黒歴史も今の自分を作り上げている
こんにちは。
小説家の藪田建治です。
皆さんにも黒歴史がありますか?
僕にも当然あります。人生の中で大きく方針を変えざるを得なかったこと。
小さなことでも記憶から消したいような出来事。
でもこう思います、その過去の1つ1つが今の自分を作り上げている。
だから黒歴史も今の自分を作り上げている1つの過程。
先日ファッションインフルエンサーのMBさんに会いに神戸まで行ってきました。その時が初めてお会いする。初めてMBさんのイベントに参加する。
それまではずっとVoicyという音声メディアで聞いたり、メルマガで読むだけでした。
当日も他の参加者がどんどん話し掛ける中、いつも後手に廻ったり、自分の気持ちの中で相手に譲ったり。
話しかけるのにずいぶんと時間がかかりました。
その理由もあってか、話しかけたのは良いものの、不覚にも泣いてしまいました。話しかけられて泣かれたMBさんからすればどれだけ迷惑だったか。
この出来事も出来るなら消したいような思い出。黒歴史というとオーバーな気もしますが、それに近いのではないかと個人的には思っています。
でもこの出来事があったから、僕とMBさんとの接点が出来たんですよね。
だからやっぱり消したくない思い出。もちろん話し掛けた後に1つ呼吸を入れたら良かったとかはありますけど、基本的には会いに行って、話し掛けられて良かったなと思っています。
それに何より黒歴史って言うとその時の自分を否定しまう。それは結果的に今の自分も否定してしまうことにも繋がる。
過去の自分が今の自分を形成しているのだから。
それってすごく寂しいではないですか。その過去も今も否定してしまうって。
それよりもその時のことがあったから、今があるのだと思えたほうがずっと今の自分を受け入れられる。
だから何も否定することはないし、何も黒歴史ではないんです。
そういった失敗の連続で今の自分がいるんだと胸を張れば良い。
これは自分にも言い聞かせています。
それにそういった失敗と呼べるものがないって、人生何かに挑戦していたり、生きていれば、必ずなにかしらあるものです。
無いということは真の意味では生きていないということ。僕にとってはその方がずっと問題です。
だから大事なのは、この出来事があったから今の自分がいると認めること。
このMBさんとの出会いも必要な過程だったということですね。
もちろん次に会った時は素直に謝りますけどね。ご迷惑をお掛けしましたと。申し訳なかったと。
皆さんも黒歴史という言葉だけでなく、その時の自分も認めて、今の自分がいると思うようになさって下さい。
過去を否定してしまうことはあまりにも悲しい。
その時の自分も必死になってやった結果でしょうから。
だから何も否定することなんてない。これからもいっぱい失敗して、いっぱい後悔もして生きていきましょう。
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小説家の藪田建治でした。