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伊藤ふみやに、正邪のカリスマに、京山陽春に、ありがとう

 カリスマdeステージ ~おかえり!カリスマハウス~ 全14公演お疲れさまでした!前回に引き続き、本当に素晴らしい舞台でした。本公演に関わったすべての方に感謝を。
 タイトルの時点で察していただいているとは思いますが、こちらは伊藤ふみや兼京山陽春のオタクによるふみや中心全通レポという名の感想となります。当たり前のようにネタバレ盛りだくさんです。本当にふみやの話ばっかりしています。100%自分の記憶で書いているので、若干の記憶違いとかはご容赦ください。あとめっちゃ長い。一気読みするなら覚悟してほしいし、目次作ってあるのでセクションごとに分けて読むのをおすすめします。(37000字あります)


「ようこそ!」からの「おかえり!」

 あのカリスマたちが帰ってきた!!!前回より大きくなった舞台でカリスマたちが大暴れ!!!←本作をざっくり説明するとこれです。
 前回は「ようこそ!」のタイトル通り、各カリスマの紹介回である1期1~7話+ステオリ2話からなる「彼らはこういう人間で、このように暮らしています」という「カリスマという作品の自己紹介」に近いお話でした。ここにはどんな人が住んでいるのか、どんな生活をしているのか、それを少しだけ覗き見ることができるのが「カリスマdeステージ ~ようこそ!カリスマハウスへ~」。声とアイコンの動きでしか知ることのできなかった彼らの暮らしを現実のものとして見ることができる最高の舞台でした。「俺たちの生活を見ていってね」が前回の舞台で感じたカリスマたちからのメッセージ。では今回はどうだったか?
 「俺たちがどういう人間なのかはもう知ってるよな?じゃあ好き勝手やるから、よろしく」
 丁寧な導入や説明は一切なし。申し訳程度に各々が名乗った後は、こちらがついてこれるかなんてお構いなしにカオスで騒がしい彼らの日常が始まります。ここのふみや、「よう、久しぶりだな」って客席に話しかけてくれるのが嬉しい。おかえり!久しぶり!帰ってきてくれてありがとう!

ストーリーパートについて

 あらすじ含めて全員の話をすると本当にえらい字数になるので、ほぼふみやの話だけとします。原作回はカッコで話数を載せているので、興味がある方は見てみてね。ステオリ回は、フィーリングで読んでください。

避難訓練(#54)

 ソファのクッションに隠れてるふみや、何!?!? 初見のときは角度的にマジでふみやが見えていなくて、突然クッションの下からばあってふみやが出てきたので本当にびっくりした。はっきりとは聞こえなかったけど、口の形的に「わー」って言いながら出てきてる? 思いっきり両手を上げて(でも飛び出してくるわけではない)クッションから出てくるふみや、意味が分からないし可愛すぎる。上手側の端っこの席だったときは隠れているときのふみやがしっかり見えたんですけど、体育座りでした。終盤の公演だとばって立ち上がってたね。あれ本当になんだったんだろうと今でも思うんですけど、可愛すぎませんか?
 出てきたと思ったらソファの隅に何故かいっぱいあったお手玉をさるちゃんに投げつけ始めるふみや。そ、そのお手玉はどこから……? マジで避難訓練回のあの場面でしか登場しなかったのでお手玉の存在が謎すぎる。そしてみっつほど手に取ってその場でお手玉やり始めるふみや。ここは日によってちょっとだけ変わって、まあ本人のお手玉の調子(本人のお手玉の調子?)もあるんだろうけど結構長めにやってるときと早々に落としちゃうときがありました。落としたあとはすぐ拾って再開することもあれば、そのまま落としたお手玉をじっと見つめているときもあった。あと1回だけかな? 手元に残ってたお手玉を思いっきり床に投げつけたことがあった。地味な癇癪。周りで他の住人たちがかなりドタバタわちゃわちゃしてたんだけど、ふみやは全公演通してひとりでお手玉やってました。……なんで?
 避難するまでの所要時間が世界記録な件、周りが湧くなかでしれっとしてたふみやだったけどどこかの日では垂直ジャンプでくるっと回っていた。一回だけ謎にふみやのテンションが高かった日があった気がするのでたぶんその時かな。あとりかおにがひとりひとりに避難が遅れた理由を聞いている間、エアお手玉してたときがあった。基本はなんかぼや~っとしている。あの状態のふみや、あんま人の話聞いてないと思う。「避難しなきゃダメ?なんで?そうとは限らないんじゃないかな」←避難訓練だって言ってるだろ。「よし、やろう。本気出そうよ」のときの顔、なんでそんな真っ直ぐな目ができるんだ。後述の気圧回のときとかもそうなんですけど、ふみやって無意味にアツいこと言ってるとき本当にしゃらくせ~顔してて最高なんですよね。あの真剣さが微塵も感じられない真っ直ぐな眼差しはどうやってるんですか?
 そして避難訓練再チャレンジ……と見せかけてまったく避難する様子なく暴れまわる皆さん。ふみやはやっぱりお手玉してるけど、すぐにやめてポケットから何かを取り出して掲げる。ここ、ハイ注目~とか言うわけでもなくスッ…と腕を上げてただ見せつけるように写真を掲げてるだけなのめっちゃふみやっぽいな~と思った。それで実際にみんな集まってきちゃうんだもんな。みんなの反応を見る限りりかおにに関する何かっぽいけどなんだったんだろう……気になる。そしてさるちゃんの掛け声に合わせて「おかえりカリスマ」を歌いだす6人。めっちゃノリノリってわけではないけど天彦としっかり顔見合わせて歌ってるふみやいいんだよな~……「ファンタスティック」で突然ポーズ決めるのも好き。そのあとの垂直ジャンプしながらぴょんぴょん動くのも意味が分からなくて大好き。フゥ~!でそのままくるくるぴょんぴょんしているのも可愛い。ふみやの垂直ジャンプ、予備動作がないから重力を感じられなくて好きなんだよな……。このシーンも一度だけお手玉をマイクみたいにしてた日があった。あの日のふみや、テンション高めだったけどなんかあったのかな。かわいいね。歌い終わってからはひとりだけ階段を上がって、写真をじっと見ていた。あの写真本当に何が写ってたんだろう。双眼鏡で見たら何かが写ってる(本当に何かの写真である)ことは確認できたけど、詳細はわからなかった。りかおにブチギレのところ、「怒ったー!」がひとりだけめっちゃ落ち着いてて笑っちゃった。そんな他人事みたいなトーンで。
 チャージ演出後はポケットに写真をしまって真っ直ぐ部屋に帰る…で固定。

滅私!(#55)

 テラくんが滅私の正拳突き(滅私の正拳突き???)をしているシーンからの登場。クッションを枕にして、ソファにごろんとうつ伏せでくつろぐふみや……と、その足を狙う理解お兄さん。原作の足つぼ(#17)をベースにした小ネタなのかな、りかおにがちょっとにやっとしながらふみやの靴を脱がそうとして、バッと振り返ったふみやが何すんだよみたいな顔で見つめる…というのが基本パターンでした。1回だけ?2回くらい?曖昧だけど本当に片方の靴脱がされてたときもあった。あとはふくらはぎのマッサージをされているパターン。足裏はNGだけどふくらはぎはOKなんだ。ふくらはぎ→足裏と移行しかけて基本パターンに合流するときと、そのままふくらはぎだけで終わらせておつかれ~みたいになるときがありました。おつかれ~は敬礼とサムズアップの2種。仲良しだね~と思いながら見ていた。
 「これは何のプレイでしょう」「滅私に挑戦してるらしいよ」この会話に続いて、テラくんを指さしながらほらあれって感じで天彦を見るふみやも結構好きだったんだけど、終盤はりかおにマッサージ後も(足裏狙われた後でも)ごろ~んとしたままだったので見れなかったな。ほらあれって指さした後に正拳突きの真似してるの可愛かったんですよ。というのをここに残しておきますね。天彦に身振り交えて状況説明してるふみやも、ソファでくつろぎまくってるふみやもどっちもよかったです。
 余ったドーナツを独り占めしようとしたところで爆発したテラくんに突き飛ばされるふみや、マジで受け身が綺麗すぎて笑ってしまった。身軽すぎる! 演者である陽春さんがすごい身体能力高い人なので彼のそういう面を知る者としては納得の身のこなしなんだけど、「ふみやが」そういう動きするとかなりおもしろいな。いや、すっ飛んでべちょって床に倒れるふみやもそれはそれで絶対面白いと思うけど……。転がったと思ったら何事もなかったかのように歩き出すふみや、マジで何もなかったですけど?という雰囲気でよかった。あとその後にブチギレテラくんを見るふみやさ~~~下手側で客席に身体向けたまま舞台真ん中のテラくんに顔だけ向けてて、そのときすっごい首の筋がくっきり出ててよかったです。原作ふみやの首まわりのたくましさほんと好きなんだよね。ここのふみやの首から横顔にかけてのラインが本当に綺麗で、そもそも陽春さんの顔立ちが整ってるっていうのもあるんだけど本当にステふみやのビジュとしての完成度みたいなものを改めて突きつけられた感じがしてめちゃめちゃ良かった。本当に。
 そしてチャージ演出後、言い合うテラくんと依央利くんの間に割って入ったと思ったら華麗にドーナツの箱を回収していくふみや。あそこ本当に流れが自然すぎて、テラくんと依央利くんもエッ?てなってたもんな。箱を眺めながら階段登って部屋に戻る…がおそらく基本パターン。たまに箱を開けてみたり、いちごのドーナツを取り出してテラくんに見せつけながら部屋に戻っていったり(クソガキムーブすぎる)、部屋に戻る直前に箱を抱きしめてみたりと日によって少しずつ動きが違った。ドーナツの箱をしっかり胸に抱きながら(しかも両手でぎゅっとした後に片手でドアを開けている)部屋に戻るふみや、ちょっと可愛すぎたな……全部俺の〜ってこと?は?可愛すぎるだろ……

気圧(#63)

 気圧由来の陰部痛に悩む天彦…に呆れる同居人たちに対してしゃらくせ〜こと言いながら現れるふみや。さるちゃんに「どこから出てきやがった!」て言われるんだけど、ここマジで上手側の客席前を通過して登場しています。前列上手側端の席だった回があって、舞台見てたら目の前をふみやが通っていって!?!?!?になった。ここのふみやのいいこと言ってる風お前絶対面白がってるだろ台詞、一文ごとにテラくんが感激していてよかった。テラくん結構そういう、情に訴える系弱くて好き。いい人。
 というわけでみんなで天彦を助けよう!となったものの、全然天彦の部屋に行く気配を見せずソファに座り込んでポケットから(ポケットから!?)ドーナツを取り出すふみや。ここ基本はふたつなんだけど、3個とか4個の回もあった。いくつ隠し持ってるんだ。流れるようにドーナツを取り出し食べようとするふみやを見つけて理解お兄さんが話しかける(身振り的に1個だけですよ!とか言ってたのかも)と、ドーナツを守るように身体ごと背けていた。やだ、俺のだからあげないってことですか!?というかみんな天彦の部屋言ってるんだし焚きつけた君も行こうよ。最終的な言い出しっぺはお兄さんだったけどさ。「いくぞ!」お前も行くんだよ。ドーナツ持ったまま高々と天を指さすな。ここ、「行け!」じゃなくて「いくぞ!」なの自分もちゃっかり頭数に入れてて好きだ。参加してないのに。「脱いで俺たちに見せろ」ここ謎に声でかくて良い。ふみやってあまり大声出さないと思ってるんですけど、声を張るというよりはなんだろう、通りがいいみたいな……漫画的表現でいうと、ギザギザ吹き出しじゃなくて単純なフォントのデカさで音量を示すみたいな、そういう感じの声の出し方ですごくよかった。あとドーナツを眼鏡(双眼鏡?)みたいにしながら言ってるんですけど、3個とか4個持ってる回でも全部使ってた。器用だね。複眼?
 2階に到着しても天彦の部屋には行かずに座り込んでドーナツいじいじしてるふみや、「いくぞ!」だけはしっかり言う。ほんとにしっかり声出てて笑っちゃうな。ふみやの動きは若干天彦の発言と連動してて、「誰だ今持ち上げたの!」のところではドーナツを手のひらに乗せて持ち上げてるし「逆に回して!」のところでは指にはめたドーナツをもう片方の手で回していた。セクシーハリケーンとか最後の断末魔のところとか、顔だけゆっくり動かして天彦の方を向く動き大好き。これは初演のときから言ってるけど、ふみやの視線の動かし方って独特だから好きだ。
 チャージ演出後はドーナツを手に持ったまま部屋に戻りがち。片手でドアを開ける必要があるから、もう片方の手にドーナツを乗せてたんだけど3個4個のときもちゃんと積み上げてたからすげ~と思った。器用だねえ。

