歩くダイエット・健康法
歩くということは有酸素運動(エアロビクス)を行っているのと同じことなんです。
「歩く効果」
歩くことで自然と体内に酸素を普段より多く取り入れることができます。
取り入れた大量の酸素は血液によって、体のすみずみにまで運ばれていきます。
なので血液の循環がよくなっていきます。
そして心臓を普段より動かすことで、血管自体も普段より働きがよくなります。
これを繰り返すことで循環器が活性化し、血圧が下がる効果が期待できます。
それと同時に心臓の負担が血圧が下がることで軽減されます。
ということで循環器系成人病の予防効果が期待できるというわけなんです。
ちなみに循環器とは簡単にいうと心臓、血管、リンパ管などの栄養、酸素などを体内の組織に運ぶ器官のことをいいます。
「悪玉コレステロールを減少させる効果」
健康診断の医師との問診でよくでるコレステロール。
この値を気にしている人も多いんです。
このコレステロールには「善玉」と「悪玉」の2種類があります。
歩くことを継続することで、善玉コレスレロールが増える効果があります。
その結果、悪玉コレステロールが減少していく効果があるんです。
「糖尿病を予防する効果」
歩くという有酸素運動をするということは、筋肉を動かしているということです。
その筋肉を動かすには、エネルギーが必要です。
なので血液中のブドウ糖を筋肉細胞に取り入れて、消費します。
それを繰り返すことで、血糖値が下がる効果があります。
このため糖尿病の治療に歩くことが取り入れられています。
私も少し血糖値が高くなった時に、医師から歩くことをすすめられました。
私は単純に体重を落とせばいいのかと思っていましたが、それプラス有酸素運動が必要だと言われました。
「心肺機能の向上効果」
普段歩いていないと、ちょっと階段を上り下りしただけで息切れがしてしまいます。
これは心肺機能が低下しているという証拠です。
歩くことで酸素を大量に取り入れることができ、歩くことを継続することで心肺機能を向上させる効果があります。
そのことで、体力を向上させることができるんです。
「骨を丈夫にする効果」
歩くことで骨に負荷がかかります。
そのことで、骨にふくまれているカルシウムが減るのを防ぐことができます。
そして骨は負荷をかけることで太くなる性質をもっています。
なので、骨粗しょう症の予防にもなるんです。
宇宙飛行士は無重力状態でいると骨に負荷がかかりませんから、宇宙の滞在が長ければ長いほど、骨のカルシウムが減ってしまいます。
ですから宇宙飛行士は、宇宙でもトレーニングを欠かすことはありません。
「ストレス解消効果」
現在はストレス社会なので、ストレスをためこむと心の病気になってしまいます。
そのストレス解消に歩くというのは、とても効果的なんです。
歩くことで脳の中にセロトニンという精神安定物質が分泌されます。
そして歩くことで心をリラックスさせる効果もうまれます。
歩くということは心の健康にとても効果があります。
「脳に刺激をあたえる効果」
歩くことで、脳への酸素供給も多くなります。
このことが脳へ刺激を与えて、脳を元気にする効果が期待できるんです。
「ダイエット効果」
歩くことで、まず血液中の糖をエネルギーとして使います。
つぎに、筋肉のグリコーゲンを燃やしエネルギーとして使います。
そして最後に肥満の原因である脂肪をエネルギーとして使うんです。
脂肪をエネルギーとして使うまでには15分以上歩く必要があります。
なので、15分以上歩くことを継続することにより、ダイエット効果が期待できます(^_-)-☆
長時間歩いて歩くことを止めてしまうより、毎日15分~30分ほど歩くことをおすすめします。
そうすると、だんだん歩くことが楽しくなり歩かないとなんだか落ち着かなくなってしまいますから!!