断ることを知ったら生きやすい
「あー、また飲みに行かないと。めんどくさい。」
「また上司に飲みに誘われたのか?」
「そうなんだよ。仕事だから行かないといけないとって言われるんやけど、
結局マウント取られたり、昔話聞かされるだけで何のメリットもない。」
「あるあるだな。断ったら良いじゃないか。」
「簡単に言うなよ。なんかこれも仕事のうちだぞってうじうじ言ってくるんやぞ.。普段大したこともないのに、その時間だけは偉そうになる。その割りに会計は割り勘。」
「割り勘なんや。相変わらず小心者やな。良いよ、1度何か言い訳つけて断ってみろよ。」
「言い訳か。どんなのやろ。」
「俺も昔よくそういうのがあったけど、俺の場合はセミナーがあるからとか、支払いジムの予約が入っているとか、何かと理由をつけてた。それで断ることに慣れてきたらもう行きませんとはっきり断った。」
「確かにセミナーとかであれば、それをやめて来いなんてなかなか言えないよな。」
「そう、それに元が小心者やからな。この飲みニケーションを断るだけでもだいぶ楽になるし、これは何もこれだけじゃなくて、断っても良いと知るだけで他のことにも活きてくる。」
「そうか。次からやってみるわ。」
「次からと言わずに、忘れてたと言って今回から断ってやれ。大事なことに時間を費やして、ただの行き場を失った昭和のおじさんの的にならなくて良い。」
断って怒るような人はそれまでの人間。それは自分の都合が押し付けられないから怒っているだけであって、断る側にも選ぶ権利がある。
それを後輩やから、年下やから合わせろみたいなよく分からない理由をつける人間に、無理に合わせる必要は無い。
時間には限りがある。だからこそ自分が望むことに対して費やす。
1度試しにやってみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。