民主党時代へのノスタルジー感じる石破外交……って、言うとる場合か!!
石破政権に感じる、ある既視感
石破政権がはじまってからの外交をウォッチしていると、ものすごい既視感がある。
この既視感、なんだろう。そう、民主党政権時代を、なんとなく思い出すのだ。ああ、懐かしい・・・とか言っている場合じゃないんですよ、日本国民のみなさん!!
対中強硬派で固めたトランプ政権が誕生する直前に、与党議員たちが大挙して中国詣(もう)でを行った。
これは、日本の世界戦略的観点から考えて、大失態である。
日米同盟がある以上、最優先すべきは米国である。これは、米国が好きかどうかの問題ではない。中国が好きかどうかの問題でもないのだ。
しかも、これから米国が中国との対決に向かおうとする流れがあるなかでの訪中である。これは、裏切りに近い行動である。夫婦関係でいえば完全なる不貞行為である。
これは、マズいだろう。
こういった戦略的観点なき外交が、民主党政権にそっくりなのである。
そして、日米離間をはかる中国の世界戦略に、まんまと引っかかっているというわけである。
そして、石破首相については、「外交はガキの使いで十分です」という記事を書いていたが、
どうやら、外務省がかなり苦心したようである。ガキの使いも、面倒見る側が大変だ! 外交官のみなさま方も、ご苦労が絶えないことだろう。
本当に、いまの石破外交は、民主党政権時代の既視感がものすごい。
これをノスタルジーに感じる人もいるだろうが、そういう人は安倍さんが大嫌いな人たちなんだろうね。けれども、日本を勝ち筋に導こうとしていた外交戦略からは、大きく逸脱していることは認識しておかなければならないと思う。
危険な状態だ。
影響力のなにもないnote記事だけれど、せめて日本の一角(ひとすみ)で警鐘を鳴らしておきたい。
本当に、危険な状態になりつつある。日本外交は、冬の時代を迎えようとしている。
一方、岩屋外相は、実は有能だったり・・・せんか!
一方、岩屋外相は、わけの分からん動き。
アメリカに行くまえに中国へ行ったり、韓国へ行ったり、「ダメだ、こいつ」認定をしていた岩屋外相だが、パラオで台湾外相と接触したとのこと。
えっ?
日本ーパラオー台湾:親日トライアングル。
中国が嫌がるだろう、台湾外相と日本の外相の接触・・・
ここから導かれる可能性は二つ。
①岩屋氏は、とんでもなく抜け目のないくせ者だという可能性。
いっけん親中・親韓のふりをしながら、中国が嫌がることも平気でする「食えないくせ者」だった・・・のか? 岩屋よ、あんたは、とんでもないやり手なのか?
②ピュアなアホという可能性。
優秀な外交官がそうセッティングしただけで、それに乗って特に何も考えずに挨拶をしただけ、という可能性も捨てがたい。
まあ、優秀なブレーンがそばにいれば、別にアホな御輿でもいいのだが、今後この件について中国に恫喝されてちびるようなことだけはやめて欲しい。
トランプ氏の大統領就任式に伴い、日米豪印のクワッド会合に参加するようなので、それは良かった、良かった。
最低限の顔つなぎは、しておいておくれ。
世界戦略、世界戦略と言っているが、日本が「勝ち組」を目指すために、どうすれば良いのか? 政治家やビジネスリーダーにこそ、見て欲しい!!
今さら聞けない日本の世界戦略(↓)
(画像は写真ACから引用しています)