り組みたいと思っていた会社さん。経営者さんがいたら、ご相談いただけると幸いです。


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