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読書感想文:恋愛寫眞 / 市川拓司



Hello!かなななです。


先週 "今夜くらべてみました" を観ていたら

ゲストで出ていた浜辺美波ちゃんが

小説はミステリー、サイコパス作品が好きだと言っていて

一気に親近感が湧いて好きになりました。単純です。←



今日は私が人生で一番だいすきな映画の

原作となっている本の紹介をしたいと思います。



本の紹介



今回紹介するのは市川拓司さんの"恋愛寫眞 もうひとつの物語"です!



2003年5月に書き下ろされた小説。

"ただ、君を愛してる" という

宮崎あおいさん、玉木宏さん主演映画の

原作になっている作品です。


私は中学生の時に映画館で初めてこの作品を観て、

この映画が大好きになり、

ぜひ原作も!っと思い手にとらせていただきました。



あらすじ



別れはいつだって思いよりも先に来る。それでもみんな微笑みながら言うの。さよなら、またいつか会いましょう。さよなら、またどこかで、って。


本の表紙にはこの言葉しか書いてありません。

しかし、映画を観てからの本だったので

この一言を見るだけで涙が出そうでした ... !




ここから少しネタバレ含むところもあると思うので

ネタバレは!NG!という方はここで回れ〜右っ!!










ストーリー



大学生のお話です。

皮膚炎の薬の匂いに悩む "誠" と

鼻炎でいつも鼻が詰まってる "静流"


誠にとって静流は匂いのことなど気にせず

気兼ねなく接することができる女の子でした。


そんな静流は大学生なのに

まだ乳歯が生えていて子供感が抜けない女の子です。



誠は同じ大学の "みゆき" に好意を持ち始めます。

そんな中、誠の事を好きになった静流は

綺麗な素敵な女性になりたくて、変わっていきます。



誠はカメラをやっていて、静流も一緒に始めます。

静流の誕生日プレゼントに

二人の思い出の場所の公園で お互いのファーストキスをします。

そしてそれをきっかけに静流は姿を消してしまいます。



大学を卒業して2年後、突然静流から手紙が届きます。


静流はカメラを続けており、

NYで個展をするから来て欲しいという内容でした。



NYに行くと、そこにはなぜかみゆきがいました。


そしてそこで初めて、
静流が病気だったこと、そしてすでに亡くなっていることを知ります。



個展には世界中の人々の写真があり

その中には誠の写真コーナーもありました。



そして、最後にポートレート写真を観て驚きます。



記憶の中にある子供っぽい静流とは違い

成長した女性の静流が写真に残されていました ...





感想



この本は何度読んでも涙が出てきてしまいます ...

本当に大好きな作品の一つです。


好きすぎて語彙力に欠けるので

私が印象に残っている好きなセリフをいくつか紹介します。




"好きな人が好きな人を好きになりたかったの・・・"

"キスの時、少しは愛はあったのかしら?"

"It was the only kiss, the love I have ever known... "

生涯ただ一度のキス、ただ一度の恋




どんな場面でのセリフか気になる方は

ぜひ読んでみてください!




最後に


映画のリンクも載せておきます。



映画も絵としてとっても綺麗で

観ていて引き込まれる作品だと思います。

ぜひ小説でも映画でもいいので

この作品に触れてみてください。



それではこのへんで!かななな でした ... *






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