【日記】漫画漬けで暮れる休日
従来、漫画も大好きだ。
どれくらい好きかと言うと飲食の前はネカフェの店長だったくらい好きだ。
漫画を読むのは好きなのだが、週刊誌や月刊誌で読むのが苦手で、単行本を一気読みするのが良い。1週間も待てない。
先週は1日しか休みの日を作っていない事に気づき、今週の頭を2連休にした。
その48時間の内、16時間をネカフェで過ごし、一気読みができるくらいまで塩漬けにしていたタイトルを読み散らかしてきた。
・BLUE GIANT
・かぐや様は告らせたい
・トモダチゲーム
・ぐらんぶる
結構既刊数があったので割としっかり読めた。
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中でもBLUE GIANTは名作だった。
私がネカフェの店長だった頃に「このまんががすごい」の5位以内にランクインしていたのを覚えており、当時は既刊数が5巻程だったので見送っていた作品だ。
高校生の男がテナーサックスでトッププレイヤーになることを題材にしたジャズ漫画なのだが、これほどエモーショナルな漫画に出会えたのはなかなかに久しぶりだった。
そもそも漫画で音楽を表現しようとするのがすごいと思ったのだが、もっとすごいのが、音が聞こえてきそうなまでの臨場感。
その臨場感は読者の感覚を作中に没入させ、第一部の最終巻ではすごく複雑な感情の涙が止まらなかった。
是非一度は読んで頂きたいと思う。
休日に漫画を読むのはすごく楽しく、また得られるものも多くて良いのだが、休息にはならないのが難点だ。
一気読みが楽しいので、限られた時間の中で集中して読んでいると、読んでいる時は全く気付かないのだが、退店する時に疲れが押し寄せてくる。
そんな贅沢な疲れをシャワーで流し、布団に倒れこむのもまた幸せなのだが。