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おうちで串打ちのすすめ
スーパーでも、お総菜のコーナーには必ず並んでるんじゃないでしょうか。
つい手が伸びるのは、たぶん刷り込みもあるのかな?
肴といえば、でもランキングしないわけなさそうな晩酌のお供。ところが、お総菜の中でも突き抜けない凡庸な味の代表だったりして。
焼き鳥、もうちょっと美味しくなりませんかね?
あえて、仕方ないのは承知のうえで言いたい。
焼き鳥屋さんでも、しっかり中まで火を通してるところだってあるくらいで、かなりの無理難題だろうとは思うんですが..
ミディアムレアくらいの、とろっとろのレバーが食べたいの! うちで!!
というわけで、もう自分でやってみることにしたんです。
ネタごとに下ごしらえから書いてるのが、いい。
こちらを参考に、と言ってもサッと目をとおして深くは考えず。
タレを頼むことがない塩派なので、ただ焼くだけ。
むしろ串打ちが手間のほとんどになるので、そのあたりの手際も知りたくてYouTubeでも幾つか串打ちについての動画を見てみたりして。
なんちゃて焼き鳥職人、はじめました。
家でやるなら直火の網焼きか。 いやいや、おさかなグリルだろうか。
いろいろ試して、けっきょく調子いいのはフライパンでした。
熱も均一に出来るのがいいのかな? で、串には火があたらないので熱くなりすぎないからヤケドもしないし一石二鳥ってやつです。
油をひくのはナンセンスで、むしろモモ焼きなんかだとキッチンペーパーでふき取るのが大切ってくらいで脂の処理だけ気をつければ問題なし。
塩をふるタイミングも、けっこう大事かも?
そこそこ脂がとまったくらいで、ぼちぼち多めにやっちゃっていいです。
串打ちでは、身を均一にしておくのもコツっぽい。
つまりは捌くときに大きさを揃えるってことでもあるわけですが。
レバーではとくにそうだけど、なるべくドリップがないのを選んで、何よりまずはキッチンペーパーでしっかり水気を取ります。切り方なんかは前述のリンクなんか参考に、思うより大きめのほうが美味しく仕上がります。
もう劇的に違うので、ぜひ試してみてほしいかな。
冷凍で届いたのを焼いてる、みたいなのとは明らかに違うってわかります。
むしろ鳥貴族とか店で串打ちしてるのコスト削減だと思ってて、ごめん。
食べると、ぜんぜん違うの。
ふわっふわ、でジューシーというか。
レバーもとろっとろに仕上がるし、もう面倒なのは串打ちだけ。
これまた慣れてくればコツがわかってくるんだけれど、たとえば鶏モモなら皮のほうから打って肉で出すようにするとつぶれなかったりとか。
ちょっとした観察というか、試行錯誤です。
本職の方がどうしてるか、なんてのとは別になんで正否はしりません。
でも、思ったよりそれっぽくできるのも楽しかったりして。
個人的に、いちばん難しいのはネギじゃないだろうかと思ってます。
やぶけるというか、われるというか。
慎重さとは違うポイントがありそうで、これまた研究です。
ともあれ、これホントにジューシーさが違うので是非やってみてほしい。