米国の州知事が日本を訪問する情勢に隔世の感を覚える
ここ最近、アメリカ合衆国のフロリダ州知事デサンティス氏と、バージニア州知事ヤンキン氏が相次いで岸田総理官邸を訪れたというニュースがあった。
これをみて、なんだか日本も変わったなあと万感の思いである。
日本は世界のキープレイヤーになっている
ほんの10年ちょっと前までは、日本の外交はしょぼしょぼで、G7などの国際会議でも、総理大臣は隅っこの方で愛想笑いを浮かべながら「とりあえず写真に写っている」という情けない状況だった。
日本の総理大臣など存在感もなく、世界のほとんどにあまり相手にもしていなかった。
そんな時代を思えば、ただの米国州知事(大統領選出馬候補)がわざわざ岸田総理に挨拶に来るなど、日本の立ち位置もすさまじく変わったよな~と感涙する。
安部元首相はかつて、「日本を世界の中心に」と言っていた。それが、徐々に実現しつつあるのだと思う。
安部氏が日米同盟を強化したことや、自由で開かれたインド太平洋構想、TPPなど国際秩序に関わる取り組みを主導してきたことが極めて大きい。
そしてさらに重要なことは、岸田首相がその路線をしっかりと継承しているということだ。日本では存在感薄く、いったい何がやりたいのか良く分からない岸田総理であるが、「世界の100人」に選出されるなど、海外での評価は高いようだ。
デサンティス氏、ヤンキン氏が相次いで岸田もうでをする背景には、こういった事実もあるのだろう。
岸田氏を褒めるよりdisるほうが記事として高評価がつきやすいのだが(笑)、まがりなりにも世界情勢の整理・分析を行っているので、フェアに記載しておこうと思う。
(画像は写真ACから引用しています)
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