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イタリアのメローニ首相とトランプの相性が良いなら、高市氏も良いだろう
トランプ大統領とイタリア・メローニ首相の好相性
トランプ氏がイタリアのメローニ首相を絶賛しているという報道があった。
メローニ氏は、いわゆる極右政治家と見なされていた人であるが、次第に穏健路線へとシフトチェンジし、いまは硬軟織り交ぜた巧みな政治手腕でイタリアをまとめている。
メローニ氏の政党支持率もまずまず良好なようで、個人的にも素晴らしい政治指導者だと評価している。(失業率が低下し、移民も減少している!!)
なお、メローニ氏はトランプ大統領の就任式にも参加した。
ということは、安部晋三氏が存命であれば、まちがいなく招待されていただろう(安部昭恵氏は招待されている)。そして、石破首相を招待しなかったのも、意図的ということだ。
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高市氏が総理になるために必要なこと:トランプ氏のカウンターパートナーとして!
さて、メローニ氏がトランプ氏と相性抜群であるとするならば、日本におけるメローニは高市早苗である。少なくとも石破首相よりは、トランプとのケミストリーが合うだろう。
しかし、私個人としては、総理大臣候補としての高市氏の評価は必ずしも高くない。懸念点は大きく二つ。
①マスコミから右翼政治家とのレッテルを貼られすぎている。
②仲間が少ない。
少なくとも、この二点を解消できなければ、仮に総理大臣になったとしても、第一次安部政権と同様に、たちまちのうちに潰されてしまうことになる。
一方で、いち政治家としての高市氏には評価すべき点も多い。国家観があり、政策立案能力も極めて高く、永田町的な料亭政治に染まっていない。
優れたいち政治家であるというのと、優れた総理大臣というのには、大きな解離があることは認識しておかなければならない。一部のいわゆる保守派の人々の中で、熱烈な高市総理期待論があるが、総理になってうまくやれず、たちまちのうちに潰されることになれば、それこそ保守の芽が費えることとなる。
ただ、トランプ氏再登板により、日本には安部路線の継承者が今まで以上に求められることとなるだろう。それを追い風として、①②の弱点を克服し、メローニ氏のように硬軟織り交ぜた政治手腕を発揮してゆけるかどうか、2025年は高市氏にとっても、日本にとっても正念場である。
メローニ氏とトランプ氏がバチバチならば、高市氏とも合わないだろうと思っていたので、今回の報道は朗報だと思っている。願わくば、トランプ氏のカウンターパートナーは高市氏でないと!という世論が形成されていくような流れになれば、望ましいことだと思う。
イメージ戦略として、「保守派の代表者」ではなく、「トランプのカウンターパートナー」という売り方の方が、個人的には大衆受けしやすいと思うのだが、どうだろうか。総理を目指すならば、ぜひそういう動きも見せてほしい。
可能であれば、自民党全体でそういうイメージ戦略(トランプと話せるのは高市のみ戦略)で臨み、石破→高市と頭をすげ変えての衆議院解散→衆参同時選挙であれば、自民党の勝ち筋も見えて来ようと思うが、これには高市氏の努力と自民党のマインドチェンジの両方が必要となる。
(影響力の全くないnote記事ですが、関係者、見てないかな~笑)
追記:トランプ陣営から高市氏に既に接触はあった!
高市前経済安保担当大臣は、アメリカのトランプ大統領の周辺から面会の誘いを受けていたものの、石破総理が先に会うべきだとして、断っていたことを明かしました。
高市早苗 前経済安保担当大臣 「トランプさんに近い方から、会えるんで来ないかってお誘いは去年から何度かいただいてたんですが、やはり一国の総理大臣が先に会うべきだと思ったので、ご遠慮いたしました」
やはり、トランプ陣営は高市氏を望んでいるようだ・・・!