言葉が好きだ。ということ 日々風呂日記#16
こんばんは。
今日はなんだかとても寒かったですね。
関東方面はもっと寒かったのかもしれません。みなさん体調にはお気をつけてあったかくすごしてくださいね。あったかくすると、こころも冷えるのを少しは和らげられそうだから。
さて突然ですが、僕は「言葉」好きです。
言葉はなんだか建築とよく似ているからかもしれません。
あるいは建築、特に「いい建築は言葉に似ている」と言えるかもしれません。
それは、一つのフレームの中にさまざまな広がりがあるからです。
一文、一言、一語、一文字。
それぞれのフレームにも多様な意味があるけれど、それ以上にそのフレームごとに多様な解釈があること。だけど、その一つ一つはそれでしかないこと。
あ は あ でしかないけれど、
亜=擬似的なものを連想するかもしれないし、
あ!という感嘆を連想するかもしれない。
でも、やっぱり あ は あ でしかない。
その変えようのない、形式的な、あるいは物理的な存在的制限と、そこに重なっていく多様な意味の空間は、とてもコスモロジックだ。
いい建築もそうだと思う。
そこにあるのは、「その建築そのもの」でしかないけれど、
意識や記憶が遠くに繋がっていって、そこには無限の広がりができる。
時間と空間を超えて、旅をするように。
でも、やっぱり、確かにそこにある。いまそこに。あってしまう。あらざるを得ない。
だから、今そこにいる自分と確かに地続きで繋がってくれる。
そんな存在が僕にとって「建築」であり、「言葉」であるのかもしれません。
今日ののぼせ具合は80%くらい。
みなさんもお風呂につかって、体と、できたら心も、すこしでもあたためてくれれば。
それでは。