寝ろ(#18)

 みんなと喋ろうかな~で夜のリビングに全員集めちゃうふみや。しかし特に何も言わない。ここ、何か重大な話をする前振りみたいに腕組んで少し前のめりになるパターンとマジで何も言わずに虚空を見つめるパターンがあった。前者だとみんなは身を乗り出してふみやが何を言うか聞こうとしていて、後者はふみやの視線の先を見る…という反応。テラくんが一番わかりやすかったかな。焦れて「もう寝ましょう」って言うりかおに、ふみやが「寝よう」って言ったら「ふみやさんもこう言ってますし」みたいな感じで「よし、」って言うから好き。ここでふみやが「ちょっと待って」って言ってたらたぶん待ってくれてた。この場にみんなを集めたのはふみやなので。さるちゃんが寝る寝ないのやり取りした後、何故か部屋に戻ろうとせず天彦の進路邪魔するふみや意味不明で面白かったけど、オチを考えるとあそこ一瞬寝落ちてたんじゃないか?わからないけど……
 「車ほしいんだよね」からの「家に一台あったら便利じゃないかな~と思って」て言ったふみや、地味に全員の顔をちゃんと見ながら話していてよかった。いつもみたいにどこか一点を見つめて誰に言うでもなく喋るんじゃなくて、6人に向けて話してるんだっていうのが伝わってきたので。だからこそみんな話に乗ってきてくれたんじゃないかなと勝手に思っている。そこからの「え?まぁまぁまぁ」×2のところ、「え?」で本当に何も考えてなかったですみたいな顔してテラくんやりかおにの顔を見てから、「まぁまぁまぁ」で前向くのがほんとに誤魔化してるな~って感じでよかったですね。「まぁまぁまぁ」の言い方が本当に「いいじゃんそんなことは」みたいな声色で……序盤の公演だと若干微笑みながら言ってて、優しく諭すような感じがすごくね……良くてね……こんなん常人はあっさり丸め込まれてしまいますよ。ふみやってあんまり目を和ませて笑うことがないので、ここの誤魔化し微スマイルめちゃめちゃよかった。
 そこからみんなの欲しいものの話になり、天彦のポールの話になったところで依央利くんと大瀬くんが若干ギスるんだけど、大瀬くんがポール作りますよって話してるところでスッ…て真顔になった依央利くんがポールの方に向かうのをふみやだけ目で追ってるんですよね。ひとりだけ依央利くんの様子がおかしいことに気づいている。その前に大瀬くんが喋りだしてみんなが驚いたところでもふみやは特にリアクションなかったし、結構みんなのこと見てるんだろうな~と思った。まあ大瀬くんのところは内心めっちゃびっくりしてた可能性もあるんだけど……
 そして天彦によるラブジェンガのお誘い。「……やりますか!」のメンバーにはふみやは含まれてないんだけど、全員参加とわかるや否や食い気味に「誰からやる?」って言ってるからふみやも結構ノリノリだったのかもしれない。大瀬くんがジェンガを触るたびに天彦が喘いでたんだけど、ふみやは基本的に大瀬くんのチャレンジを見守りつつ天彦が声出すたびに天彦の方を向くから触る→喘ぐの間隔が短くなっていくとどんどん頭が小刻みに動いていてめちゃめちゃ面白かった。ふみやって顔ごと視点移動するから、真顔で頭だけぷるぷる動いてるのシュールすぎる。次の挑戦者がさるちゃんになったとき、ずっと「慧、頑張れ」「頑張れ」「慧」「慧ならやれる」って淡々と声かけしてたのもめっちゃよくて~~~結局さるちゃんは反発して倒しちゃうんですけど、あ~みたいな顔してて可愛かった。
 さあ今度こそ寝ましょう!となったところでまた天彦の進路妨害をするふみや……と見せかけて、寝、寝てる!?動きの止まり方が電池切れのそれだよ。全然めっちゃ目開けたまま寝ててびっくりした。そんなことある!?しかもこれすごいのが、本当に暗転まで一度も瞬きをしていない。全14公演ほぼ全部の回でここのふみやを双眼鏡でガン見していたので断言できるんですけど、マジで一度も瞬きしてませんでした。あの、これって2.5次元舞台ですよね?生身の人間が演じてますよね?京山陽春って人間でしたよね?怖いよ。もう伊藤ふみやじゃなくて京山陽春が怖いです。すごすぎるよ。瞬きって自分でコントロールできるものでしたっけ?いや、ちゃんと(ちゃんと?)乾燥して涙の膜が張るのか少しずつ目が潤んでいく様もばっちり見えていたわけですけど、そんな、数分単位で瞬きしないでいられることあるんだ……だって舞台上って結構眩しいし、カラコンもしてるわけじゃないですか。普通に……あの……すごいを通り越して怖いんですけど……。
 チャージ演出後はりかおにの笛で全員起床。ふみやは基本的にゆっくり瞬きしてから動き出すので、なんかこう、起床というより再起動って感じの起き方だったな……。でも数回くらい、ちょっとだけぴくっとしてから動きだしたときがあった。あっちの方が「起きた」感はあったかな。ステのふみや、初演のときも思ったけどちょいちょい無機物感があってたまんねえよな…という気持ちになる。

海へ(#8)

 マジのチャリが出てきてびっくりした。どこに行くのかを聞かれたふみや、無言で自転車に乗って左右にいる天彦と理解の顔を順番にじっと見たかと思えば……爆走!ここほんとに真っ直ぐ前を見て上半身まったくブレずにシャカシャカシャカ!!!て漕いでて笑っちゃった。勢いがよすぎる。ふみや、自分にスポットが当たってないときはずっと一定の速度で漕ぎ続けてるんですけどたまにハンドルの根元を持ってみたり(伝わってほしい)、ハンドルに肘置いて前のめりになってみたり(伝わってほしい)、ポケットに手を突っ込んでめちゃめちゃ手放し運転したりしていました。あとは景色見る感じでゆっくり視線を客席に巡らせたり。ここのふみや、たぶん双眼鏡で自分を見てる客をめっちゃ見てるんですよね……私も例に漏れず明らかに目が合ったタイミングが何度もあったので、だいぶ見てたと思います。
 「先頭走ってるの誰?」あたりから爆漕ぎし始めるふみや、ほんとに漕ぐのがはやい。ふみや、泳げなかったりスケートできなかったり(※原作の話)とあんまり運動神経はよくなさそうなんだけど、若いし体格もしっかりしてるからスタミナはめちゃめちゃあるんだろうなと思っているのでそういう面がすごい出てる感じがしてとてもよかった。そして上り坂で何故か自転車を漕がずに平泳ぎで上っていくふみや…いや本当にどうやって進んでるの?あそこマジでなんだったのか未だにわかりません。なんだったんですか?りかおにとともに坂を上りきって他のメンバーを待つところ、ちゃんと彼らの方を向いて待ってるのがすごく良い。特に天彦と大瀬くんが上って(吹き飛んで?)くるところ、ちゃんと後ろから来ているのが伝わってくる視線の向け方だった。
 そして全員到着。海を眺めて一同感動。「僕たちこんなに長く漕ぎました?」に対して「意外と辿り着けるもんなんだよ」と返した後、天彦と顔を見合わせて頷くのがなんかいいなあと思った。ここで終わりかと思いきや、この先の下り坂をブレーキかけずに下ってみようと提案するふみや。逆夏色。せーので坂道を下っていくわけだけど、ここも平泳ぎで助走つけててウケた。マジでなんなの?そして下り坂にさしかかったところかな、わーって手を離したあと、両手両足広げてふわふわほよほよしてるとこあまりにも可愛くて妖精さんかと思った。可愛すぎるでしょ流石に。この先道がないぞ!とみんなが気づき、「ふみやさん!」と理解に振られたときの「え、マジ?崖かも」の軽さよ。「っはっは、わりぃ」←絶対悪いと思ってないだろ。ここの一連の台詞本当に好きすぎる。善悪パカパカとはまたちょっと違う、19歳らしいぽやぽや正邪感というか。やっべ~笑笑 みたいな感情がふわっと伝わってくる感じの言い方で良いんだよな。崖から落ちるときの「わ~」も全然危機感なくて笑っちゃった。避難訓練じゃなくてガチの危機なんだからもっと緊張感もとうよ。この回のふみや、キレを自転車漕ぎに全振りしたんかってくらいほわほわしてたな。
 そしてそのまま曲へ入るので、曲については後ほど詳しく。曲が終わって場面転換……のところで謎の箱っぽいセットが登場。大瀬くんがプリントシール機では?と言い、りかおにが撮りましょう!と言ってみんなで記念撮影。ここのふみや、遠慮なくさるちゃんに体重かけてて可愛い。たまにさるちゃんがぎゅむっと押しやられてしまい依央利くんまでぎゅっとなっていた。撮影の合図はふみや。はい、カリスマ!

