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従業員サーベイ

以前の記事でも書きましたが、ここ数年エンゲージメントのことがよく話題に出ます。

エンゲージメントは、会社と従業員との関係性を示す指標ですが、この数値が高ければ高いほど、会社と従業員の関係性がいい方向であるということが言われています。

エンゲージメントを測定するために従業員サーベイが利用されます。最近では人事労務ソフトが多くあり、その機能のひとつとして従業員サーベイ機能があります。

人事労務ソフトを導入した企業は、従業員サーベイ機能を利用すれば従業員から簡単にアンケートをとることができます。

アンケート情報をもとに、部署や役職、年齢、性別などのクロス集計により様々な分析が可能となります。

これにより、会社の課題や問題点が浮き彫りになり、改善すべき点に焦点を当てることが出来ます。

逆に強みもわかり、更に伸ばしていく戦略も考えることができます。

人的資本経営が言われる中エンゲージメント測定は重要な役割を占めています。ただ数字を測定することは目的ではなく、あくまで業務改善や仕事環境改善のための手段です。

人事労務ソフトを導入したから全てうまくいくという考えは危険です。いかに運用していくかによって、その後の結果に大きく差が出てくるでしょう。

人事労務ソフトは従業員サーベイの他、社会保険の対応や年末調整の資料回収などその他の様々な業務に対応しているものもあります。

今後、日本の労働人口が減少していく中、マンパワーが足りないところはシステムで補完していくことになると思います。

今は人が足りているとしても、今後足りなくなる前提で管理業務のシステム化を進めていくに越したことはないでしょう。

また、AIの進化が凄まじいため、システムのAI化もどんどん進んでいくと思われます。

企業は環境対応業と言われるように、世の中の動きや変化を感じ取り適応していかなければなりません。

ヒト・モノ・カネという企業の3大資源を利益が最大になるように配分することが重要です。

そのなかのヒトを扱う部門である人事は最も重要な部署です。人が成長することで企業も成長していくという好循環を作っていくことが人的資本経営につながってきます。

そのひとつの手段として人事サーベイをうまく利用していければ良いですでね。

できることなら人事データを一元化できるシステム導入をお勧めします。人事データが一元化されていれば組織的な戦略が立てやすくなりますよね。

今後の人事労務システムのさらなる進化に期待しましょう。それではまたです。

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