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MLBトレードデッドライン前に注目すべき選手たちナショナルリーグ中地区リリーフ投手編

こんにちは、コーラの株主です。

トレードデッドライン前に注目選手を紹介する企画
今回は、ナショナル・リーグ中地区リリーフ投手編やっていきます。
(成績は5月22日現在)


・シカゴ・カブス

・ブラッド・ボックスバーガー   34歳  右右
メジャー12年のキャリアで500試合以上の登板数を誇る経験豊富なベテランリリーフ右腕。クローザーとしての経験も持ち、シーズン30セーブ以上2回と、実績は抜群です。平均球速は92マイルであまり速くはありませんが、回転数の多いファストボールとスライダー、チェンジアップのコンビネーションで多くの三振を奪っていく投球スタイルです。ただし、今シーズンは17試合の登板で成績が振るわず、ERA5.52、FIP6.22と不調に陥り、現在はILリスト入りしています。
今シーズン成績:17試合0勝1敗 ERA:5.52 FIP:6.22 IP:14.2 SO9:8.0

・シンシナティ・レッズ

・ルーカス・シムズ   29歳  右右
多彩な役割をこなせるリリーフ右腕。彼は先発投手としての経験もあり、幅広い役割を担うことができます。彼の投球スタイルは変化球を中心に据えたもので、特にスライダーの投球割合が最も高く、カーブや4シームも駆使して打者を制圧します。今シーズンは、14試合に登板し、ERA3.55、奪三振率11.4という素晴らしい成績を残しています。彼は25年のフリーエージェントとなりますが、彼を獲得すれば低年俸で1年半保有ができることもメリットになります。
今シーズン成績:14試合1勝0敗 ERA:3.55 FIP:3.61 IP:12.2 SO9:11.4

・バック・ファーマー   32歳  右左
メジャーリーグで10年のキャリアを誇るベテランリリーバー。昨シーズンからレッズに加入し、44試合に登板し、ERA3.83、奪三振率10.3という成績を残し、レッズのブルペンを支えました。今シーズンもここまで20試合に登板し、ERA3.22と好調をキープしています。得意球はスライダーで、4シームやチェンジアップと巧みに組み合わせながら打者を抑え込んでいきます。
今シーズン成績:20試合0勝3敗 ERA:3.22 FIP:4.37 IP:22.1 SO9:8.5

・ミルウォーキー・ブリュワーズ

・デビン・ウィリアムズ   28歳  右右
ブリュワーズのエースリリーバーであり、クローザーも務める。難攻不落のチェンジアップ"エアベンダー"は3年連続で空振り/スイング率が40%以上という驚異的な数字を誇ります。また、彼のファストボールも高品質で、メジャーリーグでも攻略の難しさは屈指。ブリュワーズが再建に舵を切らない限り、彼が市場に出ることはなさそう。
今シーズン成績:15試合3勝0敗7セーブ ERA:0.59 FIP:2.84 IP:15.1 SO9:11.2

・ホビー・ミルナー   32歳  左左
昨シーズン、自身最多の67試合に登板したサイドスロー左腕。彼はシンカー、カーブ、4シーム、チェンジアップなどの多彩な球種を使い、ボールを低めに集めてゴロアウトを量産する技巧派です。今シーズンも20試合に登板し、ブリュワーズのブルペンを支えています。現在のERAは4.15。FAは25年オフ。
今シーズン成績:20試合0勝0敗 ERA:4.15 FIP:4.79 IP:17.1 SO9:7.3

・マット・ブッシュ   37歳  右右
元全体1位指名の大ベテラン右腕。彼は若い頃の素行の悪さもあり、現在37歳ですが、メジャーキャリアは6年になります。昨シーズンはレンジャーズとブリュワーズの2チームで合計65試合に登板し、ERAは3.47でした。しかし、今シーズンは9試合の登板でERA8.22と成績が低迷しています。現在はILリスト入り中です。FAは24年オフの予定。
今シーズン成績:9試合0勝1敗1セーブ ERA:8.22 FIP:10.34 IP:7.2 SO9:9.4

・ピッツバーグ・パイレーツ

・ロバート・スティーブンソン   30歳  右右
好調なパイレーツをブルペンで支えるリリーフ右腕。最速100マイルのファストボールを武器に、スプリット、スライダー、カーブなどの変化球も駆使して打者を抑え込んでいく投球スタイル。今シーズンでは15試合に登板し、ERAは4.50です。もしパイレーツが売り手に回る場合、彼は高い確率で放出されることになりそう。
今シーズン成績:15試合0勝2敗 ERA:4.50 FIP:5.04 IP:12.0 SO9:9.8

・セントルイス・カージナルス

・クリス・ストラットン   32歳  右右
メジャーキャリア8年で4チームを渡り歩くジャーニーマン。昨シーズンからカージナルスに加入し、20試合に登板してERA2.78という素晴らしい成績を残しました。現在のシーズンでは17試合に登板し、ERAは3.91とまずまずの数字です。彼の投球スタイルは、回転数の多いファストボールとカーブを軸に、時折スライダーやチェンジアップを織り交ぜながら打者を抑え込んでいます。彼は経験豊富な投手であり、チームに安定感をもたらすことが可能です。
今シーズン成績:17試合1勝0敗 ERA:3.91 FIP:2.86 IP:25.1 SO9:9.2

・ジョーダン・ヒックス   26歳  右右
カージナルスが誇る若き剛腕投手。昨シーズンは先発投手にもチャレンジしましたが、結果が振るわず途中でブルペンに戻されました。今シーズンは開幕からブルペンでの起用となり、19試合に登板していますが、ERAは5.03と成績が低調です。彼の最大の武器は平均球速101マイルのファストボールであり、その力は素晴らしいものの成績への反映がまだ見られていない印象があります。制球力の向上に取り組むことで、メジャーリーグを代表するリリーバーになるポテンシャルを持っています。
今シーズン成績:19試合0勝3敗 ERA:5.03 FIP:4.26 IP:19.2 SO9:14.6

いかがだったでしょうか。
次回は、ナショナル・リーグ西地区リリーフ投手編を予定しております。
ぜひまた遊びにきてください。




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