かりちゅま(#52)

 ステでこの回やるとは誰も思ってなかったと思う。まさかの成人男性7名(※演者年齢)によるパペット人形劇。いやマジで誰がこれやろうって言いだしたの???ふみやくん、声がふにゃふにゃほよほよでめちゃめちゃかわいかった。陽春さんの地声に近いけど完全に地声ではなく、ちゃんとステふみやの幼さましましボイスって感じでかなり好きです。ふみやくんが難しい言葉で喋るところ、ちゃんと平仮名で字幕(手動)が出てくるんだけどその直後のあまひこくんにも「ちんちん」の字幕がついてて爆笑しちゃった。しかも一回だけちんちん字幕が落っこちちゃったときがあって、落下ちんちんハプニングで本当に笑いすぎてヤバかった。いや~でもほんとに、かりちゅまふみやの声可愛かったなあ。
 お歌を歌うところの選曲は日替わり。あまひこくんの合いの手はちんちん固定なんだけど、げんこつ山のたぬきさんを歌ったときだけ「おっぱい飲んでねんねして」の合いの手が「おっぱい?」になっててめちゃめちゃ笑ってしまった。ずるいってそれは。

Xmasパーティー(#20)

 かりちゅまのチャージ演出後はこの回の前振りにあたるのでこっちで。みんながセットの片付けやらセッティングやらをしているなか、ひとり帰ろうとしたところで舞台上にあるクリスマスセット(サンタ帽とカチューシャたち)を見つけてそちらに寄っていくふみや。理解お兄さんにサンタ帽を渡し、他のものは舞台前方に持って行って自分もサンタ帽を着用。そのあと後ろでパーティーの準備をしている依央利くんにカチューシャを渡し(ここはしゃがんだままだったり座って後ろ向いたりしていた)、立ち上がって天彦にもカチューシャを渡し。一回このあたりで帽子が脱げちゃったときがあったんだけど、天彦が落としましたよって身振りで教えてあげててちゃんと拾ってつけ直していた。さるちゃんに渡すタイミングは割とまちまちというか、このときに手渡ししていたり直接装着したり、後述する食べたいもの合わせのときに装着しに行ったりしていた。装着されたときのさるちゃんはなんだこれって感じで一旦外して確認してからつけ直すこともあったけど、最後の方は特に気にせずつけたままにしていた。
 このあたりで「聖なる夜に食べたいものは何か」という話になる。さるちゃん依央利くん天彦ふみやはフライドチキン、理解お兄さんだけグラタン。しょぼしょぼになってしまったお兄さんに再チャレンジを持ちかける天彦と、今度こそ合うよといいつつ「聖なる夜に食べたいスイーツ」というテーマを提案するふみや。結果はさるちゃん依央利くん天彦ふみやがいちごのショートケーキで、お兄さんだけカヌレ。再びしょぼしょぼになってしまうお兄さん。そこにテラくんが何してたの~?と登場したところで「何やってたの~じゃねえんだよ、お前の着替えを待ってたんだよ」と突然キレ始めるふみや。ここのテラくんへの現状報告兼苦情は日替わりだったので後述します。「み~んなお前を待ってたんだよ」の言い方、キレながら諭してる感じでよかった。というか初演の自愛回もそうだったけどステのふみや、テラくんへの当たりが強め。
 さて、タイトルコールからのパーティー後の面々。姿を現していない大瀬くんを探すふみや……なんだけど、探す場所(日替わり)がソファの下、観葉植物の中(顔突っ込んでるときもあった)、テラくんの脇(なんで?)、自分の帽子の中、テラくんのつむじと意味不明な場所ばかりで笑ってしまった。大瀬くんのこと、妖精かなんかだと思ってる?手のひらサイズだと思ってないと探さないだろみたいな場所ばっかり見ているし、りかおににも「そこにはいないと思いますよ…」て言われてた。あと千秋楽はテラくんの脇を覗いてたんだけど、ノースリーブの脇を思いっきり開いて中ガッツリ見てたから「君に人の心はあるかい!?」て突っ込まれてて爆笑した。なんでそんな躊躇なく人の脇を覗き込めるんだお前は。そして大瀬くんが不在っぽいことを悟り、若干しゅんとなりながらも彼に渡す予定だったカチューシャを自分に装着し着席。可愛いことするじゃん。
 プレゼント交換するぞ~!となるも、さるちゃんの反発が発動してしまったときの「はあ?」の顔、寝ろ回のときも思ったけどあまり表情変わらないなりにちゃんとハ?という感情が出ていてよい。結局さるちゃんも参加する…となったところでいよいよ交換開始。ここ全体的にふみやの返答が食い気味で、こいつ結構楽しみにしてるなって感じが伝わってきて嬉しかった。相当わくわくしてると思うよこの最年少。テラから行こうよと言ったところでテラくんがプレゼントを用意していないことがわかり、一同再度「はあ?」←ここのふみや、本当にお前マジかよの顔をしており最高。タイミングよくさるちゃんがプレゼント持ってきてくれたので仕切り直しになるけど、「出鼻を挫かれたけど」と言ったテラくんのことを無言でじっと見つめているのが怖くてよかった。テラくんもびくっとしていた。無言&真顔の圧、すごい。マジでステふみやはテラくんへの当たりが強い。さるちゃんのプレゼントは武器なんだけど、ひとつひとつ取り出すたびにちゃんと目で追ってて可愛かった。寝ろ回のジェンガと喘ぐ天彦もそうだけど、動くものを目で追う習性があるふみやってねこちゃんかもしれない。このあたり、初演の正邪回で天彦のお金を目で追ってたのを思い出しました。ふみやって、ねこちゃんかも。さるちゃんのプレゼントを天彦が回収し、お次は依央利くん。依央利くんが持ってきたリモート首輪、他のメンツが何それ怖い!みたいなリアクションをする中ひとりだけ真剣に依央利くんの説明を聞いていたので絶対使う気だったと思う。奴隷に対して躊躇がなさすぎるってこのご主人。すごいよ。
 そしてここで自らをプレゼントとして天彦が登場!もうマジで何もリアクションせずしら~っとした顔でソファに座れるお前はすごいよ。そして終盤の公演では依央利くんに肩を揉ませていた。ここの肩揉みストップ、初演の自愛回でも好きだったんだけど片手上げて止めさせるのがね…人を使うのに慣れてるのが伝わってきていいよね……滅私回のりかおににマッサージされてるときも同じ止め方してるときあってよかった。りかおにの方はちゃんと労ってた(おつかれ~みたいな感じだけど)ので、やっぱ依央利くんには対奴隷の接し方なんだろうな……。さるちゃんやテラくんをルンルンで追いかけまわす天彦をよそに、放置されていた依央利くんプレゼントのリモート首輪…の、リモコンを手に取るふみや。ソファに座ってリモコンを眺め、耳元で振ってみたりと観察しているふみやに気づいているのかいないのか、いいものを見つけたとリモート首輪を装着する天彦。と同時に躊躇なくリモコンのボタンを押すふみや。ここほんとに何の躊躇もなく、思いっきり腕振り上げて手のひらで押しにいってて笑っちゃった。ぽちっとなじゃなく、バン!だった。そんな思いきりがいいことあるかよ。モロに電流を食らった天彦に対して1ミリも罪悪感もってなさそうというか、ヤバッて顔すらしてないの流石にどうかと思うよ。非合意で他人に電流浴びせといて。さるちゃんとテラくんの帰れコールを浴びる天彦に無言で首輪のリモコンを差し出すというか押しつけるふみや。ほら~天彦泣いちゃったじゃん謝りなよ。このあたりのふみや、マジで何を思ってそうしているのかまったくわからなかった。新しく手に入れたおもちゃを試してみたかったのか?
 天彦の退場後、気を取り直してプレゼント交換続行。りかおにが用意したのはボロッボロの方丈記。マジで大学図書館の地下の電動書庫にあるような、異様に手触りが滑らかでほんのり埃っぽい甘い匂いのしそうな古本然とした方丈記で笑っちゃった。原書持ってきた?これはこれでどうなのよという空気になり、最後のふみやに望みは託された。ふみやが用意したのはケーキらしい。どんなケーキ?と言われて買ってきたケーキの種類を羅列していくんだけど、とにかく量が多いのでもはや詠唱。ラストの「きゃぴるんにゃんにゃんだいしゅきしゅきホールドケーキだ!」のところ、「にゃんにゃん」で本当ににゃんにゃんポーズするのは反則じゃないですか?しかも謎にキレキレだし。「これが食べきれるから不思議だよね」でさりげなく手をポケットにしまっており、それもまたキュート。「俺は甘いものがめちゃめちゃ好き」ここの表情、フフン…と若干口角上げて得意げなときとシンプルなドヤ顔のときがあるんだけどどっちもよかった。甘党にプライドを持っている?そこからの「え、もうない」の言い方と表情変化もとても好き。「我慢できなくて全部食べちゃった、わりぃ」ここマジで海へ回の崖かもと同レベルの罪悪感のなさだった。わりぃじゃなくてワリって感じでほんとに何も悪いと思ってなさそうなのが本当に良すぎる。
 ここでちゃんと服を着て戻ってきた天彦が何かを発見。みんなで見に行ってみると、そこには大きなクリスマスツリーが。大瀬くんが現れたので「これお前が作ったの?」と聞いてみたけどすぐに大瀬くんの部屋に入っていくの、自分から話振っといて最後まで聞く気なくて自由すぎる。部屋から勝手にツリーの飾りを持ち出し、みんなでつけましょう!と理解お兄さんに回収されたので端でちんまりしている大瀬くんにカチューシャをつけてあげるふみや。ここまあまあな勢いでスポン!てつけていた。その後ツリーの前を通過して天彦の横に移動するんだけど、一回だけ天彦がニコニコ持ってる金の玉を指先で突いていた。なぜ?チャージ演出後は天彦やりかおにに絡んでおり、ここも日替わりだったので後述。

カリスマが来た(舞台オリジナル)

 日替わりゲスト回。ゲストと内容については後述するので、ここではその前後のストーリーパートについて書きます。
 大瀬くんの部屋の前で誰かと通話しているふみや、「ふ〜ん、あんたもカリスマなんだ。ここに来るなら歓迎するよ」←これ、ゲストの方から自分カリスマなんでそっち行っていいですか?て電話来てるってこと?と考えるとかなり面白いな。ふみやが電話しているところを聞いてしまった大瀬くん…から新たなカリスマが来ることを聞いてざわつく皆さん、唐突にひらめいた大瀬くんが自分が追い出されるのでは?となり、自害しそうになるのを止めようとしているところでふみやが登場。「相変わらず騒がしいな」これね……大瀬くんが死のうとして一同総出で止めにかかってる自体そのものを指してそうで好きなんだよね。この家では「相変わらず」と言えるくらい日常茶飯事というのが伝わってくるので。新しいカリスマがここにやってくると聞いて、再度自害を試みる大瀬くん。ここの「なんでそうなるんだよ」が、本当になんでみんな大騒ぎしてるのがわかってなさそうでよい。新しいカリスマがここに来ることと、大瀬くんが出ていくor死ぬの選択を迫られていることがふみやの中でのみ繋がってない。それは何故かというと、別にこれからやってくる新しいカリスマはここに住むわけではないから。「まあ実際来てもらった方が早いか」「おーい」「はい拍手〜」ここの一連の台詞全部好き。棒読みではないんだけど、全然感情乗ってない感じがすごくいい。
 そしてゲストが帰ったあと、「本当にここに住むのかと…」と言われて「その予定はないよ」というふみや、本当になんでもないようにそう言ってるのがすごい嬉しかった。ステはキャスト間の仲が良いのもあり、「カリスマたち」だけじゃなくて「俺たち」という意味でもこの7人に思い入れありそうなのが伝わってくるのでなんかこう、そういうのが台詞としてちゃんと描写されるとすごく嬉しいな〜と思う。特にふみや、マジでこの7人だけでいいと思ってそうなのが本当に良くて……ゲストさんたちの中には入居に前向きな方もいて、住みた〜いとか言ってくれる方もいたんだけど食い気味に「無理」とか「(部屋)空いてないから」とか言っててニコニコしちゃった。泊まってくのは?て聞かれても断ってたし……。「自分はまだここで暮らしていていいのか」と聞く大瀬くんに「なんで?当たり前だろ」って返したときの声色も本当に大瀬くんが不安に思ってる意味がわからないって感じで、彼はこの7人での生活が当たり前に続いていくと思ってるんだろうなと感じられて嬉しかったな。ずっと7人でいてくれ……

星に願いを(舞台オリジナル)

