アナログとデジタルについて考えてみる〜紙派?デジタル派?〜 日々風呂日記#7
今日はまた比較的暖かい1日でしたね。比較的、ですが。笑
また、昨日のヒビフロに沢山(ぼくとしては笑)スキをいただいて。ありがとうございました。
共感してもらえることがあったり、あるいは文章自体に感じてもらえた何かがあったのだとしたら、とても嬉しいことです。
励みにして頑張りますね。ありがとう。
さて、今日は紙に書くこととデジタルで書くことの違い。について書きます。
紙派?デジタル派?
何か、どこかでみたことあるような表題ですね。そう、昨日のヒビフロ(よければこちらから)ですね。笑
今日の文章は、昨日書いたことを少し頭で考えていた延長もあるのでご容赦いただければと思います。
さて、皆さん。なんでも良いのですが、何かものを書く時、紙に書きますか?それともタブレットやスマホなどのデジタル上で書きますか?
最近はノートやメモなどもアプリ上でかけたりして、それを利用している人も多いのではないでしょうか。
ぼくも一応建築設計の端くれに片足を突っ込んでいる人間なので、スケッチやコンセプトなどを書き出すのに、紙だけでなくデジタル上で書いたりもするようになってきました。
そうして何かを書く時、紙に書くこととデジタルで書く事の違いはなんでしょうか?
「スケール」
それは、ひとつだけ挙げるとするならば、
スケールが有るか無いか。
だと思います。
簡単に言うと、紙に書くなどアナログにはスケールがあって、デジタルにはスケールがない。ということです。
「スケール」の有無とデジタルと物質
このスケールとは何か、を端的にいう、
ものとして固定した大きさが有る事
だと、ぼくは思っています。
例えば、タブレットで絵を描く人などは、描いている途中に、画面をピンチ(二本指で拡大縮小したりする動きですね。)すると、その絵のサイズやキャンバス自体の大きさが大きくなったり小さくなったりしますよね。
あるいは、インスタグラムでストーリーなどを投稿するときも、文字のサイズが大きくなったり小さくなったりすると同時に、写真の大きさも大きくしたり小さくできたりしますよね。
それはつまり、
①全てのものが大きさが定まっていなくて、
②それによって、相対的に比較する、あるいは必然的に比較されてしまう大きさの基準がない。
ということです。
わかりづらいですね。
紙に書くときの「スケール」
では、紙に文字を書く時を考えてみてください。
まず紙はデジタルの画面内とは違って、A4やA3といったサイズがあってもそれを変えることはできませんよね。
その上で、その紙の上にどのあたりに書こうか、どんな大きさで書こうか、どんなバランスで描こうか、など考えて書きます。
それはつまり、
①「紙のサイズ」が固定的にあって変えられなくて、
② 意識的であれ無意識的であれ、その「紙のサイズ」と常に書くもののサイズ(大きさ、バランスを含んだ広い意味でのサイズ。と考えてください)を比較する、あるいは比較せざるを得ない。
ということです。
この、必然的に比較によって相対的にものの大きさやバランスが生まれてしまうことを、ぼくは「スケール」と言うんだと思うんです。
ぼくにとっての「スケール」
さて、そのスケールが一体何になるのか。と言うところですが、
そのスケールは、人にとってとても重要な意味を持ちます。
だって、その「スケール」を感じられるから、建築でいえば、
人は家の空間の広さを感じられたり、光の満ちた具合を感じたりできるし、
字を書く時には、その文字のバランスがいい事や、レイアウトがいい、
絵ならば奥行きがあっていい、逆に平面的で緊張感があるといったことを感じられるのですから。
そこにスケールがなければ、そういったものは、
情報としては頭に入ってきても、身体的な「体験」としては感じられないと思うのです。
そこで、昨日の本の話とやっと少しつながりますが、
やはりぼくはそういった「体験」がある事は、とても豊かだと思うし魅力的に感じるんですね。
昨日の本の、サイズ感があってそれを感じられることなども一種のスケールだと思いますから。
そして、その人間だから感じられる体験の、スケールの基準になるのが、人間の身体そのそのものであり、これをヒューマンスケールと言います。
だって、人間、二本指でピンチしたからってサイズ変えれませんものね。笑
結局紙派?デジタル派?
さて、書き出してると止まらず、とんでもなく遠くにボールを投げてしまった文章になり、読んでくれるあなたを置き去りにしてしまっていることと思いますが、、
結論、ぼくは
紙派
です。
ただ、あくまでどちらも使うしどちらも良さがあるけど、好みで言うと、ということですが。
やはり、その書いているときのスケールを感じる体験は、ぼくはとても好きだし、とても大事なインスピレーションだからです。
今日ののぼせ具合
さて、では今日はこの辺で、おやすみなさい。
今日の文章は、単に紙やデジタルの違いの話、というだけでなく、
絵を描いたり、建築を設計したりする人に、アナログとデジタルの違いとは?と考える一つの小さなきっかけになると尚嬉しいです。
まずは短い時間で書くこと(まぁいつもの時間をオーバーしまくってますが笑)を優先しているので、ぼく自身もそれだけではない。と言いたい内容にはなっています。
だって、まずものの良さや魅力は、スケールだけで決まるわけではないですからね。
その上で、よかったらコメントなどもお待ちしてるので、考えたことががある方など気楽にコメントくださいね。
それでは。明日からはもっと短い文章にしよう。笑
今日は少し長めに書いてしまいました。
のぼせ具合110%くらいです。のぼせました。。