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米津玄師と文学全集

はじめに

米津玄師さんをこの頃好きになったわたくし。インタビュー記事やTVでの米津さんのコメントを見ているとその語彙力の高さにびっくり。その語彙力はどこからきているのだろう。移動中などに読むという「本」の影響は少なからずあるのではなかろうか?と思っていた矢先Twitterでこんな投稿を発見。

私は、''米津玄師 2025 TOUR JUNK ''にて1月23日横浜アリーナで開催されるLIVEに行けることになっているので、このイベントに足を運ぶのはその時のお楽しみにしようと思っていましたが、どんな本が売ってあるのか気になってしまいめちゃめちゃググってしまいました(笑)その結果、米津さんがインタビューやTwitterなどで過去に紹介した本や漫画などかなり数があったので、自分用にも今回全部まとめちゃいます!今後また米津さんがおすすめされた本があればまた更新していきますね。


米津玄師と文学

『我が愛する詩人の伝説』

「各詩人の人がらから潜って往って、詩を解くより外に私に方針はなかった。私はそのようにして書き、これに間違いないことを知った」。藤村、光太郎、暮鳥、白秋、朔太郎から釈迢空、千家元麿、百田宗治、堀辰雄、津村信夫、立原道造まで。親交のあった十一名の詩人の生身の姿と、その言葉に託した詩魂を優しく照射しいまなお深く胸を打つ毎日出版文化賞受賞の名作。

『宮沢賢治詩集』

宮沢賢治の詩は、その圧倒的に豊富なイメージと斬新な語彙で、人々に新鮮な驚異を与えてきた。三十七年を多彩に生き急いだ彼は、常に自己の内奥に修羅を見据える。その熱いモノロオグは、山野を跋渉し森羅万象と交響して生起した心象のスケッチから生命を得、たゆまぬ推敲・改作をへて眼前の形に昇華されたのだ。賢治の詩の世界のエッセンスとして慎重に抽出された132篇を収録。詳細な注解を付す。

『銀河鉄道の夜』

ケンタウル祭の夜、銀河鉄道に乗って旅立ったジョ バンニとカムパネルラの悲しくも美しい夏の夜を幻 想的に描き、宮沢賢治の最高傑作とも称される表題 作「銀河鉄道の 夜」。四郎とかん子の兄妹が小狐紺 三郎に招かれた幻灯会の入場資格は十歳以下。キッ クキックトントンの足拍子も軽やかに、映し出され る三本の幻灯……。冬のひ と夜の心温まる交流を描 く「雪渡り」。二篇の童話に、病床で書きとめた最 後の願いの絶唱「雨ニモマケズ」を併録した、オリジナル作品集。

『注文の多い料理店』

二人の紳士が訪れた山奥の料理店「山猫軒」。扉を開けると、「当軒は注文の多い料理店です」の注意書きが。岩手県花巻の畑や森、その神秘のなかで育まれた九つの物語からなる童話集を、当時の挿絵付きで。

『春と修羅』

宮沢賢治の制作した口語詩。心象スケッチ集。
賢治の生前に唯一刊行された詩集として知られる。
宗教性と宇宙的感覚とが交響する世界を、独創的な語法でうたう。
賢治は自分を修羅として感じている。
修羅はインドの仏教文化の中でアスラと呼ばれ、
仏教の神と戦って地下世界へ追いやられた堕天使としてイメージされている。賢治が捕らえていた修羅の姿とは、煩悩にさいなまれている姿である―。

妹トシの臨終『永訣の朝』一連が最も有名。
詩人草野心平に日本詩壇の天才と言わしめた詩集

『山椒魚』

老成と若さの不思議な混淆、これを貫くのは豊かな詩精神。飄々として明るく踉々として暗い。本書は初期の短編より代表作を収める短編集である。岩屋の中に棲んでいるうちに体が大きくなり外へ出られなくなった山椒魚の狼狽、かなしみのさまをユーモラスに描く処女作「山椒魚」、大空への旅の誘いを抒情的に描いた「屋根の上のサワン」ほか「朽助のいる谷間」など12編。