 七夕のお話。ハウスに笹を置いた理由がピンときてない面々にりかおにが辟易しているところに登場し、今日が七夕だと話すふみや。なんで笹?の問いにも答えてくれる。ここ、「笹に殺菌作用が」が言いづらそうすぎて毎回頑張れ!てなりながら聞いてた。
 みんなで短冊に願い事を書こう!となり、大瀬くんも呼んでこよう!……と意気込んだものの断られてしょぼしょぼになっているりかおにに「その願い、俺が叶えてやろう」と声かけするふみや、今回しっかりとした言いくるめパートあまりなかったからここ嬉しかった。「俺が大瀬を連れてきてあげるよ」「どうやって?」「願い事料」流れるように金をせびっており最高。それでこそ伊藤ふみやだよ。「タダで願いを叶えてもらおうだなんて図々しいこと言わねえよな」の台詞、若干笑いながら言ってたときあって大好きになっちゃった。これ1000円という価格設定も上手いよね。これくらいなら、まあ…てなる絶妙なラインを攻めている。無事にりかおにから1000円せしめてルンルンで「自室に帰る」ふみや。基本的にはスキップで部屋に戻る。新紙幣になってからは少しバリエーションが増えて、階段上りきったところで勢いよくガッツポーズしたり、お札に一礼してみたり、片手で掲げてじっと見たり、両手で持ってくるくる回ったり。だいぶテンションが上がっていてよかった。 新紙幣についてはお兄さんがその場で伝えるパターンとふみやが自分で気づくパターンがあり、「今日から新札です」と渡したり「お、新紙幣」「北里柴三郎さんです」というやり取りがあったり、「ふみやさん新札なの気づくかな~」とりかおにがウキウキしてみたり。ふみやが部屋に戻った後、依央利くんに「新紙幣でテンション上がっちゃってるね」とか言われていました。
 ……さて、りかおに以外にはシンプル詐欺だと思われていた願い事料。みんなが気を取り直して短冊を書いている間に、ふみやはそっと部屋から出てきて大瀬くんの部屋へと向かいます。ここからのふみやと大瀬くんのやり取り大好きなんだよな。自分には願いなんてない、ただみんなに迷惑をかけないように静かに消えたいと語る大瀬くんに「それだって立派な願いだろ」と言うふみや、いつか語り合ったブラックホールの話(原作 #11および初演デスサミット)を持ち出して、七夕に願えばもしかしたら…と語るのすごくふみやらしいというか、いつものふみやの語り口なんだけど言いくるめとはちょっと違う感じがすごくよかった。部屋から出てきた大瀬くんの「〜ですかね」に対して「〜かもな」で返すけど、最後の「今度こそこの世から消えてみせます」には何も言わないの、そこは背中押さないんだ〜と思って嬉しかった。黙って短冊を渡してそのままふたりで大瀬くんの部屋に入っていくんだよ。ここの関係性、本当に唯一無二で大好きだな……いやカリスマはあらゆる組み合わせが唯一無二なんだけど、このふたりの雰囲気ってまたちょっと特殊な気がしている。
 リビングに視点が戻り、各々短冊への願い事を発表し合っているところに大瀬くんを連れてふみやが登場。ここ、大瀬くんを先に行かせることで彼が部屋に戻っちゃうのを阻止してるんですよね。さりげなく退路を断っている。一回大瀬くんが引き返しかけて、でもその先にはふみやがいて、躊躇いがちな顔を向けられたときに無言で頷いたふみやはどういう気持ちだったんだろうな。大瀬くんは短冊をふたつ用意していて、少しだけ悩んで片方をポケットにしまって。それを見たふみやの表情はあんまり何考えてるかわからなかったけど、あ、そっちにするんだって思ってたような気はする。おそらく「ブラックホールに吸い込まれて消滅できますように」的な願いを書いた短冊をかけようとした大瀬くん、やっぱりやめたとなり部屋に戻ろうとしたところでポケットに入れてた短冊を落としてしまう。書いてあった願い事は「皆さんともっと仲良くなれますように」。ここで一気にあったかい雰囲気になるカリスマたちが本当に好き。ふみやの「大瀬。その願い、叶うといいな」もほんのりあったかい気がして嬉しいんだ。ふみやって表情の変化とか声の起伏とかのわかりやすいところには出ないけど結構感情豊かだから、そういう些細な温度感みたいなもので伝わってくる彼の気持ちを思うとこちらもあったかい気持ちになる。そして結局死にたくなっちゃってレッツゴーあの世になってしまう大瀬くんと、それを止めようと焦る住人たちのドタバタ騒ぎ。……には参加せず、放置された大瀬くんの「本当の願い」の短冊を回収するふみや。自分の短冊も取り出して、大瀬くんのものと自分のをそれぞれ笹にかけて、一歩下がって全員分の短冊がかかったカラフルな笹を眺めるんですけどここの顔!!!ふみやに当たっているライトが消える直前のほんの一瞬、ものすごく優しい顔でやわらかい笑みを浮かべていて……この場面、配信では全景カメラだったのでかろうじて表情が変化したことはわかるって程度だったんだけど、本当にすごく嬉しそうに笑っていて、ふみやから同居人たちへのバカでっかい愛を感じて毎回泣きそうになってました。寝ろ回でもちょっと書いたんだけど、ステふみやって目を和ませて笑うことがほとんどないのでここで目を細めて笑うのが本当に良くて……ほんの一瞬、あの暗転の直前の瞬間に「ふみやの顔をしっかり見ている」人じゃないと気づけないところで一番の笑顔を浮かべるのがすごいふみやらしいし、目元口元を緩めるとかじゃなくて明確に目を細めて口角を上げているので本当に、本当になんか……ふみやの伝わりづらいけど確かに存在する愛を目の当たりにできた気がして嬉しかった。本当によかったなあの表情……あの場面でしかしてない顔だと思う。あんなにあったかくて優しくてやわらかい微笑みを浮かべるふみやが見れると思ってなかったし、それが住人たちの願い事(を書いた短冊)に向けられるのも、でもそれを見られるのは私たち観客のみであることも、全部全部よかった。きっとふみや本人すら自分があんなに穏やかな顔で笑ってるなんて思ってないんだろうなって感じがして、もちろん演出的には狙ってそのタイミングなんだろうけど暗転の直前っていうのが「本来見せるつもりのない表情が思わず零れてしまった」って感じで最高。ゲスト回で増員や入れ替えの予定はないと言い切ったふみやがその表情をするっていうのがさ……本当にハウスのみんなが、あの6人との生活が大好きなんだなって思えて嬉しかったな。
 ちなみにふみやの願い事は舞台では明かされず。毎回双眼鏡でガン見してたけど、両面見れた回でも何も書かれてなかったから小道具的には完全白紙の短冊だったと思う。ふみやは何を願ったんだろうな。でもそれを明かさないのもやっぱりふみやらしいというか、お前らには教えてやらないって言われてるみたいでそれもまた粋だよなと思う。その代わりに、住人たちへの愛をダイレクトに見せつけられましたし……

ライブパートについて

 今回も完全新曲!素敵な曲が盛りだくさん!ふみやが参加している曲について言及するので、エンヤッサ―のお祭り祈願曲だけ除外しています。ごめんね。あの曲も好きだよ。コーレスを全力でやりすぎて公演期間後に喉がおしまいになりました。原曲というか、下敷きになっている曲も記載しています。ちなみにお祭り祈願曲はよさこいソーランだと思う。

おかえりカリスマ

 本作のテーマ曲とも言えるメインの全体曲!元ネタの曲はヘンデルの「メサイア」。ハレルヤのやつです。避難訓練回で歌われていたのもこの曲。「おかえり空前絶後のステージ」「悶絶するほどファンタスティック」と、初演のメイン曲「カリスマdeステージ」よりも自信マシマシの歌詞が印象的です。「幕が上がった今 誰も止められない」←その通りすぎる。
 この曲の振り、めちゃめちゃシュールなんだけど前半日程のふみやがすっごいキレッキレでシュールさに拍車がかかってて面白かった。ぐにょんぐにょん動く。「おかえり空前絶後のステージ」のところの振り、かなり個性が出るんだけどふみやは指先を目で追うので顔ばっかり見てしまった。あそこの振りの腰の入り方なんだったんだ。後半の日程では全体的にふみやの振りがおとなしくなっており、初演のときみたいな省エネモードになっていた。確かにこっちの方がふみやっぽくはある。特に下半身の動きに顕著に違いが出ていた。でもどっちの振りも好きだったから、円盤には省エネモードしか残らないのちょっと残念。そして相変わらず天彦パートの振りはやる気なさげなふみやであった。
 ふみやパートの歌詞、「いいとか悪いとかみんな詳しいよな 大したもんだ」がもう正にふみや!って感じで最高。ここの他カリスマたちの振り、めちゃめちゃかっこいいからふみやにもやってほしかったな~とちょっとだけ思いました。普通に似合うと思うし。「ご機嫌な日々謳歌してスイーツでも食おうか」ここの「食おうか」の部分で左口角を引き上げてにやっと笑うのさ~~~ずるすぎないか?本当に大好きすぎる。そもそも私は陽春さんの左口角引き上げ笑いが大好きなんですけど、ふみやでそれやられると本当に弱いから勘弁してほしいよ。好きすぎるって。「たたえよう 素晴らしいステージを」の手拍子煽り、ゲスト回の「はい拍手~」もそうなんだけど「ちゃんとお前らも手叩いて」のメッセージがめちゃめちゃ強くて好き。有無を言わさぬこの感じ、とても伊藤ふみやで嬉しい。ありがたい。ありがとうございます。
 この曲、最後にもう一度やるんですけどその時はブレイクした人だけ歌詞が変わるというギミックがあり、通常時とブレイク時の歌詞の違いを楽しめて一粒で二度おいしいです。全員ブレイクバージョンもCDに入らないかな。入れてほしいな。ふみやのブレイク歌詞についてはソロ曲含めて後述します。

海へ行こうの曲

 みんなで海行こうぜ!!!という曲。元ネタの曲は「クラリネットをこわしちゃった」。「海へ」で全員崖にダイブした後にこの曲に入ります。ずっと明るくてテンション高くて楽しい。お家もいいけどたまには外出たいよね!チャリで海行こう!海楽しい!海最高!というのがこれでもかと伝わってくる。「ドとレとミとファと…」のノリで「テラと猿川と依央利と大瀬と理解と天彦とふみやの七人で海へ行こう」と歌っているけど、字余りすぎて面白い。
 この曲のふみや、ひとりだけ浮き輪を持って踊っており非常に可愛いです。泳げないからね。浮き輪持ってるから手が空いてなくて上半身の振り付けができないんだけど、その代わりに浮き輪をぶん回していた。一度落としちゃって引きずりながら動いていたときがありました。みんなで海に飛び込むところがあるんだけど、ふみやは浮き輪だから沈まずにすいーっと動いていてよかった。あとふみやのパート、「海は最高 もはや第二のマイホーム」って君泳げないじゃん。と思い面白かったです。みんなめちゃめちゃはしゃいでるな……って感じの曲だった。「寄せては返すこの波のように暮らそうよ」「色とりどりの夕焼けに目を細めながら」ここの歌詞エモすぎるだろ……原作の「カリスマっていいな」のMVでみんなが夕焼けを眺めているシーンを思い出しました。すっごいアゲで楽しい曲だけど、どこかしんみりするのがすごい海っぽいというか、夏のプールの後みたいな……そういう情緒を感じられてすごいよかった。それはそれとしてカラオケとかでみんなで盛り上がりながら歌いたい曲だなと思う。

