あめふり
いっぱい雨がふったからぬれないようにジャンプしながら帰りました。帰ったらそろばん教室があるのでいそいでジャンプしながら帰りました。クラブ活動が雨でなしになったので、今日の帰り道はひとりぼっちです。なぜなら運動クラブのみんなとは帰り道が違うからです。いつもはさゆりちゃんとかと帰るのでさみしかったです。
家にむかって歩いていると、よこを車が通りました。ちょうど水たまりがあったのでぼくに水がいっぱいかかりました。ちょっと水をはらってまた歩きだしましたが、車にのっている人にあやまってほしくなりました。水をかけてきた車のほうに歩きだしたらその車は、信号が青になったからスタートしてしまいました。僕が車に乗るようになったらぜったいぜったい水を人にかけるようなことはしないようにしたいと思いました。
家に帰るとお母さんが「まだ雨ふってるの?」と聞いてきました。ぼくがびしょびしょにぬれているからです。僕は「水たまりに車がとおってびしょびしょになった」と言いました。お母さんは泣きながらぼくをだきしめて「ごめんね」と言いました。あの車に乗ったやつはわるいのにあやまりませんでした。お母さんはなにもわるくないのにあやまりました。