『何者』

想像力が足りない人ほど、他人に想像力を求める。

就活対策のため、拓人は同居人の光太郎や留学帰りの瑞月、理香らと集まるようになるが――。衝撃のラストが襲いかかる戦後最年少の直木賞受賞作。

就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。

『厄除け詩集』

そこはかとなきおかしみに幽愁を秘めた「なだれ」「つくだ煮の小魚」「歳末閑居」「寒夜母を思ふ」等の初期詩篇。“ハナニアラシノタトヘモアルゾ「サヨナラ」ダケガ人生ダ”の名訳で知られる「勧酒」「復愁」「静夜思」「田舎春望」等闊達自在有情に充ちた漢詩訳。深遠な詩魂溢れる「黒い蝶」「蟻地獄(コンコンの唄)」等魅了してやまぬ井伏鱒二の詩精神。4部構成の『厄除け詩集』。

『茨木のり子詩集』

青春を戦争の渦中に過ごした若い女性の、くやしさと、それゆえの、未来への夢。スパッと歯切れのいい言葉が断言的に出てくる、主張のある詩、論理の詩。ときには初々しく震え、またときには凛として顔を上げる。素直な表現で、人を励まし奮い立たせてくれる、「現代詩の長女」茨木のり子のエッセンス。(対談=大岡信、解説=小池昌代)

『一握の砂・悲しき玩具』

啄木の処女歌集であり「我を愛する歌」で始まる『一握の砂』は、甘い抒情にのった自己哀惜の歌を多く含み、第二歌集の『悲しき玩具』は、切迫した生活感情を、虚無的な暗さを伴って吐露したものを多く含む。
貧困と孤独にあえぎながらも、文学への情熱を失わず、歌壇に新風を吹きこんだ啄木の代表作を、彼の最もよき理解者であり、同郷の友でもある金田一京助の編集によって収める。

『中原中也詩集』

2007年は中原中也生誕百年、没後70年の記念すべき年。中原中也の詩業が全て見渡せる、文庫で初の画期的1冊本全詩集が誕生。この1冊で、詩人として生き、詩人として逝った新しい中也が発見できる。

『二十億光年の孤独』

ひとりの少年が1対1で宇宙と向き合い生まれた、言葉のひとつぶひとつぶ。青春の孤独と未来を見つめ、今なお愛され続ける詩人の原点を英訳付の二カ国語版で初文庫化。著者18歳の時の自筆ノートを(一部)特別収録。

『山頭火句集』

家を捨て、妻子とも別れ、俗世の一切から放たれて、「行乞流転の旅」の日々を、一行の俳句に託すしかなかった山頭火。
うしろすがたのしぐれる放浪の俳人の全容を伝える一巻選集!
自選句集「草木塔」を中心に、作者の境涯を象徴する随筆も精選収録する。

『三四郎』

明治期の文学者、夏目漱石の長編小説。初出は「東京朝日新聞」「大阪朝日新聞」[1909(明治42)年]。続いて書かれた「それから」「門」とあわせて前期三部作とされる。主人公の三四郎は母のいる九州の田舎から東京に出て、大学で学問や思想の深い世界に触れる。またミステリアスな美禰子との恋愛で「迷える羊」としての自分を自覚していく青春小説。「無意識の偽善家」として描かれた美禰子は森田草平と心中未遂を演じた平塚らいてうがモデルだという説がある。森鴎外はこの小説に触発されて「青年」を書いた。

