景色を追いかける
濃い色合いが好きだ
お祭りの風景も好きだ
だけど踊る事はできないんだよなぁ
集団の中で目立ちたいのに
目立つのが苦手で
少年から大人になってゆく
無理に自己主張をすることはない
そんな時に出会ったのはSNS
思ったこと感じたことを
そのまま載せたら
意外と人が振り向いてくれて
それから四半世紀の間に
何度もSNSをやったり
かといえば、全くやらなかったり
愛想笑いが嫌いだ。
SNSでもそうだな。
人の記事でも自分の記事でも
歯が浮くようなコメントを読むと胡散臭い
そういえば、大学入学時
フレッシュマンキャンプ
あの空気感も苦手だった
妙に生暖かいというのかな
嫌いじゃないけどむずがゆい
言葉を沢山覚えた
それは俺と同じように
名前も知られていない無名人
何気なく飛び出した誰かの記事の言葉
「景色を追いかける」
刺さったんだよな
馬鹿臭いけどググってみたりした
そうしたら出てこない
大切なものはなにかな
言葉を1つ1つ、いちいちググるんだよね
素敵な言葉は何気ない日常に多く隠されている
時々凄いプロファイラーみたいな
なんでわかるの?と言われることがある
1人や2人じゃないから
きっと俺は行間を読む人を
自称していい気がするな
そうやって歩き続けてたら
人生はもう夕暮れどきだな
少しは反射の撮り方は上手くなったかな
だがまだ終わりじゃない
きっとまだ見てない景色がある
まだまだ景色を追いかける
追いかける事をやめたらいけないんだよ
心は人生の色彩を見るためにあるからさ
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