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【1分で読める健康習慣の科学32:寒い冬だから知っておきたい『ヒートショック』について】
こんにちは(o・ω・o)お風呂大好きマンのカエルです。
『ヒートショック』という現象をご存知でしょうか?
□ヒートショックとは
年間14000人以上の死者が出る、急激な血圧変動による心疾患のこと。
交通事故で亡くなる人数の倍、ヒートショックで亡くなっています(2006年のデータ)
ヒートショックは、気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こる現象のことを指します。
この血圧の乱高下に伴って、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの病気が起こります。
主に入浴時に起こる現象であることから、11月〜2月の寒い時期、また、室内と浴室、湯船の気温・温度の差が大きい季節に起きやすいとされています。
◆ヒートショックが起きやすい環境例
□CASE1
①暖房の効いた室内:気温高い:血圧は低い
↓
②脱衣場または脱衣時:気温低め:血圧が上昇
↓
③浴室:気温さらに低い:血圧はさらに上昇
↓
④湯船:温度は高め(38℃〜44℃):血圧が急低下
※室温と湯船の差が10℃以上あるとヒートショックが起きやすいとされている
誰にでも起こりうるヒートショック、温度差が激しい場合は注意が必要です(o・ω・o)
また、もう1パターンヒートショックが起きる状況があります。
□CASE2
①41℃以上の湯船で長湯する(30分〜):血圧が下がり、血管が拡がっている
↓
②湯船から上がる時に急いで出ようとする:浴室温度はあまり高くない状況:血管が拡がっており血液を脳に運ぶ機能が低下している
↓
③脳まで血液が届かず失神する、または急激なめまいや吐き気が起こる
実は湯船から上がる時だけではなく、"長湯をする人"は湯船の温度が下がっていく時にもこの現象が起きる可能性があります(o・ω・o)
41℃以上の湯船は心臓に負荷がかかるとされています。
高い温度に浸かった状態で湯船の温度がだんだん低下していくと、胴体部の血管は拡がり血管が流れにくくなり、脳に血液が届かなくなるため(頭は外気の低い温度にさらされているため)入浴したまま失神してしまう。
というケースです。
「長湯していると、お風呂で寝てしまう」
と言う人がいますが、この場合「寝ている」のではなく「失神している」人が大半とされています。
かくいうカエルも超長湯するカエルなので、湯船にて
(蛙;;・ω・)<ハッ。今絶対失神してた!!
という状況を経験しています。
友人には「カエルは浴室で溺死すると思う」と言われていました。※最近は長湯しなくなりました
◆ヒートショックを回避するには
①入浴前に浴室の温度を上げる
シャワーなどで予め浴室全体にお湯を流し、室温を上げると外気と湯船の温度差を縮めることができます。
②湯船の温度を41℃以下にする
ヒートショックは特に心臓に負荷がかかるため、お湯の温度を上げすぎないことも大事なポイントです。41℃以上のお湯は心臓にかかる負荷も高いので注意が必要です。
③湯船から上がる時は段階的に上がる
脳・心臓に血液がちゃんと流れるように、特に上半身はゆっくり上がるようにしましょう。
④飲食後、飲酒後は時間をおいてから入浴する
飲食後は血圧が上がり、飲酒後は一時的に血圧が下がることがわかっています。
また飲食直後は胃が周囲の血管を圧迫することもあるため、アンコントローラブルな状態で入浴するのはヒートショックのリスクを上げることになります。
最低でも食事・飲酒後は2時間程度の休憩時間を設けましょう。
安全な入浴でしっかりと心と身体を癒やしましょう(o・ω・o)
また、健康効果を高めるための習慣として、冷水シャワーも推奨されています。
十分身体が温まったら、冷水シャワーを30秒ほど浴びると風やウイルス予防になることが解っています。
今回はここまでです。最後に良かったら♡スキをお願いします。
それではまた〜(o・ω・o)ノシ
【参考記事】
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