七夕の曲

 しっとりエモめな客降り曲。元ネタの曲は「たなばたさま」。「星に願いを」のラストシーンから前奏が始まり、暗転を経て曲に入る流れでした。原作含めて、カリスマ楽曲の中だとかなり異色な曲だと思う。ステ曲としても、パート割りがされている曲ってこれだけじゃないかな。基本的に全員曲は個人パート+全員パートという感じなので、デュエットやトリオ、カルテットと複数人パートがあるのは他にないと思う。
 「七人のカリスマ 出会いは奇跡」←ほんとにそうで……。前回に比べてカリスマたちの仲が深まっているからか、明言はされてないけど今作めちゃめちゃ絆を推しているなと思った。「どこまでも一緒に冒険しよう」海行ったりね……いろんなところ言ってほしい、このメンバーで。あとおかえりカリスマで「さらけ出していいよ 君の喜怒哀楽」って歌ってて、この曲で「喜怒哀楽シェアシェア 君も凡人」って歌ってるのが繋がりとしてものすごく綺麗だなと思いました。2番では「貨幣価値シェアシェア 捧げるJPY」って言ってて笑っちゃったけど。客降りに気を取られてるからってとんでもないこと歌ってますよこの人たち。あと「君のいないemptyカリスマハウス」のところ、全員客降りしてるからガチでカリスマハウス(舞台上)に誰もいなくて空っぽなのも面白かった。あと「幕が上がった今誰も止められない」(おかえりカリスマ)で始まって、この曲で「幕が下りるよ 楽しい時間をありがとう」って言うのもめちゃめちゃよかったな……「でもさっき見たアレは永遠だよね」もおかえりカリスマの「刻み込まれたいよあなたの記憶に」と繋がってるし、ほんとにそう!という気持ちになった。
 ふみやの客降りは特にファンサ等せずペンライトを持って歩き回るスタイル。最前列の前を通るだけだったけど、上手下手両方の立見席の方にも顔出してた。あと配信では流石にやってなかったけど、りかおにからせしめた千円札を見せびらかしていて非常に良かった。JPYだねえよかったねえ。一度だけ万札を見せびらかしていた回もあった。そして配信ね、めちゃめちゃカメラにちょっかいかけとるあの男。配信カメラにがっつり映り込んでガン見しながら歌っていた最終日マチネ、そして顔面がめり込むいきおいでカメラに近づいては離れを繰り返していた千秋楽。どちらもばっちり映っていましたね。現地でふみやの様子を見ていた時はあ~やっとるやっとるこれは配信勢が食らってますわ~と思ってたんですけど、配信アーカイブ見返したら普通に私も食らっておしまいになりました。マジでなんなんだあの男。

デスファイトギャンブル

 ふみや、依央利くん、大瀬くんによるデスファイトギャンブルの曲。元になった曲は「かたつむり」、元ネタは原作(#65)でふみやが主催していた依央利くんと大瀬くんのバトル。内容に反して曲調は結構ゆるめ。でんでん♪でででん♪デスファイト♪ふみやパートのときの依央利くんと大瀬くんの動きがかなり格ゲーっぽい。MVになったら絶対ドット絵だと思う。七夕曲の次の曲はブレイクする人が誰かによって順番変わるんだけど、この曲が先に来るときはふみやはお札を持ったままのことが多かった。現ナマを見せびらかしながらギャンブルの曲を歌うんじゃないよ。「ゴングなったら始まるファイ」のときの手がかなり好きです。地味な推しポイント。
 バトルが佳境に入ってからのふみや、「奴隷の矜持はチョモランマ」「チョモランマ!?」「クソの誇りはウルツァイト」「ウル…?」って合いの手というよりツッコミ入れてて面白かった。ウルツァイトがよくわからなかったのかウル…?ってなってるの可愛い。この曲のふみや、終始胴元ムーブしててよかったな。最後の「めんどくせ~」の言い方、心底めんどくさそうでよかった。彼は金もうけのためにこのギャンブルを主宰しているので、別にふたりがどう争うとかはそんなに興味がなさそう。嬉しいね。

日替わりゲストについて

 「カリスマが来た」の回にて、毎回ゲストとして○○のカリスマがやってくるのでそこについてのお話。雰囲気としてはトークイベントに近いけど、もちろんキャスト勢はキャラクターのまま参加している状態でした。ここはマジのアドリブだったらしく、かなり大変だったみたいです。そりゃそうだ。ここでゲストにちなんだテーマのチャレンジ企画があり、そこでMVC(Most Valuable Charisma)に選ばれた人がご褒美としてカリスMAXチケットをゲットでき、それを手に入れることで最後にカリスマブレイクするという流れになります。自分で書いてても意味わからないなこれ。各回みんな面白かったんですけど、全回全員分覚えているわけではないのと文字数がえらいことになるのでふみやの話だけします。

声優のカリスマ(6/28)

 ゲストは橋詰知久さんと日向朔公さん。声優のカリスマというか……カリスマの声優というか……。「今日はこいつらに言葉について教えてもらおうと思って」というふみや。ゲストをこいつら呼びするなよ。これマジですべての回でゲストをこいつ呼びしていてすごかった。肝が据わりすぎだよこの最年少。
 企画は早口言葉チャレンジ。早口言葉を1回ずつ、7人全員が言えればクリアという内容。MVCにはご褒美あるよ~ってMCのりかおにに言われてご褒美!って反応してるの可愛かったし、その時点ではご褒美の内容は秘密なんだけどスイーツかな~って考えてるふみやが「ショートケーキ…チョコレートケーキ…」ってぶつぶつ言ってるのもよかった。食べたいもの羅列しとる。早口言葉の内容は、ゲストが演じているキャラに合わせて「アスパラガス ケツパラガス アスパラガス ケツパラガス バスガス爆発」と「縄で死ぬか 罠で死ぬか 輪の縄の罠で死ぬか」のふたつでした。あのね……ステのふみやね……早口言葉苦手なんですよね。たぶん。1回目のアスパラガスの方はちゃんと言えたんですけど、言い終わった後に「言えたぞ!」って感じで一瞬目が力強く輝いていたのが印象的でした。2回目の縄と罠の方はお題が出た時点でめっちゃ練習してた。ひとりで。舞台の端っこで。でもチャレンジのときはわにゃわにゃになっちゃって噛んでました。かわいいね。

アニソンのカリスマ(6/29昼夜)

 ゲストはangelaのおふたり。私はあまりアニメに明るくないので存じ上げなかったんだけど、キングレコード繋がりっぽい?説明聞いたらだいぶすごい方たちのようだったので、よく来てくれたな…と思いました。
 昼公演の企画はShangri-La歌詞穴埋めクイズ。angelaさんの代表曲(?)、「Shangri-La」の歌詞の空いている部分に入る言葉を当てよう!というものでした。各々自分なりの答えを言うなか、ふみやは正解。「よくわかりましたね」と言われて「いや有名だろ」って言ってたのがなんかよかった。ふみや、アニソン聞くんだ。大瀬くんに「答え見ましたよね?」って疑われてたのもよかったです。まあ、見そうだもんな。ここでふみやに疑いの目を向けるのが大瀬くんだったのも関係性感じられて嬉しいポイントでした。正解したのもあり、MVCに選ばれチケットを進呈されたふみや。てっきりご褒美はケーキだと思っていたので「え、ケーキじゃないの」とゲストさんに詰め寄っており「あとで買ってあげるね!」て言われてた。この人たらしめ。ふみやってそういうところあるよね。ありがたいことですよ。
 夜公演の企画はShangri-Laタオル振り選手権。angelaさんの生ライブに合わせてタオル振りをしよう!という内容でした。このタオル、黄色ででっかくバナナがプリントされてるので天彦が反応して怒られてたんだけど、そのあとふみやとさるちゃんがお互いのタオルを合わせてウケていたという話を聞いて笑ってしまった。悪ガキのノリすぎる。ふみやのタオル振り、全力でぶん回していて勢いがすごかった。寒いとこでタオル凍らすときの回し方だよそれ。
 カリスマたちと過ごした時間がとても楽しかったangelaのおふたり、住みたいな~♡となっていたけど「無理」って即答していてにっこりしてしまった。「205号室(ふみやと天彦の部屋の間にある。現在空室)とか空いてるじゃないですか?」と言われて食い気味に「空いてないよ」って言ってたのもよかったな。せめて一晩泊まるだけでも…と食い下がられても断固拒否の姿勢を崩さないふみや、ゲスト絶対帰すマンで最高だった。「ここに来るなら歓迎するよ(でも用が済んだら帰れよ)」ってこと?

こどもたちのカリスマ(6/30昼夜)

 ゲストは横山だいすけさん。だいすけお兄さんこんなとこに来ていいんですか!?!?!?天彦が「僕は共演していいのでしょうか」って言ってて笑っちゃった。それはそう。
 昼公演の企画はこどもの質問に答えようのコーナー。「教えて!お兄さん」みたいな企画タイトルだった気がする。「空はなぜ青く見えるの?」というこどもの純粋な質問に、お兄さんとして答えよう!という内容。だいすけお兄さんがこども役で質問をして、それに対してカリスマお兄さんたちが説明をする……という感じだったんだけど、ふみやは「まずなんでお前は空が青いと思ったんだ?」から入ってこどもを困惑させていた。まずはそこからだろ、と言ってこどもの意見を聞こうとするふみや。え~と…なんでかなあ…と答えに迷っているのを見つめながらその場に座って、「ずっと待っててやるから」って少しだけ優しい声で言ってて……寄り添う姿勢としてはgoodだったけど「一生終わらない気がする」という評価を受けていて笑いました。それは本当にそう。でも答えが出るまで待ち続けるの、デス会議を思い出してにっこりしちゃった。ふみやってそういうところあるよね。まず相手に考えさせるのも、相手の思考は邪魔しないのも、ふみやらしいな~と思った。まあこども相手にそれは酷だろというのもあるんですけど。
 夜公演の企画は童謡「ぞうさん」の振り付けをしようというもの。このお題が出た時点ですべてを察した観客がざわついていたのがめちゃめちゃ面白かった。だいすけお兄さんも、楽屋ではかわいい選曲だな~と思っていたけど舞台に立った瞬間に「””そういうこと””か…」と気づいたらしい。どういうことだったかは、この回で誰がブレイクしたかを考えればおのずと答えが出ると思います。
 ここのふみやは前後の流れ込みでの面白さだったので、他のカリスマについても少し触れますね。まず最初にチャレンジしたのは理解お兄さん。ぞうさんの頭を撫でて、お母さんを見つけて、お母さんお鼻長いですね~!のジェスチャーをする振り付け。「ぞうさんが見えましたよ!」と高評価だったところで「別に見えてねえだろ」と突っかかったさるちゃんが次のチャレンジャーに。ぞうさんと殴り合いのバトルを始め、不意に横からも殴られた…と思って隣を見るとお母さんが!!!という振り付け(これは振り付けなのか?)でした。ここのお母さん登場シーン、ゆっくり横を向いて驚愕の表情をするのがめちゃめちゃウケていた。次の依央利くんはバレエっぽい動きで踊っていたと思ったらゆっくり横を向いて驚愕の表情で〆。この時点で「突然現れたぞうさんのお母さんにビビる」という流れができています。その流れに乗ったのがふみや。歌詞ガン無視で「千円ちょうだい」「二千円ちょうだい」「三千円ちょうだい」「四千円ちょうだい」と言いながら手を差し出していた……と思ったら腕を突き出したままゆっくり横を向いて驚愕。ぞうさんに金をせびっていたらお母さん出てきちゃったんですね。ここ、天丼なのもそうだけどふみやの驚愕フェイスが本当に最高で大爆笑しちゃった。ふみやって本当に表情筋がおとなしいんだけど、さるちゃんや依央利くんみたいに大きく表情が変わるわけでもないのにめっちゃびっくりしてるのが伝わってくる顔で、あんなに心底びっくりしているふみやはそうそう見れないと思うのでめっちゃレアな表情が見れたと思うし本当に面白くてずっと笑ってた。今思い出しても面白いもんな。各ゲスト回も円盤収録してほしい……。ちなみにこの後、突然ふみやが袖に捌けていったんですけどあれなんだったんだろう。笑いそうになっちゃって耐えきれず引っ込んだのかな。2回目のクロストークのとき、ふみやってキャラ的にあんまり笑えないって話してたしそういうのもあるのかもしれない。割とすぐ戻ってきてはいたけど。

