#聞いたよ20歳 vol.36 マリナ油森さんへ
聞いてよ20歳!
20歳に伝えたい文章を1000字以上で投稿するコンテスト。応募作品に対しての感想を投稿する、それが聞いたよ20歳!です。
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36.跳べたことを自慢するな、いい仕事を自慢しろ
まさかマリナさんから仕事論を聞けるなんて!
きっと「働く」ことについてお悩みの人が多い世代だろうから仕事論でもかましておきましょうか。
「仕事論」ってなんかお堅いイメージがあるじゃないですか。
でも全然知らない著名人から「仕事論」を聞くより、マリナさんからのお言葉のほうが確実に響くなあと、じっくり読んでいくうちにそう感じました。
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20歳のころ、映画の撮影所でアルバイトをしていました。
商業映画の撮影所なので役者さんも監督さんも著名人です。 一緒にバイトをしていた仲間の中には有名人を見てのぼせ上がってしまう人もいましたが、そういうことをするのはなんだかダサい気がして私はとにかく粛々と仕事をしました。
すごいバイト経験をされてたんですね。純粋にうらやましいです。マリナさんはどういう経緯で映画の撮影所でアルバイトされたのでしょうか?(質問)。
私はあまりバイトをせずに社会人になってしまったので、大学生ってこういう経験ができるチャンスがいっぱいあって嫉妬しちゃいます。
私はライブが好きなので、名の知れた音楽フェスのバイトをしたかったのが正直なとこ。でも小さなフェスには自分からボランティアに参加しているので、いずれは大きなフェスにも携わってみたいなあ。とも時々思います。
私もボランティアに参加して思ったことは、ボランティアだからと言って気を抜かずに黙々と作業すること。出演者さんの邪魔(?)はしないこと。目の前の仕事を全力でこなしていました。
このスタンス、本当に大事ですよね。改めて肝に銘じました。
大学卒業後、そのまま撮影所で働く選択肢もありましたが私はIT企業に就職しました。会社で数年働いて思いましたが、会社でも撮影所でも「できる人の仕事のやり方」は一緒です。
これぞ説得力・・・!!どんな環境の20歳の人にも自信が持てる気がします。
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自分の肩書きがなんであれ、すべきことに対していい仕事をすることが幸せにつながるんじゃないかな。
世間にデッカく爪痕を残したい人は生き馬の目を抜くような環境で食らいつけばいいし、マイペースに心穏やかに過ごしたい人は自分にとって心地良い環境を作ることに力を注げばいい。
正座して、背筋伸ばして、しっかり焼き付けたい文章です。真摯に仕事論を語ってくださることがどれだけ嬉しいことでしょう。
SNSなどで、華やかな仕事は誰でもドンドン前に出てくることができますよね。ぴょんって跳ぶだけで自慢できる環境がありますよね。でもそれだけでは自分のためにはならない。
1万個のいいねも、1万回の再生回数も、そこが一番じゃない。
自分の選択した仕事に対して粛々とこなしたか、そこが一番大事であって。
もっぱらSNS大好きなミレニアル世代の私ですけど、何年経ってもこれだけは揺るがない気持ちでいたいと思いました。
…ていうかあのですね、正直マリナさんの作品全部引用したいくらい真摯な作品で好きなんです。ドンピシャを突いてきて響く人多いんじゃないでしょうか。
コロコロウイルス騒ぎで就活に混雑している同級生が出てきそうなのですが、もしちょっと道に迷ったらぜひマリナさんの作品を読んでください。私を含めです。
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