【ツインレイ】男性レイに好きな人が?---vol.14 渦中のマグワイ
2024年3月17日
ショウに
[好きな人ができた。
後々一緒になりたいんだ]
と告げられてからも、
結局その夜は泊まって、
やってる事はいつもと同じ。
私の方はすっかり萎えて、
全然イかないどことか、
頭の中
グルグル複雑な状況を
抱えながらも、
私が行為を断る理由もないし、
ショウにも
気持ちよくなって
イってほしかったから、
受け入れた。
そしたら、
なかなかイかないショウが
イライラしだして、
「くゆはエゴが強すぎんだよ!」
って怒鳴り口調で言った。
そんなショウを見たのは初めて。
「いつも自分が
やりたいポーズ
ばっか導いてさ、
男の気持ち、
全然分かってない!」
と。
私は、
⦅男の人からしたら、
女の人がイケた方が
いいのかなと思って、
ポジション変えて
イこうとしてるのに
全然分かって
くれてなかったんだ。。。⦆
って思って、
今回ばかりは
口に出してちゃんと説明した。
そして、気付いたの。
⦅私達、
これまでに話さなかった事が
どれだけあったんだろうなあ⦆
って。
そして、
⦅ショウはやっと、
言えなかった思いを
口に出して
言えるようになったんだ⦆
って。
イかないのはきっと
彼女の事もあるだろうと思う。。。
思い返せば、
今年に入ってから、
体の不一致を
感じるようになってきた。
ショウは
「久しくしなかったせいだよ」
って言ってたけど、
彼女と恋し始めていたのも
その頃から。
その頃、私も
今まで陶酔できたのに、
最中に頭の中で
次の日の事を
考えちゃうことがあった。
そうなると、計算が合う。
自分から服を脱いできたのに、
イけないなんて、
なんて不甲斐ないだろうに。
お気の毒。
けど、私と寝てて、
「彼女に罪悪感ないの?」
って聞いてみたら、
個人的な男女関係については、
「今彼の近くにいないから、
彼の男女関係については
何も言えない。」
と言ってたらしい。
結構大人。
そりゃそうだ。
私たちいつのまにか
アラフィフにもなってるし。
で、話戻るけど、
と言うことは、
罪悪感からイけないのではない。
けどさ、
頭の中にはさ、
彼女の存在があるだろうし、
そりゃ、繊細な男子なら、
無理なことも想像できるよね。
じゃあ、それはそれとして、
ショウが、
好きな彼女の事がいるのに、
私に手を出してきたことに関して、
どうなんだろう。。。
「すぐには切れないと思うから、
徐々に距離を取っていこう」
って、
⦅調子のいいことをぬかしやがって。
結局、
私が切れないんじゃないか!⦆
そう思うと、
ほんのりと
自信を感じてしまう私もチラホラ。
⦅ほら、やっぱりツインレイなら
簡単に切れないんだし。。。⦆
ショウは典型的な
アダルトチルドレン。
新しい状況へ
飛び込むのが不得意。
むしろ、
最後の最後まで
余韻を感じていたい
タイプなのか、
作った夕飯は
必ず一口残す事に始まり、
環境を変える事が苦手らしい。
だから、
私もスッキリ切れないの?
親しみを感じられているわけ?
起きて次の日は、
ショウの友達の家まで
車で出かける約束を
3週間前からしていたし、
ショウも友達と久々の再会を
とっても楽しみにしてたし、
折角だったら決行しようと、
車も借りてきた。
私は
ドライブ・カラオケならぬ、
プレイリストを作って、
楽しいドライブになるように
密かに準備して。
ショウは
きもーち
ヨソヨソしくもあったけど、
とりあえず、今日も
夕方まで時を一緒に
する事になるので、
重い話は敢えてしないで、
いつもの話や
ドライブに集中した。
けど、
ふとした時に訪れる時、
⦅ショウは
彼女の事を考えてるんだな⦆
って考えてしまう時。
そんな、
ショウの事を
真正面から見られない
もどかしさも
無きにしも非ずでしたけど。
まあ、でも、
郊外に行って、
自然に触れた事は
自分のためにも
癒されて、
良かったかな。。。