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日本の未来予測(少子化・経済などを中心に)

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少子化問題と日本の未来について考えた記事をまとめています。
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記事一覧

国民の税金を上げるまえに、政治家が行うべきたった二つのこと【選挙の前に考えて欲しい】

本日は、提言形式でたった二つのシンプルなことを記してみたいと思う。 テーマは、「国民の税金を上げるまえに、政治家がするべきたった二つのこと」 一つ目:自分たちの給料を下げること国民に負担を強いる場合、まずは率先して自らの身を切るべきだ。これは、上に立つ者のリーダーとして当然の資質のように思う。 「たとえ話」で分かりやすく考えてみよう。経営が悪化した民間企業において、従業員のコストカットを進めなければならない。以下、どちらの経営者が良心的で、忠誠心を集めることができるだろ

柳井氏「日本人は滅びる」→前澤氏「滅びるわけないだろ」:後者にエールを送りたい!

 ことの発端は、ユニクロの柳井氏が「このままだと日本は滅びるので、移民を増やさなければならない」という主旨のインタビュー記事が掲載されたことである。  私もこのインタビュー記事は目にしていたので、「いやいや、これこそ究極の『おまいう』だろ!」と釈然としない思いを抱えていたが、前澤氏が溜飲の下がる反論をしてくれていたので、ここにメモ書きしておきたい。 ユニクロ柳井氏「日本人は滅びる」 一応、タイトルだけでミスリーディングするようなことはしたくないので、正確には「少数精鋭で仕

子育て増税:異次元の少子化とは、いったい何なのか?

異次元の少子化をうたった岸田政権・・・そのために、「国民ひとりひとり、月500円お願いします」 「!?」 自らの懐は痛まない政治家たち子育て支援金、国民ひとり月500円って・・・これ、増税ですよね!? あ~また、本当に腹が立つ。 インフレで苦しむ国民に、まいどせびる政府と財務省・・・。 「今年は米(こめ)が不作らしい」 「そうか、ならばもっと年貢を取らねば・・・!」 ってことですよ、日本政府と財務省。 米(こめ)が不作なら、年貢を増やすのではなく、「どうしたら来

21世紀後半に現出する世界:米中印三国志、そして日は再び昇る

2024年を迎えた日本・・・円安の影響もあるが、GDPはドイツに抜かれ世界4位に転落・・・そして間もなく、インドにも抜かれるだろう。少子化対策に光明はなく、高齢化社会がとどまることがない・・・ 暗いニュースで溢れる日本だが、21世紀後半(2050年以降)、どのような世界が具現化しているかを予想すると、意外な未来が見えてくるので、希望をもってここにまとめてみる。 世界は米中印三国時代に突入する世界GDP1位のアメリカ、世界GDP2位の中国、そして経済成長の著しいインドはGD

円安最高!と叫びなさい:by 円安の悪魔

「円安最高!」 「円安最高!」 「オマエも、円安最高!と叫びなさい」 と、円安の悪魔がいたとしたら言うだろう(笑) 1ドル150円に達した「円安」、これは日本の未来に何をもたらすのか、未来の悪魔の聞いてみようww 円安は日本の貧困化の象徴なのか?最近の日本のマスコミでは、円安こそ日本の貧困化の象徴であり、物価高に苦しむ庶民の諸悪の権限である、という「円安=悪」論が流行している。 これは、部分的には正しい。 たしかに、欧米でちょっとランチしたら5000円だった、オース

少子化問題とは、氷河期世代の怨念が、日本社会を襲う現象!

先週、「日本国は、氷河期世代を冷遇したツケとして、人口大減少というペナルティを負う」という記事をエントリーした。 するとその直後、たまたま下記のような記事が朝日新聞デジタルから出た。 タイムリーだったので、改めて氷河期世代の話題を取り上げてみる。 これが氷河期世代の怨念だ!これから日本社会をますます襲うだろう上記朝日新聞デジタルの記事より、取材者の切実な声を抜粋する。 就職氷河期世代の私たちの苦境は自己責任とされ、何の手当もない! 年をとり、ますます国から見捨てられ

日本国は、氷河期世代を冷遇したツケとして、これから人口大減少というペナルティを負う【少子化問題の本質】

日本の少子化問題が叫ばれて久しいが、一向に抜本的な解決策は示されず、2022年の出生数は戦後初めて80万人を下回った。 第一次・第二次ベビーブーム時には出生数が200万人を超えていたことを考えれば、日本の退潮は明らかだ。 少子化対策・少子化対策と、政治家は声高に叫ぶけれど、その本質に目を向ける者は、マスコミ含めて少ない。 日本社会がこれから向かえる未曾有の少子化・高齢化社会は、第二次ベビーブーマー(就職氷河期世代)を冷遇した国家に対する罰ゲームなのだと思っている。 少