子どもの好奇心、子どもたちの可能性
~イエナ式!おうち探究塾~
(実践中!)
といいながらも、探究というのは奥が深いものです。子どもたちの好奇心旺盛や発見、生まれる疑問は無限大✧*。その可能性を日々どのくらい汲み取ってあげていられるだろうか。。。汲み取ってもまた更に新たな発見、探究に繋がるように誘惑しなければならないノン(ง ˙˘˙ )วノン
今回はそんな私のもう一押し足りなかった子どもたちへの誘惑についてお話します。
バルーンアートの飛行機は飛ぶの?
前回の私のブログをみてもらうと、その事も取り上げているので(みてね👀⭐️)息子のふとした疑問が今回もありました。私はバルーンアートは風船を色んな形にアレンジしたものなのでその疑問は全く生まれなかったので、本当に子どもたちの目は澄んだ空みたいで素敵だなと感心してしまいました。
「そうしたらさ、外で飛ばしてみようか!」とあえて答えはすぐ出さずに飛ばしましたが、風がないところは当然、ある所も飛ぶと言うより風邪に少し踊らされてる感じで地面をコロコロ。
「ひこうき、とばないねー」と出先と言うこともあり、その疑問は一旦そこで終わりました。
そして、数日後家にある空気清浄機のいちばん強い風をつかって、子どもたちは見事にバルーンアートの飛行機を天井に届くように飛ばしてはしゃいでいました。自分たちで風船の飛行機を飛ばすところまで遊びながら、たまたまですが答えを持っていっていました。
そこからの問いや探究
普通であれば、この話はここで終わり!となると思いますが、実はこれこそが入り口に過ぎなかったそうで、子どもたちが自分でバルーンアートへの答えを見つけた、楽しそうだな、、で放っておくと好奇心はここで終わりなのだそうです。中には元から探究意欲があって自分なりに観察したり調べたりする子もいるかもしれませんが、大体の子はここで終わってしまうのだそう。
では、ここでどんな刺激(親からの誘惑)を子どもたちに与えたら良いでしょうか?
例えば、外の風ではなぜ飛ばなかったのに空気清浄機の風では飛んだのでしょうか?
外の風は冬だとある程度高いところでないと風は上から下向きに吹いている。空気清浄機の風は常に機械から、上に向かって吹いている。つまり上昇気流に風船が上手く乗って天井に押し上げられる。
なので、子どもたちに風の違いについて探究して欲しいなーと親が思ったら、「外の風と空気清浄機の風は何が違うのかな?風さんに聞いてみて!」と促すとまた外に行ったり部屋に入ったりして風の吹き方がどう違うか自分たちで答えまで考えようとします。ある程度答えが分かってくると今度は「外の風は一年中こんな吹き方なのかな?」と促すと一年を通して風の吹き方について探究し始めると思います。息子は他にもこんなことを空気清浄機の風でしていました。
算数の計りに繋がる問い
普通の丸い風船を飛ばして遊んでいたかと思うと、今度はその風船に洗濯ばさみを挟んで飛ばしていました。「見て!上までいかないで真ん中で浮いてる!」とまた興奮していました。私はこれが楽しいのだなとまた見逃してしまいましたが、ここで「小さな磁石つけてみたら途中でとまるかな?途中で浮いてる洗濯ばさみの重さって天井まで風船がとばないのと関係あるのかな?」また誘惑して風船につけて飛ばしてみてどれならどのくらい浮いて、どれは浮かないとしたら算数の計りの探究になるのだそう。学びって本当に奥深いと思ったし、忙しい子育て中には見落としがちだなと反省しました。
子どもの好奇心を親がすくって誘惑することで
世界で最初に飛行機を発明したライト兄弟も子どもがもつ好奇心や疑問をきっかけに発明しました。内容としてはうちの息子の問に近かったのかも知れません。好奇心をもつには子ども時代の遊びというのは本当に大切な時間です。子どもたちは学びのチカラを元々備えています。そこを親が刺激するかしないかだと日々感じています。アインシュタインも私の好奇心の妨げとなったのは学校と言い残してるように今一度、どんなことを学べば自然に子どもたちが楽しく自分の喜ぶ学びが出来るか考え直さなければならないと感じました。
お家で世界一子どもの幸福度の高い国オランダの教育イエナプランをおうち塾としてイエナ式で紹介してますので、このような気付きを書いていけたらと思ってます😊