バラドルのカリスマ(7/2)

 ゲストは森口博子さん。またすごい人連れてきちゃった。天彦とめちゃめちゃ意気投合しており、理解お兄さんがめちゃめちゃになっていた。森口さんと天彦の絡み、一度始まるとずっとやってるしお兄さんは使い物にならないしで収拾つかなくなってて、ふみやがすごい勢いでりかおにの腕掴んでたのが印象的だった。理解!笛!笛!って言いながら笛を吹くジェスチャーしてて、アッはい!笛!吹きます!みたいな感じでお兄さんがPPPPPPP!ってしててよかった。マジで表情変化はそんなにないのにめちゃめちゃ必死なのが伝わってきて、どうすんだこれみたいな感じになっていた。一回部屋に戻ろうとして、階段に座り込んでるさるちゃんに阻まれていた。「今日はこいつから!」の声デカすぎて笑っちゃった。なんとか軌道修正しようと頑張る最年少。頑張れ負けるなハウスの末っ子。風紀委員の代わりは君がやるんだ。
 チャレンジ企画はバラエティらしくジェスチャー伝言ゲーム。お題は金魚掬いで、テラくん→依央利くん→さるちゃん→理解お兄さん→天彦→ふみや→大瀬くん→森口さんが回答、の順番でチャレンジ。ファインプレイは個人的にさるちゃんとふみやだったかな。このふたり、シンプルに演者さんがジェスチャークイズ上手いんですよ。陽春さんの誕生日イベントにじゅやまさんがゲストで来た回でジェスチャークイズやってて、ふたりともめちゃめちゃ上手かったのでこの回でもそれが遺憾なく発揮されていた。ここに箱があります→金魚を掬う→金魚の真似(これは天彦がやっていたものをそのまま再現。腕をひらひらさせながら身体を揺らしていた)→手に持っているもの(ポイ)の形を示す→掬っているうちに穴が開いたので穴を覗く→ポイを変える→再び金魚を掬う、の流れで金魚掬いを表現。いや~ふみやマジで上手かった。客席もおお~!ってなってた。それを見た大瀬くんはでかいプリンだと思ったらしいですが……(ふみやのイメージに引っ張られすぎでは?)
 あとどこかのタイミングで理解お兄さんに「理解、これがバラエティだ」って言ってた気がする。

二丁目のカリスマ(7/3昼夜)

 ゲストはENVii GABRIELLAのお三方。天彦のポールダンスを見て、私もやりた~い!ってやった方がガチですごいパフォーマンスを披露されていて会場大盛り上がりだった。パワフルでかっこよくて美しい方々でした。
 昼公演の企画は二丁目の接客をしてみよう!というもの。天彦テラ大瀬ふみや、理解さるちゃん依央利の2チームに分かれてゲストさんをおもてなししましょう!という内容でした。MCりかおにに「では今から2チームに分かれます。まずはふみやさん」って言われた瞬間「やだ」って返してたの、反抗期すぎる。ホストじみた接客をする天彦と楽しく盛り上がるテラくんに対して、それぞれひとり掛けのソファに座ってるだけの大瀬くんとふみや。おもむろに大瀬くんにビールを頼み、入れてもらったビールを飲み始めるふみや……を見かねてゲストさんのひとりが絡みに来てくれたんだけど、まったく動じずに更にビールを要求してそのまま接客される側に回っていた。脚とか組み始めるし。何なんだその貫禄は。「ビールまだあ~?」って言ってゲストさんが「ビール持ってきて!早く!」って焦り始めるし、大瀬くんは何故かゴブリンの煮汁持ってくるし、それ渡されて「いらない、ビール」って言って「ビールだって!ビール!」ってゲストさん更に焦らせるし、そこでチャレンジ終了したし。威風堂々とビールを飲むんじゃないよ未成年。ていうかふみや、甘党だから絶対にビール苦手だと思うんだけど(苦いから)あくまでシミュレーションなのですごい手慣れた感じでビール飲む素振りを見せていて、あ~実物の味知らないんだろうな~を感じられてよかった。評価はもちろん散々なもので、「なんでこっちが接客しなきゃいけないのよ!」って言われてたけどソファに全体重預けながら「俺を楽しませろ」って言ってて最高だった。王の風格。何なんだお前ほんとに。19歳が出していい雰囲気じゃないんだよ。次のチームにりかおにが入っていたので天彦がMCを引き継いでたんだけど、MVC発表前に「ご褒美に加えて、ゲストさんによる接客を受けられます」発言に「いらない」って返してコラッて言われてた。その後のチャレンジを経てりかおにがMVCに選ばれ、チケット贈呈のときにゲストさんの接客を受けてたんだけどお兄さんがオロオロハワハワしてたら突然乱入してきたふみやが「おいビール持ってこい!」って言いだして一同!?!?!?になっていた。ふみやの乱入により強制終了となったけど、お兄さんは限界になってました。可哀想に。
 夜公演の企画は二丁目クイズ。ゲストさんの体験談を元に、「男に振られた帰り道、雨の中○○を聞きながら帰った」の○○に入る曲名を答えようという内容でした。ふみやの回答は「札を数えるASMR」←ふみやすぎる。確かに君はそれでテンション上がるだろうけどさ。この後さるちゃんと「ASMRってなんだよ」「お前ASMR知らないの?」ってこそこそ喋ってた。そしてりかおにが次の回答者を探しているところでいきなりさるちゃんを指名するふみや。「次は…」「慧」「指名制!?」ここのテンポかなりよかった。さるちゃんの回答後、舞台の端で何やらヒソヒソし始めるふみやとさるちゃん。天彦の回答中にふたりで何かを書き始める。「じゃあ次は…」となったところでふたり揃って挙手、「あなたたちさっき答えたでしょう」と言われるも「ご褒美欲しいから」と返し、「まあ意欲的なのはいいことですが…」と回答権ゲット。ふみやの回答は「二丁目から三丁目に引っ越す歌」、さるちゃんは「三丁目から四丁目へ」何?この悪ガキどもは……。ふみやとさるちゃん、演者同士がかなり仲良いのもあって絡みがちなのかなと思ってるけど、ここの組み合わせがマジで悪ガキふたりって感じでかなり最高だった。クイズの回答は加藤ミリヤの「WHY」だったんだけど、MVC発表前に大慌てでふたりとも何かを書いててさるちゃんは「WHY」、ふみやは「ごほうびください。」を提出していた。後出しと直球おねだり、自由すぎるだろ。テラくんがMVCに選ばれたところでふみやが両手を広げてWHYのポーズ(🤷←これ)をしていた。
 最後にりかおにに「どうでしたかカリスマハウスは」と聞かれて「住みた~い♡」と答えてくれたゲストさんたち、「どうですかふみやさん」とりかおにに振られて「空いてない」と即答するふみやをここでも見ることができました。ちなみに退場時にもこそっとゲストさんが何か言ってたぽくて(やっぱ住まわしてよとかそんな感じのことかな?)、強めに「無理だって」って言ってたのもよかった。俺たち7人のシェアハウス過激派のふみや、嬉しいね。

アイドルのカリスマ(7/4)

 ゲストはももクロのあーりんこと佐々木彩夏さん。今回もりかおにがタジタジになっていました。でも森口さんよりは大丈夫そうだった。進行カード渡されたときにハワハワしてはいたけど。「理解に近づくな」って強めに言ってたのよかったな。進行役だからっていうのもあるだろうけど、ゲスト回のふみやはかなり理解お兄さんを守る方向に動きがちな印象がありました。
 チャレンジ企画はアイドル風の挨拶。こんなんアイドルブレイクだよ(アイドルブレイクは、しません)。さるちゃんが自分のターンでやってたKポーズを頑張って習得しようとしているふみや、可愛かった。相変わらずさるちゃんとふみやは舞台の端でヒソヒソこそこそ喋ってるんだけど、Kポーズやってこれできてる?いや逆だろそれみたいなやり取りをしてるっぽかった。ふみやのアイドル口上、「好きなやつは福沢諭吉、正邪のスイーツ系アイドル伊藤ふみや」だったんだけど、りかおにから「昨日から渋沢栄一さんです」という指摘が入りエッという顔をしてから「……もっかいやる」とセルフ仕切り直しをしていた。というわけでTAKE2に入ったけど「こんにちは渋沢さん(下手に一礼)。こんにちは(上手に一礼)、……(理解を見る)」「渋沢栄一です」というやり取りが発生し再リトライ。なかなか渋沢栄一が覚えられないのか、「もっかい」と言った後に「渋沢栄一、渋沢栄一……」と何度も繰り返していた。最終的な挨拶は「こんにちは栄一さん(下手に一礼)、こんにちは栄一さん(上手に一礼)、あっ(胸ポケットを開けて万札を取り出す)こんなところに栄一さん。これからよろしくお願いします。伊藤ふみやです(客席に万札を見せつける)」となりました。私たちは渋沢栄一だったらしい。舞台端に戻ってからはさるちゃんとふたりでお札のホログラムを見ていた。
 全員のチャレンジが終わり、最後にあーりんさんが一曲歌ってくれることに。さるちゃんが曲の途中で帰ろうとしたのを阻止していてえらかった。ただそのあと、ふみやが手拍子しながらさるちゃんに何か話しかけて、そのまま餅つき(ふみやが縦に手をパンパンし、その間を狙ってさるちゃんがお手みたいにするやつ)をし始めていた。君たち、ゲストさんのライブ中ですよ。マジでこのふたり悪ガキすぎるし自由すぎる。

ギャンブルのカリスマ(7/5)

 ゲストは廣野凌大さん。登場早々「ようふみふみ!」と言われており、ふみやも「お~凌大」って言ってて謎に仲良さげだった。君たち知り合い?ギャンブルのカリスマと繋がりがあるハウス最年少、なんなんだほんとに。この回は本当に全部濃すぎて、みんな好き放題していました。すごかった。カオス。
 企画はカリスマカジノ。お互い10ポイント所持している状態で選択問題の結果を予想して任意の持ち点を賭け、賭けた点は当たれば2倍で外れたらなくなるというルールで廣野さんvsカリスマで勝負しよう!という内容でした。ご褒美として廣野さんが取り出した10万円にすごい勢いでふみやが食いついていた。1ラウンド目はトランプ当て。ハートのエースが出るかジョーカーが出るかで、カリスマはジョーカーに4点、廣野さんはエースに10点かけたがどちらも外れ。廣野さんが「1点1万で買わせてください!」と10万円を取り出すや否や「ありがとう」と受け取るふみや、「凌大に10点あげて」と得点係の依央利くんに命じ、どちらも外したはずなのに廣野さんは持ち点が減っていないという謎な状況になっていた。2ラウンド目は大瀬くんはどうするでしょうかクイズ。ナイフと縄と変な薬が目の前にあったら大瀬くんはどうするか?という内容。すごいことするな。最終的に大瀬くんが変な薬を服用したことで場が騒然となるんだけど、そこで突然ふみやが放置されているナイフを右手で持ってちゃぶ台に置いた左手の指の間を高速で刺すやつをやり始めて何何何!?!?になった。ハンドナイフトリックというらしい。何でいきなりやったの?マジで高速でトトトトト!ってやってて意味が分からなすぎて怖かった。精度と速度が異常だよ。大瀬くん死にかけ騒動は2回あったんだけど、2回ともやってた。なんでそんな突然カイジみたいなことを?ゲスト回で何かしらかまさないといけないノルマでもあるんか君は。一心不乱にハンドナイフトリックやってる現場、二度目は流石に取り押さえられてたけどねこちゃんみたいにびよんと伸びていて面白かった。そのあとナイフ握ったまま佇んでたのも意味不明でよかった。ナイフ持って立ち尽くすふみや、絵面が不穏すぎる。
 MVC発表前に「いや~みんなそれぞれ良かったんだけどさあ、あっふみふみはあとで10万返してね」って言われたふみや、「えっ、なんで……」って聞いたことないくらい弱々しい声で言ってて可愛かった。君そんな心もとない声出せたんだね。

