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デザイナーの引き出し

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デザイナー・デザインにまつわる記事のまとめ。
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#UI

Googleのデザイナーから学ぶ UI / UX デザイン 後編

前回の続きになります。 引き続き講座で学んだ、重要だと感じた箇所をメモしたものになります。 FigmaとProtoPieで行うアプリの模写ライトモードとダークモードのVariable作成 講義の初めは模写から始まり、ライトモード、ダークモードの変数管理についてデザインしました。 まずVariableを指定し、デザインで使用したColorがVariableで指定したカラーに変更できているか確認します。 ProtoPieでプロトタイプを作成 スクロールアクションを追加

【海外記事】AirbnbがUXデザイン界のリーダーとなるまで2

本日もこちらの記事を取り上げます。画像も以下から引用しています。 前回はAirbnbの創立から最初のスマホアプリリリースまでを見てきました。今回はその続きの話になります。 本日もよろしくお願いいたします。 彼らの初めての飛躍-"Belo"あらゆる企業が何年もビジネスを行っていく中で方針転換を行っていますが、Airbnbにとって大きな変化をもたらしたのは大規模なリデザインでした。 "Belo"シンボルはAirbnbが業界のリーダーとなって以来、ポップカルチャーの中のアイ

その状態のデザイン考えてなかった! UI Stackってナニ

アプリの画面をデザインする際、エンジニアさんに 「なにも登録データがない場合、どう表示しますか」「選択したときの状態ってどんなデザインですか」などと聞かれて 「ウワア考えてなかったすみません、今作ります。。」 (なんて自分はポンコツなんだ、、ウウウ) と、なりたくないですよね。 UI Stackは👆のような状況を回避するのに便利で大事な考え方だと思ったので、言葉の意味を知らない方はぜひ読んでってください! UI Stack アメリカのプロダクトデザイナー Scott H

知識0から、ちょっとUIデザインに詳しくなるnote

月イチで大阪京橋のQUINTBRIDGEという施設で無料のデザイン勉強会「モグモグデザイン」という取り組みをしているのですが、その勉強会で話した内容をChatGPTを駆使してnoteにも展開しています。全8回の第6回目です。 前回は、「UIデザインってそもそも何なの?」という概論的な説明と、UIデザイン未導入の組織の中でみんなでデザインを始めてみるための施策(プロトタイピングとユーザビリティ評価)を話しました。 今回はサービス、プロダクト開発において、デザイナーではない人

Yahoo!ショッピングのバナーガイドラインを作成し、CTR128%カイゼンしたお話

こんにちは、Yahoo!ショッピング UI/UXデザイナーのあさみ(@lqqoos)です。 今回は少し前に行った、バナーのクリエイティブカイゼンのお話をさせてください。 カイゼンの対象となった場所は、Yahoo!ショッピングのトップページに表示されているこちらのバナーです。 こちらのバナーはパソコンウェブ・スマートフォンウェブ・iOSアプリ・Androidアプリ共通で表示する仕組みになっており、Yahoo!ショッピングに訪れる誰もがみる場所です。 いわば「Yahoo!ショ

お金に新しい自由を。メルペイスマートマネーのデザイン記録。

こんにちは、デザイナーの東野です。 今回は、2021年8月にリリースされたメルペイスマートマネーのデザインについて、サービスがリリースされるまでの道のりを紹介します。 メルペイスマートマネーとはメルカリにおける利用実績等を元に金利・利用限度額が決まり、メルカリアプリで申し込みと利用が完結する少額融資サービスです。 利用後、メルカリのポイントや売上金で返すことができ、月々の返済日・返済額等の返済プランをいつでも変更できます。 借りることから始まる新しいお金のサイクル、お客さ

デザインに活かせるフレームワーク20

久しぶりのnote投稿です。今回は自分の勉強がてら、UX・情報設計・アジャイル開発など、デザインに関わる様々な局面で知っておくと役立つフレームワークを集めてみました。 有名なものからデザイン以外にも使えそうなものまで幅広く選んでいますので、気になるものがあれば改めて実作業に生かすなり、掘り下げて研究するなり、資料に生かすなりしてもらえると良いのではないかと思います。 (ちなみにここでいう「フレームワーク」とは共通して用いることのできる考え方や思考の型や枠のようなもので、いわ

効率的なUI制作のために、旗を立てよう

ゲームのUIデザイナーのkogeです。 今回は、初心者の時によくつまづいたUI制作の流れについて書きたいと思います。 ■UI制作はトラブルだらけ…なぜか? UI制作ってなかなか一筋縄じゃいかないですよね。 UIを制作するフローはチームごとにだいぶ違うと思います。 例えば 仕様書をもらった際そこにレイアウト案も書いてあれば、 とりあえず仕様書の通りにデザインを作ろう  というのはよくある流れだと思います。 しかしそうやって仕様書通りにUIを作ると、ざっくり下記のような

13年続いた「つくれぽ」をリニューアルした話

はじめまして、こんにちは。クックパッドデザイナーの久保坂 美咲(@misaaa09)です。 クックパッドは中学生の頃から使っていて、料理が好きになったきっかけを与えてくれたクックパッドが大好きで2016年に新卒社員として入社しました。 そんなクックパッドに入社して4年目、先日クックパッドのiOSアプリでサービス初期の頃から続いていた「つくれぽ」機能のリニューアルを行いました。今日はそのリニューアル後のつくれぽの紹介と、デザインプロセスについてご紹介したいと思います。

5段階モデルのStructure(構造)デザインの実践

この記事は Goodpatch UI Design Advent Calendar 2018の4日目の記事です。 前回は、usagimaruによる結局、画面とはどこなのかでした。また、この記事の前段としてソフトウェア開発に関わる「●●デザイン」の分類を読んでいただけると幸いです。 この記事では、私がデザイナーとして関わったプロジェクトでデザインガイドラインを作成した話を元にギャレットの5段階モデルに記述されている構造層においてデザイナーが何をするのか。というのを個人の経験か