『歌うクジラ』

2022年クリスマスイブ、ハワイ沖の海底で、グレゴリオ聖歌の旋律を正確に繰り返し歌うザトウクジラが発見された。
細胞を分析した結果、そのクジラは 1400歳を超えていることがわかった。
このクジラの遺伝子を解析することにより、人類はついに不老不死に関わる遺伝子を特定する。
その魔法のような遺伝子は、"Singing Whale" 、「歌うクジラ」と呼ばれるようになった。
それから100年後。あらゆる階層において棲み分けが完成し、「理想社会」と呼ばれていた日本。
分断された最下層区域である「新出島」から、アキラという一人の少年が、脱出をはかろうとしていた。
アキラは、処刑されることになった父から、不老不死遺伝子「歌うクジラ」に関する重要な秘密を託されたのだった。
秘密情報を書き込んだチップを体内に埋め込み、最上層施設に住むある人物に届けるための、アキラの旅がはじまった……。

『パリの砂漠、東京の蜃気楼』

一歳と四歳の娘を連れ、周囲に無謀だと言われながら始めたフランスでの母子生活。パリで暮らし六年、次第に近づいてくる死の影から逃れるように決意した、突然の帰国。夫との断絶の中でフェスと仕事に混迷する、帰国後の東京での毎日。ずっと泣きそうだった。辛かった。寂しかった。幸せだった──。二つの対照的な都市を舞台に、生きることに手を伸ばし続けた日々を綴る、著者初のエッセイ集。

『君のクイズ』

『Q-1グランプリ』決勝戦。クイズプレーヤー三島玲央は、対戦相手・本庄の不可解な正答をいぶかしむ。彼はなぜ正答できたのか? 真相解明のため彼について調べ決勝を1問ずつ振り返る三島は──。一気読み必至! 鬼才の放つ唯一無二のクイズ小説。

『みどりのいせき』

このままじゃ不登校んなるなぁと思いながら、僕は小学生の時にバッテリーを組んでた一個下の春と再会した。
そしたら一瞬にして、僕は怪しい闇バイトに巻き込まれ始めた……。
でも、見たり聞いたりした世界が全てじゃなくって、その裏には、というか普通の人が合わせるピントの外側にはまったく知らない世界がぼやけて広がってた──。

『アンソロジー 死神』

全人類にとって永遠の謎である死。冥界へと導く、ミステリアスな存在である死神は、落語や漫画、文学の世界でもさまざまに暗躍してきた。円朝の創作落語の元になったとされるグリム童話「死神の名づけ親」。アラルコン「背の高い女」、小山内薫「色の褪めた女」。織田作之助の未完の名作から、水木しげる「死神のささやき」、つのだじろう「死神の涙」まで。――時代やジャンルを超えた傑作が集結。待望の文庫オリジナル。

『わたしを離さないで』

カズオ・イシグロのベストセラー小説。劇場ロングランヒットを記録した、あまりにも儚く切ない衝撃作! 命を"提供"するために、彼らは生まれた――

『日々の泡』

愛を語り、友情を交わし、人生の夢を追う、三組の恋人たち――純情無垢のコランと彼の繊細な恋人のクロエ。愛するシックを魅了し狂わせる思想家の殺害をもくろむ情熱の女アリーズ。料理のアーティストのニコラと彼のキュートな恋人のイジス。人生の不条理への怒りと自由奔放な幻想を結晶させた永遠の青春小説。「20世紀の恋愛小説中もっとも悲痛な小説」と評される最高傑作。

『うたかたの日々』

うたかたの日々』の日本語題もある。パリに暮らす若者たちを描いた青春小説だが、現実にはありえない幻想的な出来事が頻発したり、SF的なアイテムが登場するなど、奔放なイマジネーションによって彩られた、独特のリアリズムで描かれている。

『ブレーメンの音楽隊』

飼い主に見放されたろばといぬとねことおんどりが、ブレーメンの町の音楽隊にはいろうとそろって出かけます。途中で日が暮れて、やっとたどりついたのは、なんとどろぼうの家でした。おんどりはねこの上に、ねこはいぬの上に、いぬはろばの上にたっていっせいに窓から部屋へなだれこみました。驚いたどろぼうたちはいったんは逃げだしますが、再び家にもどってきます。4ひきは家の中で寝ていましたが……。ゆかいなグリムの昔話絵本です。