声優のカリスマ(7/6昼夜)

 ゲストは山中真尋さんと細田健太さん。理解お兄さんが山中さん全肯定お兄さんになってたり、さるちゃんがほそけんさんに突っかかってお兄さんに「猿お前メンタルどうなってるんだ」と言われたりしていた。
 企画は昼夜ともに早口言葉チャレンジ。昼と夜で早口言葉の内容が違いました。昼公演のチャレンジ1回目は「赤ジャスティス青ジャスティス黄ジャスティス」。ふみやが「赤ジャスティス黄ジャ、……赤ジャスティス青ジャスティス黄ジャスティス」と噛んだというより言い間違えて失敗。不満げなふみやに「明らかできてない人いたね」というほそけんさん、「なかったことになった空気だったじゃん」「いやダメでしょ」「じゃあお前やってみろよ」となり強制チャレンジ……と見せかけてほそけんさんの後ろにさるちゃんを配置するふみや。ほそけんさんが口パクしてさるちゃんがやる方式になり、依央利くんが「どっちがさるちゃんかわからないけど逆じゃない!?」とツッコんでいた。2回目のチャレンジは「指示するな 指図するな すかさず指示・指図するな」。こちらもふみや失敗。「指示するなさすずす…(あ~という空気)」でめちゃめちゃ不満げに口を尖らせていた。レアな表情。「まあまあまあ」で押し通そうとしたけど「まあまあまあじゃないよ」と言われてしまい、山中さんをガン見するも「そんな真っ直ぐ見つめてもダメ」と言われたので「お前もやれよ」と再度巻き込みにかかっていた。
 夜公演のチャレンジ1回目は「秩序 秩序 三秩序 合わせて秩序 秩序 六秩序」。難しっ。これふみやいけるか……?と思っていたら、「理解 理解 三人理解 合わせて理解 理解 六人理解」とまさかの大幅改変。「まあ理解すなわち秩序だし」「ふみやだしね」で許されててすごかった。いいんだそれ。
 ※夜公演2回目チャレンジの早口言葉を完全に忘れました。自前のレポツイにも残っていなかった。覚えている方はマシュマロで教えてください。

2.5次元のカリスマ(7/7昼)

 ゲストは荒牧慶彦さん。会場の盛り上がりがすごかった。2.5次元のカリスマだけあって声の出し方が舞台の人なので、カリスマたちと同じトーンで喋っていてすごかったです。贅沢だなあ……!
 企画はかっこいい台詞選手権。一度も自分を認めなかったライバルが激闘の末放った言葉というテーマでかっこいいことを言いましょう!という内容でした。ふみや、途中で挙手してたんだけど全然気づかれずに次大瀬くんでいこう!みたいな流れになってて「俺がいく」「いや俺がいくって」ってずっとアピっていて可愛かった。結局大瀬くんの次になってました。ふみやのチャレンジは後ろを向いた状態でスタート。振り向きざまに唇を親指で拭いながら「お前の作ったシフォンケーキ、ふわふわだったぞ」と言い放ち、……会場全体が「?」となっているのも気にせず「おわり」と言って終了。え何何何?わかんないわかんない!となる荒牧さんに「わかれよ」と言い、「誰がわかるのこれ?」と言うテラくんには「俺がわかってた」。いや、うん、それはそうなんですけど……。荒牧さんのヒアリングにより、シチュエーションは料理対決であることと何故か審査員ではなくふみやが相手のケーキ食ってることが判明。依央利くんの「でもふみやさん料理しませんよね?」に対して「だから負けたんだよ」と即レスしており最高だった。そのまま堂々と定位置に戻っていくので、テラくんに「なんでそんな自信満々に帰れるの!?いつもそうだけど!」と激しくツッコまれていた。それはたぶん全員思ってるよ。

声優のカリスマ(7/7夜)

 ゲストは大河元気さんと福原かつみさん。このふたりも大暴れでしたね~……理解お兄さんはゲストに対してあまり強く出れないようなので、今回もふみやが頑張っていた。「おい理解(半ギレ)」←だいすき。収拾つかなくなりそうになるとすかさずお兄さんに笛を吹かせようとするふみや、正しすぎる。「乗っ取られるぞこれ」「理解。乗っ取られる。」「乗っ取られてますね……」ここのやり取り、お兄さんマジでしっかりしてくれよと思って笑っちゃった。ステお兄さん、押しに弱すぎる。
 1回目のチャレンジは「ミラー見られん!見ろ!見る!見れん!ミュータントターテラくん」。なんだこれ。ふみやはめちゃめちゃ練習してたし、練習するな!って叱られてた。身振り込みで練習していたため、実際のチャレンジ時には隣にいる天彦に紙を持たせて顔の前で手のひらをパカパカしながら無事クリアしていました。その後またひと騒ぎあり、ソファでぐにゃっとしているふみや。2回目のチャレンジに入るところでもぐにゃついていたので大河さんに「伊藤ふみや!並べ!」と怒られるも、「なんで?」と真顔で返して困惑させていた。そのあとすぐにご褒美のためか…ってちゃんと並んだけど。えらいぞ。2回目の早口言葉は「親滅私 子滅私 孫滅私」。さっきより簡単なのでサクサクいきましょう!となり、意気込んだりかおにがフライングしたことで再び場がぐだる。ふみやはその場にしゃがみ込むし、そのあとソファに寝ころんじゃうしでまた伊藤ふみや!!!となっていた。あとでケーキ買ってあげるから!と言われてどうにか並び直すふみや、依央利くんに「立つのめんどくさいならおんぶしますよ」と言われ、「いいの?」とすぐさまおんぶされていた。そのままチャレンジスタートし、依央利くんが言い終わったと同時に「もう一回」と言って自分の分も依央利くんに言わせていた。ズルだろ。でもふみやはそれが許される男なのである。依央利くんが2回言い終わると無言で大河さんを見つめ、「判定をどうぞ」。結果はクリアです。クリアして依央利くんにおんぶされたままくるくる回った後、もういいぞって下ろしてもらってた。MVCに選ばれたふみや、チケットゲット演出にて目元をチケットで隠しており、少年Fじゃん!!!って大喜びしてしまいました。最高。ありがとう。

日替わりパートについて

 大体ストーリーパートのところで書いちゃったけど、比較的バリエーションがあったものについてはこちらに記載します。ふみや関連のみなので、天彦のセクシー小噺や気圧のお説教等は割愛しています。

Xmasパーティー前のテラくんへの苦情

6/28   「こっちはもう2回もやって、どうしようかなって思ってたんだよ」
6/29昼夜 「こっちはもう2回もやってるんだよ」
6/30昼 「こっちはもう2回もやって、理解が恥かいてんだよ」
6/30夜 「理解が大スベりしてるよ」
7/2  「理解がスベり散らかしてるよ」
7/3昼 天彦「理解さんなんて言いました?」理解「カヌレ…」ふみや「カヌレの…って言ってたよな。カヌレの何?」理解「カヌレのショートケーキ……」→「理解がカヌレのショートケーキとかわけわかんないこと言ってたよ」
7/3夜 「理解の秩序が乱れまくってたよ」
7/4 「(蹲る理解を示して)理解がこんなんなっちゃったよ」
7/5 「(蹲る理解を示して)理解がこんなことになってるよ」
7/6昼 天彦「理解さん今なんと?」理解「カヌレ…」依央利「カヌレ!?」理解「以前ふみやさんと行ったカフェで食べたのがとても美味しくて……」→「理解が俺との思い出喋っちゃったよ」
7/6夜 「理解の頭がもうちょっとで地面についちゃうよ」テラ「もうついてる」
7/7昼 天彦「理解さん今なんと?」理解「カヌレ…」依央利「カヌレ!?」理解「以前ふみやさんと行ったカフェで食べたのがとても美味しくて……」→「理解が俺との思い出喋っちゃったよ」
7/7夜 天彦「なんて言いました?」理解「カヌレ…と…」依央利「カヌレ」理解「依央利さんなら美味しく作ってくれるかなあと」依央利「それはそうだけど、聖なる夜だよ?」理解「以前ふみやさんと食べたのが美味しくて…」天彦「あの硬いやつですよね」理解「それしか考えられなくて…」→「理解が俺との思い出喋っちゃったよ」

Xmasパーティーのチャージ演出後

 天彦、理解お兄さんとのやり取りの部分。日替わりと言いつつ毎公演分羅列するほどではないのでパターン箇条書きで記載します。
・「ふみやさん頭の飾りありがとうございました」「お前なんでつけてないんだよ」「部屋に置いてあります」
・「天彦、ツリー代」「……聞こえませんでした」
・「ふみやさん頭の飾りありがとうございました」「ああ、それで領収書なんだけど」「(去る)」「……理解、領収書」
・「ふみやさん頭の飾りありがとうございました」「天彦、俺の食ったケーキ代」「……聞こえませんね」「……理解、俺の食ったケーキ代」
・「天彦、俺のケーキ代」「……聞こえませんでした」「……理解、俺のケーキ代」「……後ほど……」
・「天彦、ケーキ代」「なんですか~?(聞こえないふり)」「理解、ケーキ代」「食べてないですよ!」
・「天彦、ケーキ代なんだけど」「聞こえませんね~」「理解、ケーキ代なんだけど」「自分で払ってください!」
・「天彦、いちごのショートケーキ食べに行かない?」「いいですね!いつ行きましょうか」「今から」「今からは…ちょっと…」「理解、カヌレ食べに行かない?」
・「天彦、今からクリスマスケーキ買いに行かない?」「やることがあります」「え?……理解、カヌレ美味しかったな」「美味しかったですね!……また食べに行きましょう」「今から行こうよ(食い気味)」「今はちょっと……」

カリスマブレイクについて

 正邪様はこの世に存在した!!!!!!(田舎の宗教看板?)いや、あの、ふみやのカリスマブレイクやばくなかったですか?ちょっと本物すぎるというか、あまりにも””実在””だったので現地で悲鳴上げたし終演後ガチで頭を抱えていた。6/29の昼公演後に客席でずっと頭を抱えていたオレンジ色の女を目撃した方、たぶんそれ私です。

