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#聞いたよ20歳 vol.79 城戸 圭一郎さんへ


聞いてよ20歳!


20歳に伝えたい文章を1000字以上で投稿するコンテスト。応募作品に対しての感想を投稿する、それが聞いたよ20歳!です。



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79.先に大人になった人たち


城戸さんは私たち20代に向けて、「予想できなかったこと」と「予想できたこと」を具体的に伝えてくださいました。

見直さなければならない大切なことを、深く教えていただけました。


 ひとつめ。予想できなかったこと。

 先に大人になった私たちは、スマートフォンの出現を予想できませんでした。不思議ですよね。世に広めたのはスティーブ・ジョブズで、先に大人になったおじさんです。でも彼以外の誰も、予想できませんでした。スマートフォンの存在しない2020年をイメージしていました。
 だから、いまの20歳が抱えている悩みを、私たちは想像できないんです。


 ふたつめ。予想できたこと。
 まず少子化です。(中略)30年もあれば、打てる対策は様々あったはずですが、先に大人になった人たちは、なにもしませんでした。
 そして気候変動です。(中略)もちろん無為無策だったわけではありませが、効果的な対策をとろうとすると経済界が反対するので、折衷案しか実践しませんでした。


 先に大人になったわたしたちなんて、こんなものです。

 予想できなかったことは、予想できなかったですし。
 予想できたことに対しても、なにもしなかったんです。


大人はなぜ、予想できた問題ごとを解決しようとしないんでしょうか、なんて思ってしまいますが、まだ子どものような考え方だから言えるのかもしれません。

私もきっと、何年経とうが「向き合いたくない問題」は向き合いたくないですし、「面倒なことはきっと誰かがやってくれる」という思考になりそうな気がします。

きっと人間の本能なんじゃないでしょうか。

と、言ってしまえば解決策が見つかりませんよね。少子化も、地球温暖化も、180度回転するような施策を出しても変わらない大きな問題です。

今まで上の世代の大人が引っ張り続けた問題を、私たちが解決しなければいけません。

城戸さんの作品を読んで、本気で世界を変えたいと行動している大人って、今どれくらいいるのでしょうか?と疑問を感じました。本気で変えたい思いは、どこからやってくるのでしょうか。


本能のまま過ごしてヤバイ所に行き着くか、少しでも明るい未来を描いていくか。真剣に考えて、行動しなければなりませんね。



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城戸さんが伝えてくださった「予想できなかったこと」と「予想できたこと」につて、皆さんはどう思いますか。

 皆さんが生きていく2060年の地球には、先に大人になった人たちはほとんどいません。つまり2060年の皆さんのことなんて、考えている大人たちはいないと思っていいでしょう。考えているフリをしているだけです。

予想できなかったことに、絶望しますか?それとも希望を見つけますか?

そして、予想できることに向かってあなたは何をするべきですか?

問題の大小は関係なく、「動くか、動かないか」の違いです。考えて、行動するだけで、生きる景色が変わってくるんじゃないかと思いました。



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