『不思議の国のアリス』

ある昼下がりのこと、チョッキを着た白ウサギを追いかけて大きな穴にとびこむとそこには……。
アリスがたどる奇妙で不思議な冒険の物語は、作者キャロルが幼い三姉妹と出かけたピクニックで、次女のアリス・リデルにせがまれて即興的に作ったお話でした。1865年にイギリスで刊行されてから、世界中で読み継がれる傑作ファンタジー。

『マザーグース1』

おもしろくってくそまじめ、ナンセンスまた奇怪千万、ユーモア、ペーソス、どたばたにやり……。あらゆるおかしさがひしめきあうへんてこりんな世界。いまや全地球的財産になった「マザー・グース」の軽妙絶妙の訳に、たのしい挿絵がついた。この巻にはハンプティ・ダンプティ等が登場して全96篇。全4巻。

『デューン 砂の惑星』

アトレイデス公爵は皇帝の命を受け、惑星アラキスに移封されることになる。過酷な砂漠の惑星アラキスは、抗老化作用を持つ香料メランジの唯一の産地である。宿敵ハルコンネン家に代わりそこを支配することは、表面的には公爵家に大きな名誉と富を約束する。皇帝やハルコンネン男爵の罠だと知りつつ、公爵は息子ポールの未来のため惑星アラキスに乗り込むが……ヒューゴー・ネビュラ両賞受賞の壮大な未来叙事詩を新訳で!

『うろんな客』

カギ鼻あたまのヘンな生き物がやってきたのは、ヴィクトリア朝の館。とある一家の生活の中に、突然入り込んできて、そして、それから――。ゴーリー独自の文章が稀代の翻訳家によって短歌に!

『エドワード・ゴーリーの世界』

唯一無二の作家の魅力とユニークな作品を紹介した日本オリジナル編集のガイド。世界的コレクター濱中氏のコレクションを増補改訂した最新決定版! カラーページも増量、図版多数掲載。

『14ひきのシリーズ』

世界中で愛されているロングセラー絵本。
『14ひきのひっこし』、絵本にっぽん賞・よい絵本選定の『14ひきのあさごはん』、小学館絵画賞『14ひきのやまいも』、『14ひきのさむいふゆ』、『14ひきのぴくにっく』、よい絵本選定の『14ひきのおつきみ』、『14ひきのせんたく』、『14ひきのあきまつり』、『14ひきのこもりうた』、『14ひきのかぼちゃ』、『14ひきのとんぼいけ』、『14ひきのもちつき』の全12巻セット。

『海辺のカフカ』

「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」――15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真……。

『老人と海』

老漁師サンティアーゴには、もう84日間も釣果がなかった。幼い頃から老人の見習いをしていたマノーリンは、一人前の漁師となったいまも老人を慕い、生活を気づかう。老人はそんなマノーリンをたのもしく思いながら、まだ自身のプライドも捨ててはいなかった。
翌朝、ひとりで漁に出た老人の釣縄に、巨大なカジキがかかる。そこから、老人とカジキの命を賭けた闘いが始まった。不眠不休の極限を超える死闘のなかで、老人は次第にカジキへの畏敬の念と、強い絆を感じるようになっていく。やがて運命の瞬間が訪れ、満身創痍となった老人に、しかし海は、さらなる試練を課すのだった――。
簡潔な文体と研ぎ澄まされた表現で、大いなる自然と自らの人生に対峙する男の姿を力強く描きだす、ヘミングウェイの最高傑作。