ビジュの話

 再現度が異常!!!ふみやの時点でかなりふみやなんですけど、正邪様も本当に正邪様そのもののお姿ですごい。というか陽春さん、ふみや顔というより正邪顔なので正邪様がマジで似合う。ふみやのときは表情筋がおとなしいだけで感情は人並みにあるというかなんなら感情豊かなのが伝わってくるけど、正邪様は完全に”無”なのでありがたい。感情が見えづらいのと感情に乏しいのって別だからね。それが表情に完璧に表れているからすごい。
 あと正邪衣装、原作と舞台のブレイクビジュでは裸足なんだけど舞台上で裸足は危ないということでブーツを履いていました。パンツと同色の金継ぎっぽい装飾入りのブーツ。服と靴と爪、金の部分がめちゃめちゃ光を反射して煌めいていて綺麗だったな……あとふみやの衣装って結構オーバーサイズっぽくて、陽春さんの本来の体型がかなり隠されてる形になっているからか正邪様みたいなかっちりした衣装だとめちゃめちゃ華奢に見えるというかふみや時との差がすごくて別人みたいになる。初演のときから思ってたけどステのふみやって2.5で生身の人間が演じてる割にはどこか無機物っぽいところがあって、それに陽春さん自身の身体の薄さ(ふみや時に比べて)が合わさって正邪様の人外感半端なかった。本人のお顔が綺麗なのもあるけど、本当に造り物みたいというか美術品みたいな美しさと神々しさがあった……。
 ブレイクした姿で現れるとき、翼と頭の輪はプロジェクションマッピングで投影されてたんだけど光が当たる→輪が現れて翼が展開される→正邪様が伏せていた視線をゆっくり上げる→曲が始まってゆっくり腕を開くって流れで、「目覚めた」感がめちゃめちゃめちゃあってそれも最高だった。

ソロ曲の話

 正邪ブレイク曲「AshFlow」、かっこよすぎる~!!!ふみやといえばやっぱりラップなんですけど、AshFlowもがっつりしっかりラップで最高でした。ふみや時あんなに早口言葉で苦戦してたのにまあまあな速度のラップできるのすごいよ。
 歌声の話をしますね。ステのふみやって正直声という意味では1,2を争うくらい原作と違うと思っていて、ボイスドラマ原作の2.5としては致命的なのかもしれないけどそれをビジュとキャラ解釈と雰囲気と演技力で「ふみや」として説得力を持たせているのが陽春さんのすごいところでありステふみやの魅力だと思っているのですが、AshFlowはめちゃめちゃふみやの歌声!!って感じがした。いや、通常時の声とか歌も初演よりかなり原作に寄せてくれているんだろうなというのは伝わってくるんだけど、この曲は特に。私はふみやの歌声について、カリスマワールド発売時のナタリーの記事(記事リンクは下部に記載)に書いてあった「透明感と粘り気を併せ持った歌声」という表現が大好きなんですけど、AshFlowってまさにこれじゃないですか?するりと脳に入り込んでゆっくり絡みついてくる感じがめちゃめちゃ「正邪のカリスマの歌声」で、聴いてて最高になっちゃった。なんだろうな、言葉と言葉の切れ目がはっきりしてないっていうと滑舌が悪いみたいになっちゃうんだけど、そうじゃなくて言葉が全部繋がってるような、ひとつひとつの語がすべて結びついてAshFlowという曲として成り立ってるというか……上手く表現できないのが悔しいけど、言葉同士が糸というか網目みたいになってる印象がある。明確にこちらを捕らえにきてる感じって言えばいいのかな。ちょっと違うな。別にこちらに届いても届かなくてもいいけど、届いたからには捕まってもらいますみたいな意図を感じる歌声なんだよね正邪様の声って。
 原作の1stブレイク(今回の姿)曲である「When The Charisma Go Marching In」は「穏やかなトーンながら激情を内に秘めたようなラップ」と評されているんだけど、これはAshFlowにも通じるものがあると思う。他カリスマたちのステブレイク曲は歌詞とかで原作曲の要素がわかりやすく組み込まれてたけど、正邪ソロもわかりやすい繋がりはなくても確かに原作と同じ味わいの曲に仕上がってるなあと感じた。配信で曲を何度も聞き込んで背景の歌詞とかもしっかり見てたんだけど、終盤の盛り上がりのところでコーラスが『I know gray』から『I no gray』に変わって「俺は俺だ 何色でもない」って歌詞が続くの、唯一ブレイク時にイメージカラー(オレンジ)を纏ってないふみやが言うのがすごいいいなと思っていて、ここの歌声にほんの少しだけ滲む切実さみたいなのが本当に大好き。動きも表情変化も少なくて、視線と腕だけをゆっくり動かしながら淡々と歌う正邪様の中に確かに存在する意思というか感情の昂りみたいなものの片鱗を垣間見ることができたような気がして、個人的にはあそこの部分が一番ぐっとくる。
 何が言いたいかよくわかんなくなってきちゃったな。とにかくAshFlowは最高で、正邪様の歌声は素晴らしいということです。明日にでも楽曲配信してほしいよ。11月まで待てないって。記憶の中でリピートしすぎて脳内レコード擦りきれちゃう。
※ナタリーの記事はこちらです。久々に読み返してみて、他のカリスマについても結構ステに通じること書いてあるなあと思いました。

おかえりカリスマの話

 正邪様、ふみやと挙動が違いすぎてギャップでおしまいになりました。歩き方、視線の向け方、カリスマたちに向ける目、観客に向ける目、何もかもがふみやと違う。まずほとんど踊らないという時点で通常時とは違うんですけど、まあこれは他のカリスマも大体そう(服従様を除く。彼は服従のカリスマらしく振り付けに忠実に踊っている)なのでそういうものなんだけど、それはそれとしてやっぱりオタクは狂っちゃうよ……!!!
 まず全体的に動きがゆったりしてるのは通常時と一緒なんだけど、ふみやは下半身重心でどっしりよりのゆったりさで正邪様は重力をあまり感じないタイプのふわふわしたゆったりさ。最低限定位置には移動するものの、踊らずにぼんやりと客席を見渡したりソロパートを担当しているカリスマを腕で示したり、それくらいしかしないけどそれだけでも十分見ごたえがあるからすごい。千秋楽では途中でセットに腰掛けてたんだけど、足組んでじっとしててとんでもなかったな。正邪様が座ってた位置、ちょうどふみやが気圧回で座ってたところとほぼ同じだったけど座り方全然違った。なんだろうな、神々しいというよりは人間味を感じないと言った方が正しい感じの人外感が常にある。視線の動かし方も腕の持ち上げ方もすごいゆったりで、ぎこちなくはないんだけど人体不慣れそうな感じがすごくあった。
 そして歌詞ね!!!上の方で書いたように通常ふみやの歌詞も最初はこちら側への語りかけみたいになってるんだけど、正邪様の場合は「みんな」じゃなくて「お前ら」になっているのでより対象を絞っておられます。「ここにいるお前らも観客も共犯者 実際どうだった?」今書いてて思ったけど、お前らと観客って別なんだ。じゃあお前らって誰なんだろう……少なくともこの舞台を見ている人ではあるんだろうけど、正邪様的には観客とは違う何かに語りかけているんだろうな。舞台の真ん中に立って淡々と自分のパートを歌う、という意味ではふみやも正邪様も同じはずなのに確かに別の存在だと感じてしまって、なんかそれがこう……なんだろうな……役者って本当にすごい。(言語化を諦めました)

カーテンコールの話

 正邪様が我々凡人にお言葉をかけてくださったぞ!!!という気持ちになりました。ここの正邪様のお言葉、初演のふみやのカテコ台詞とほぼ同じなのですが「俺たち」ではなく「我々」となっていたり、「生活を続けていく」ではなく「覗き見る」になっていたりと少しずつ違っていて、なんかすごいぞわぞわしちゃった。はっきりと支援を求めるのではなく「意味は、……わかるよな?」って言ってるのもよかった。わかりました!!!貢がせていただきます!!!ここ結構客席から笑いが漏れていたのですが、普通に笑いごとじゃねえぞと思いながら聞いていた。正邪様のお言葉ですよ。真剣に聞きなさい。(厄介オタク)
 お辞儀もふみやと全然違うんだよね。ふみやは仁王立ちみたいな感じで足を開いた状態で腰に手を当てて深々と頭を下げるんだけど、正邪様はぴしっと立った状態から軽く腰を折る程度のお辞儀。頭を下げるというよりは、腰を引いたら自動的に頭が前にくるって感じの礼。これ、初回ブレイク時はまたちょっと違って、左手を胸に当てて右手は後ろに回して軽く一礼していた。格式が格段にアップしてる~と思いながら見ていたので割と記憶に残っています。
 部屋に戻るときも、ふみやは全員が部屋に戻ったかしっかり確認してからじゃあねって感じで片手を上げて帰っていくのですが(天彦がブレイクしたときは例外。性様の上着はだけファンサを真似して観客を阿鼻叫喚にさせてから帰っていった。あれはあれで何?)、正邪様は僅かに礼をしてこちらに目もくれずにサッと戻られる。このあたりも、あ~我々マジでなんとも思われてね~と感じられて非常に良かったです。

ありがとう、カリスマdeステージ

 最高でしたカリスマdeステージ。初日からずっと思ってたけど、全通してよかった。日替わりでブレイクするとかゲストが来るとかわかる前、なんなら第2弾の発表が出る前からステ2弾は全通したいと思っていたので達成できて大満足です。全部が楽しかったし、見れば見るほど色々なところに気づけて毎公演新鮮に楽しむことができました。これってすごいことだと思う。第3弾があったらまた全通したいな。
 あとブレイク姿、本当に全部クオリティ高くて最高だったのでもっと見たいです。見せてください。ひとりあたり2公演はね、少ない。もはやカリスマブレイクの姿で1話やってほしい。第3弾、集え!カリスマワールド やりませんか?今回はカテコで正邪様からお言葉を賜ったけど、他のブレイク様たちも喋るところ見たいしブレイク同士のやり取りもみたいなあと思っている。あと2ndブレイク以降も見たいし……カリスマdeステージ、永遠に続いてくれ……。
 そして私は伊藤ふみやと京山陽春が大好きなんだなあというのを実感した10日間でもありました。昨年のステ初演で陽春さんにハマったので、今回のステふみやって最推しが演じる最推しだったんですよね。本当に最高のふみやを見せてもらえたと思うし、陽春さんが演じるふみやって私の大好きな伊藤ふみやなので本当に本当に大満足だった。陽春さんの正邪様も見れて、もう悔いとかない。という気持ちになったけどラップバトルブレイクも見たいからまだまだ見たいものたくさんあった。キャラクターを大事にしてくれて、真摯に向き合ってくれる役者が推しを演じてくれることほど嬉しいことってないから、本当に京山陽春が伊藤ふみやで、正邪のカリスマで良かったと思っている。ありがとうございます。初演であなたの演じるふみやを見たときから、ずっと出会いと存在に感謝しています。ファンレターを書きます。書いてます。あなたの演じる伊藤ふみやが大好きだ。これからも応援させてください。本当にありがとうございます。

 改めて、舞台カリスマdeステージ~おかえり!カリスマハウス~全14公演お疲れさまでした!キャストの皆さん、制作の方々、この作品に関わったすべての人々に感謝を。素敵な10日間を、カリスマハウスの素晴らしい日々を、大好きな彼らの日常をありがとうございました。
 円盤発売も、第3弾も、再びブレイク姿を見る機会も、すべてを楽しみにしています。これからもずっと続いてほしい。支援も応援も惜しまないので、何卒よろしくお願いいたします。

 そしてここまで読んでくれた方本当にありがとう。長々とすみません本当に。言いたいことが多すぎてとんでもない量になってしまいました。最後にこれだけ言って終わりにしたいと思います。

 カリスマdeステージ、最高!!!!!!!


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