(医)　急に・・・暑い！！

こんにちわ。
8月共にすっかり夏らしい気候となりまして、梅雨の時期は非常に辛い私にとっては非常に助かります。
皆様は心も体も健やかにお過ごしでしょうか？

今日は、エビデンスではなく一次情報のお話とします。
当方は、緩和ケア医として病院で働いている時間が多いので発熱外来や救急医療にはあまり接しません。
一方で、麻酔科医として働いてる時間があるので緊急手術時はフェイスシールドやN95マスクなんかを着用して手術に臨むこともあります。

先日は、緩和ケア（いわゆるホスピス）に入院待機していた患者が、自宅で過ごしていたがしんどくなったので緊急入院をしたいとのことで来院されました。いわゆるガン末期の患者さんは、簡単に熱が出ます。以前は明らかに熱の原因がはっきりしているならばすぐに入院していただけたのですが、昨今のご時世ではなかなかそうもいきません。

というわけで、PCRではない簡易の感染症検査を行なって陰性を確認するまでは救急外来で待機となってしまいます。（ガン患者さんにとっては状態によってはかなり辛い・・・）簡易の検査というのは・・・インフルエンザ検査と同じ　鼻の奥をホジホジする検査です。この検査すると、咳は間違いなく出るので医療者は感染しないように完全防備です。
ということで人生で初めてこの検査を施行することになったんですが、まさにテレビでみたそのままの格好・・・

暑い！　暑すぎる！！

これを一日中やっている医療従事者もいらっしゃるわけで、本当に頭が下がります。
なかなか世間がファクトベースで動いてくれないのでしばらくこんな状況は続きそうですが、なんとか乗り越えたいですね。

昨日の記事にも書きましたが出口が私には見えてきた・・・ような気もします。

お大事に。