『駈込み訴え』

太宰治の短編小説。
妻美知子が太宰の口述を筆記してできたものである。

「申し上げます。申し上げます。旦那さま。」で始まるある男の訴え。
その男はイエス・キリストを裏切ったイスカリオテのユダ。
イエス・キリストに対してどういう感情を持っていたのかを述べるという形式を取っている。
ユダはイエスを愛しています。
それでいて、憎んでいるのです。
ユダは、金目当てで祭司長たちにイエスの引き渡しを持ちかけ、銀貨三十枚を得る約束をします―
イエスに対する入り乱れた愛憎・・・

『実力も運のうち』

努力して高い能力を身につけた者が、社会的成功とその報酬を手にする。こうした「能力主義(メリトクラシー)」は一見、平等に思える。だが、本当にそうだろうか? ハーバード大学の学生の3 分の2 は、所得分布で上位5 分の1 にあたる家庭の出身だ――。「やればできる」という言葉に覆い隠される深刻な格差を明るみに出し、現代社会の「正義」と「人間の尊厳」を根本から問う。NHK 教育テレビ(現E テレ)で放送された「ハーバード白熱教室」でも知られる人気講義を手がけるマイケル・サンデル教授の新たなる主著。
学歴社会、格差問題、さまざまな社会問題が山積する現代において、真に正義にかなう共同体は実現できるのか?

『君たちはどう生きるか』

著者がコペル少年の精神的成長に託して語り伝えようとしたものは何か。それは、人生いかに生くべきかと問うとき、常にその問いが社会科学的認識とは何かという問題と切り離すことなく問われねばならぬ、というメッセージであった。著者の没後追悼の意をこめて書かれた「『君たちはどう生きるか』をめぐる回想」(丸山真男)を付載。

『ゲンロン戦記』

「数」の論理と資本主義が支配するこの残酷な世界で、人間が自由であることは可能なのか? 「観光」「誤配」という言葉で武装し、大資本の罠、ネット万能主義、敵/味方の分断にあらがう、東浩紀の渾身の思想。難解な哲学を明快に論じ、ネット社会の未来を夢見た時代の寵児は、2010年、新たな知的空間の構築を目指して「ゲンロン」を立ち上げ、戦端を開く。ゲンロンカフェ開業、思想誌『ゲンロン』刊行、動画配信プラットフォーム開設……いっけん華々しい戦績の裏にあったのは、仲間の離反、資金のショート、組織の腐敗、計画の頓挫など、予期せぬ失敗の連続だった。悪戦苦闘をへて紡がれる哲学とは? ゲンロン10年をつづるスリル満点の物語。

『トトロの生まれたところ』

映画『となりのトトロ』の舞台となった所沢。この本では、所沢に住む草好きの宮崎朱美さんが四季折々の自然の魅力や植生を、繊細で美しいスケッチと日記を通じて紹介。また、宮崎駿監督が所沢の地を歩くなかで思い描いたトトロの世界が、そのまま映し出されたイメージボードを、所沢への今の想いを語った監督へのインタビューとともにお届けする。

『スノウホワイト』

日本漫画界において独自の地位を築く奇才・諸星大二郎。彼が〈ミステリーズ!〉に連載した、モロホシ版グリム童話ともいうべき作品群。広く知られている「白雪姫」にはじまり、「藁と炭とそら豆」など、そんな話があるんだと初めて知るような作品まで、それぞれの話をもとに描かれた全12編の作品が、すこし奇妙で不気味な諸星ワールドへ誘います。巻末には書き下ろし作品や、著者自身のイラスト入り作品解説も収録した、ファン垂涎の1冊。

最後に

"米津玄師と文学"についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか?気になる作品を見つけてもらえもらえていたら幸いです。私が一番ピンと来たのは「エドワードゴーリー」の作品と、「歌うクジラ」でしたので、あまり本を読みませんが、紀伊国屋書店横浜店にて在庫が残っていることを祈るのみです🙏本編の中に米津玄師さんがおすすめしたマンガもまとめようかと思ったのですが予想以上にボリューミーになってしまったので次回にまとめようと思います。

出所:紀伊国屋書店横浜店公式Twitter

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