近況報告(介護相談した、その後の話)
年末に脳梗塞を起こした義母が半年余りの入院を経て、自宅に戻った。6年前に亡くなった義父はガンで入院してそのままだったので、介護らしい介護をした事が無い私は、義母が帰ってくる前にここnoteやら身の回りのリアルの介護経験者に聞いてみた。結果、経験者達は100%の確率でそのまま介護施設へ送った方がいいと言った。
で、どうなったかというと、何しろ例のアレのせいで半年余りの間に義母の顔を見たのはトータル3・4時間。どのくらいの介護度なのか、認知の具合はどうなのか、全く予測出来なかった。同居中の義母の息子(ダンナさんの事)と相談したり、入院先のソーシャルワーカーさんに話を聞いたり……。それにしても分からない。まず、帰ってきたらどのくらい自分の事が出来るのか?どの程度手伝わないといけないのか?まぁ、病院のスタッフにしても、自宅に帰ってどうなるかは分からなかっただろうし、誰も分からない。
入院直後の介護度は要介護4。リハビリのおかげで随分動けるようになって、おそらく今介護認定受け直せば要介護1か2だろうという。
帰りたい。家に帰りたい。お母さん(私ね)のご飯が食べたい。
という願いでリハビリを頑張る義母。病院のスタッフのこの位なら帰れますよという視線。何より、私が放り出して後悔しないかという思い。
で、家で暮らすことにしました。私の仕事が曜日・時間が一定しないので、小規模多機能で仕事や用事のある日は面倒を見てもらって、何年待ちと言われる介護施設は予め申し込んでおこう(※これについては後述)。
2ヶ月経ちました。
義母はトイレは自分で行けるし、病院では1人で1歩も歩かせない様にと言われてましたが、1日で付き添い(私)は無理と諦めて、屋内の移動は1人でしてもらってますが、転んだりはなし。まぁ、やはり、要介護1程度の感じですか?私の負担としてはご飯が1人だけ柔く柔く別に土鍋で煮てる位。お風呂は小規模多機能で入れてもらってる。あぁ、着替えが脳梗塞後の高次脳機能障害のせいなのか、立体とかの形の予想がつかないらしく、服は1人では着られないからそれは手伝ってる。床ずれ出来るといけないから反対向いて寝てねって言ったら、こう?こう?って丸くなってみたり、うつ伏せになったりで、右から左向きにしてもらいたいという事が分からないっていうのは衝撃だった。笑えたけど。
後は、脳の回路が切り替わるみたいに、いつもはご飯とトイレ以外寝てばっかりなんだけど、スイッチ入った時にはずっと起きてる。いや、多分、レム睡眠状態で鮮明な夢をみていて、まるで誰がそこに居るようにずっと喋ってる。そして夢か現実か分からなくなって昔の知り合いやら、亡くなった兄弟やらにこう言われたとか新しいストーリーを繰り出して来る。夜中も誰か来たって言い出すので、スイッチ入った状態の時だけ、隣の部屋で寝ている。主に私。たまにダンナさん。
前回のストーリーが強烈だったので紹介する。
隣の部屋で寝ている私にやたら声をかけて来る。寒くないか(8月だから暑い)?大丈夫?声をかけておいて、大変だから寝て寝てっていう。なんだろう?と思ったら、義母のストーリーの中で私はその晩、我が家で医者や医療スタッフやカメラマン(!)が来ている中、子供を産んだという……。
いいかげん、私も還暦とかなんで勘弁してください。あと、万が一、そんな時は犬猫じゃないから病院で産ませてください(笑) そのストーリーの中でダンナさんに内緒で産んでるらしく、ダンナさんの前で口ごもる感じも(笑)
小規模多機能へ行って帰ってからも、私の体調を心配していたので、その晩までスイッチ入ったまま。翌日朝起きたらいつもの義母に戻っていた。
もうすぐ精神科(15年前から鬱で通院中)受診なので、相談してこよう。面白いけど、夜寝ないのと興奮し過ぎるのはちょっと困る。アルツハイマー型とか違う、高次脳機能障害って予測つかない。
お弁当写真も溜まってるからそのうち、一気にアップしようかな。noteのタイムラインもまた静かだから、私の気分もやる気ない。
※今行ってる小規模多機能の管理者が前職が介護施設の管理をしていたとかで、今から申し込むのはやめた方がいい。との事。イザとなれば2・3ヶ月で入居出来るので、大変なその時期は小規模多機能でずっと預かる事も出来るとの事。なら、いっかとなってます。
相談したnoteの皆さん、ありがとうございました。今のところ、止めておけば良かったとはなってません。介護度軽いせいもあり。でもこれで、もう少ししたら私も誰かに聞かれた時には、やめときなよって(笑)言えるし、言うかな。
うん、あのね、大した事書いてないんだ。そしてこれからも書かないと思うよ。それでも良ければ止めはしない(笑)ありがとうございますです。