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062 常在菌叢を意識して、健やかに美しく!


(私の研究はこんな感じです)
「食」を介した予防医学に貢献するために、発酵食品、果実、地域特産品などが示す健康機能性を解析し、明らかにした機能性を効率よく活用するための手法の構築に取り組んでいます。
腸内細菌叢や皮膚常在菌叢に含まれる有用菌を活性化し、その増殖を促進した場合、細菌叢全体のバランスが整うようになります。このような腸や皮膚では環境の改善(有用物質の増加、有害物質の減少)が期待されるため、体調や肌質の向上に繋がります。現在、腸や皮膚の環境改善に寄与する食品(成分)の探索に注力しています。また、産業廃棄物として処理されている食品に注目しており、新たな健康機能性を見出すためのSDGs研究も展開中です。

(こんなコラボができたら嬉しい)
一つ一つの細菌は大変小さな存在ですが、多数の細菌が集合した細菌叢は大きなパワーを発揮します。わが国では未曽有の超高齢化社会に突入し、人類がこれまでに経験したことのない「人生100年」時代が到来しています。健やかな人生を歩むためには、腸や皮膚の細菌叢を好ましい状態に整えることが重要であり、これらを利用していくことが理想です。まさに「理想=利叢」を実現するためのコラボを希望しています。

(私、こんなことができます)
「食品が示す有用作用の解析と活用」、「食品による腸内細菌叢や腸内環境の改善(インナービューティー)」、「皮膚常在菌叢の制御を介したスキンケア」などをキーワードとした研究に取り組んでいるため、これらに関連する食品研究やスキンケア研究を得意としています。「新製品の開発」や「既製品の健康機能性の解析」など、協働できる領域は広いと考えています。食品、コスメ、美容に関する数多くの企業との間で共同研究や技術支援を重ねてきましたので、希望や事情に応じた柔軟な取り組みが可能です。

(お問い合わせ先)
神奈川大学産学官連携課
sankangaku-web●kanagawa-u.ac.jp(●を@に変更)