【日曜劇場 VIVANT】=別班はムリあるという以前に、まだ2話めなのに鵜呑みすぎません?
初回2時間て、気後れさせるには十分すぎる長尺だと思うんですね。
せいぜい15分拡大とか、そのくらいでまとめてほしい。
気にはなってたものの、そんな理由で見るつもりなかったの。
だって第1話すっ飛ばして続きってわけにもいかないし、そのまま見ないで終わっちゃうと思ってたんですけどね。
まんまと日曜日のお昼にやっていた短縮版を観ちゃって、追いついちゃって2話から見始めました日曜劇場『VIVANT』です。
こういうの、テレビドラマでもやれんのね。
捨てたもんじゃないじゃん、というのが正直な感想。
ただ、ここまで海外ロケのスケールってのが大きいかもしれなくて、物語が日本に戻ってきたら残念でした..みたいにならないか心配だったりします。
どうやら脚本として、日本では派手なドンパチもなさそうですが。
2話で明かされた(ということになっている)VIVANT=別班について真偽はさておき表に出る類のものじゃありませんからね。
シブいところを突いてくるなぁ、と感心しきり。
いろいろと憶測や考察も飛び交ってますが、タイトルにまでなっている謎の答えらしきものが2話で明かされるなんてことがあれば、まあ疑って掛かるほうが自然じゃないかと思うんだけど..日本って平和なんですね。
個人的には、むしろフランス語の”生き生きした”を否定したあと別班を出すあたり、あたかもそう思い込ませたい雰囲気としか。
上手いな、と思ったのは明るめな単語にすることで遠ざけたところ。
これ、”生きている”じゃないかと思うんですよね。
Google翻訳でも、真っ先に出てきます。
もうひとつは、この物語の主人公。
堺雅人さん演じる乃木のスマートフォンに「VIVAN」という名前のフォルダないしアプリらしきものがあったとか。
スロー再生でドラマを見る趣味はないので、ネットの噂ですが。
ちなみにフランス語と同じく、クレオール語で”生きている”です。
乃木の過去、解離性同一症とも関係がありそうな気はしますが、このあたりまだ情報が少なすぎて何とも言えないものの幼少期の回想らしきシーンから推測すると攻撃的なほうの人格が復讐者で、生きている親の仇を追っているというシナリオもあり得そうですし、フォルダであれば8つだったそうで人格が確認されている気弱な、攻撃的な、のほか6つ存在する可能性もあり得るのかな、とも。
好きな類の物語なので、これからが楽しみでもあります。
あれこれ考えながら見られる、なかなかスケールの大きなドラマです。
毎週日曜、リアルタイムでは見ないと思うけれど楽しみ楽しみ。