聴いた曲を紹介する日記（番外編）:アイドルグループ「Overture」全（ではないけど）選手入場！！

「あのアイドルグループがないよ」「このアイドルグループがないぞ」という声、「その解釈は違うぞ」「この認識は間違ってる」などの声はあると思いますが、とりあえず9グループ分をまとめてみました。

それでは、全（ではないけど）選手入場！！

現代の秋元康系アイドルグループの始祖は、打ち込み系の激しいダンストラックとネイティブ発音の男性煽りボイスでライブ開始直前の会場を盛り上げるOvertureフォーマットの始祖でもある！
AKB48「Overture」！！

AKB48の人気を受けて「うちでもああいうライブ開始前の出囃子曲ほしいなー」という流れ（推測）でヒャダイン氏（前山田健一氏）に発注し、明らかにAKB48のOvertureを意識して作られたと思われる曲も（推測）、今やグループ同様に圧倒的オリジナリティと存在感！
ももいろクローバーZ「Overture〜ももいろクローバーZ参上！！〜」！！

学校、学生をコンセプトにしたアイドルグループのOvertureにはやはり学校のチャイムの音がぴったり！AKB48の影響を受けつつも、グループの世界観をきちんと盛り込むOvertureはここから始まったと言っても過言ではない！
私立恵比寿中学「ebiture」！！

当初「AKB48の公式ライバル」として生まれたグループも、男性煽りボイス無し、打ち込みダンストラックではあるが爽やかな音色中心のシンセサウンドのOvertureでAKB48ではない別の独自のコンセプトがあったことがわかる！構成がシンプルなので部分的にループさせて尺調整しやすい点も何気ないが工夫ポイントだ！
乃木坂46「Overture」！！

アイドルグループの世界観のOvertureへの反映は、ついに「ライブ開始直前なのにせつなさ全開の曲調」という境地に達した！
「ただただ明るく盛り上げるだけがOvertureではない」という可能性の提示が、その後のアイドルグループのOvertureに与えた影響は大きい！
欅坂46「Overture」！！

欅坂46の終焉、新グループ名への移行にあたり懸念していた「あのOvertureはどうなる？新しく作るとして超えられるのか？」という懸念は杞憂に過ぎなかった！
新たなる門出でせつなさは控えめになるかと思いきや、せつなさはさらにマシマシ、ライブ開始前なのにラストの転調で泣きそうになってしまう！
櫻坂46「Overture」！！

グループコンセプト「ハッピーオーラ」やグループ全体が放つ「元気」「笑顔」の雰囲気に合わせた結果、坂道系でありながらAKB48のOvertureの系譜にあった男性煽りボイスも復活！今の時代的にはダサい？これをライブ会場で聴いてテンションが上がらないおひさまはいない！
日向坂46「Overture」！！

秋元康のアイドルプロデューサーとしての事実上の直系の弟子、元AKB48の指原莉乃が最初にプロデュースしたアイドルグループのOvertureは、ストリングスサウンドで厳かに始まり、シンセサウンドで徐々に盛り上げる現代のOvertureの王道！
イコールラブ（=LOVE）「Overture」！！

イコールラブ（=LOVE）から派生した姉妹グループのOvertureは、後発グループ=幼さや妹感を反映したと思われるポップさを前面に押し出した曲調ながら、途中、ピアノの音色で爽やかさとせつなさも併せ持つ名曲！
ノットイコールミー（≠ME）「Overture」！！