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才能がある人とそうでない人の違い

去る決断をして、最後の日を迎えた。そのとき、「この本を読んだら川嶋くんのためのヒントになる」といただいた一冊の本。
「才能の正体」
ご存知の方も多い、ビリギャルの作者である坪田信貴の執筆した文庫本。
ビリギャルを映画で見た時、何かグッと心を掴まれたことを覚えている。
その当時、心を掴んできた正体は何だったのか考えることはなかった。しかし、この本をきっかけにその正体を知れそう。

久しぶりにnoteを更新するが、久しぶりに内発的に出てきた本に対する「興味」をここに残しておきたいと思った。

才能って何?

「才能」と聞くと、自分にはない遠い存在の言葉。
2、3年前、自分は、何かの才能を持った将来何かを成し遂げる人であると思っていた。
今、自分は何者でもないただの24歳。

こんなにも自分への見方が変わったのかと思うと、笑える。
確実に今の方が経験値、できることを多く持っているはず。
さんざん言われてきた「捉え方」だ。
捉え方ひとつで、ポジティブかネガティブと印象が異なる。

「才能」誰もが欲しい肩書き?みたいなもの。でも、才能ってなんだ?
「ある分野で突出した能力を持っていること」と捉えている方が多いのではないかと思うが、皆さんはどうでしょう。

カフェにいるので、カフェで例えられないかなと思っているんですけど、何も思いつかないので、別の例えを。

この間までやっていたパリオリンピックで金メダルを取った選手。世界一の称号を得た人。
「その競技で才能を持った人だ」といわれて、そんなことないと反論する方はほとんどいないのではないでしょうか。多くがその通りだと思うでしょう。
しかし、銀メダルの人は?銅メダルの人は?1回戦負けの人は?どうでしょうか。才能がある人という認識にならず、そこに目を向けることもないのではないでしょうか。

間違いなく「才能ある/ない」を決めている本人よりも、その競技が強くて上手いはずなのに。

つまり、人が「才能ある」と判断するタイミングは、結果が出たとき。
才能とは、結果でしかないということがいえます。

才能があるといわれる人たちの“共通点”

才能があるといわれる人になるには、ある共通点に気づくことがポイントだと感じました。

「才能ある人=良い結果を手にした人」は、全員努力しているということ。

自分自身でこのような経験があるので、例として記させてください。決して自慢できるような話ではありませんが。

空手を幼稚園の時からずっと続けてきました。
22歳大学生を最後に、選手としては引退しました。それでも、道場生として大会に出続けました。
引退しても、後輩や他道場の人に負けないんですよ。(後輩たちに届け。早く育ってくれ。)
ある時、言われたことがあります。
「川嶋くんだから、できるんだ」「才能あるし、強いよなぁ」
まさしく、優勝という結果を見て言ったこと。

僕がこの時、負けていたら周りはおそらく、
「引退したし、仕方ないね」と口にするんだろうなと思った記憶が蘇ってきた。

でも、僕は勝てない時期はあったし、結局目標の全国大会でベスト8も叶えられなかった。
この夢を本当に、叶えられるかもしれないと思うことができるレベルまで上がることができた。
これは、まさしく努力してきたからだ。
その努力をした人は、「川嶋くんだから、できるんだ」「才能あるし、強いよなぁ」といった人たちは絶対にしていない。

でも、同じ時間を生きている限り、自分と同じ景色を見ることはできるはずだし、誰々だからというのは、思い込み。
でも、1つ言えるのは、僕には強くなるための環境が整っていた。
これが超重要なポイント。

結果だけ見るな、自分に最適な道を通れ

弱かった自分が強くなった。
優勝できた。
1億円稼ぐことができた。
成績が上がった。

これら結果だけ見ると、すごい。才能がある。といわれるでしょう。

でも、これだけ見ても誰でもできるようなことじゃないと思うかもしれません。
それは、輝かしい結果を経験したことがないから、そう思うのではないかと思います。

強くなれないと思っている人は、強くなったことがない。
優勝できないと思っている人は、優勝したことがない。
1億円なんて稼げないと思っている人は、稼いだことがない。
成績はもう上がらないと思っている人は、成績が上がったことがない。

結果だけでなく、結果を出した俗に言う才能ある人が通った道を知ることで、一歩踏み出せるはずです。

100点取ることは難しいけど、10点UPを目指すことはイメージしやすいし、もっと言うなら1点今より高くすることはもっとできそうと思うはず。

この考え方は、知らないとできないでしょう。だから、教わる環境が大事。
全員が、優秀といわれる可能性を持っているけど、自分が努力できる動機付けができないと難しいです。

自分に合っていない、相応しくない環境で頑張っても、物事は身に付きません。
才能があると言われている人は、その人にぴったりの動機付けがあり、正しいやり方を選び、コツコツ努力を積み重ねている。
そして、しっかりと結果が出ることで才能ある人のになるのです。

自分は、才能ある人になるチャンスがある。
そのプロセスで学ぶことはたくさんあるはずです。


今回で、少し前の可能性に目を向けていた自分が少し戻ってきた気がします。
さぁ、ここからやっていきますか。


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川嶋凌生
『BIGになる』ためには、今の僕では力不足です。皆様のサポートが僕の力になります。僕の成長の糧にします!よろしくお願いします!