HRのキャリアってなんやっけ?と考えていたら、Gaudiyにjoinしてもうた
こんにちは!2023年4月からGaudiyでHRをしています、Kuwaと申します。前回のnoteを投稿してから早3年半も経っていました。
今回は入社エントリとして、HR歴の長い自分が、なぜGaudiyに入社するに至ったのか、入社半年経って実際どうなのかを中心に、簡単に紹介してみたいと思います!
これまでと直近のキャリア
大学院を修了後、大手の専門商社に入社し、2年目の途中に人事部に異動して、そこからHRメインのキャリアがスタート。運命的な出会いがあり、SaaSやライブ配信、スマホゲームを企画開発運営しているDONUTSというベンチャーに100名規模の時に入社しました。DONUTSでは、新卒採用3年、京都事業所の責任者を2.5年ほど経験しました。
そこから「関西のスタートアップで、関西を盛り上げよう」と転職したのが前回のnoteの記事です。(貼っておきます)
その後、大阪のスタートアップで人材開発・総務・広報グループのマネージャーという何でも屋を経験し、直近では京都のスタートアップで採用マネージャーを務めていました。
転職することに決めた理由
なんかハマらない違和感
「なんか自分がうまくハマらないな・・・」これは、今から一年前くらいに感じていたことです。それは能力が足りないのもあったと思うし、得意ではない、経験していない業務ということもあったかもしれないし、会社の状況が自分に合わなくなってきたからかもしれない。そんな葛藤をしながら、日々の仕事に向き合っていました。
物量をこなし続けるHRの罠
京都に戻ってきて5年。ここ数年、かなりの仕事量を少人数で回してきました。もちろん回せるように効率化を図り、回せる仕事量を増やしてきたのですが、最後は「気合で回す」になりがち。結果的に、何かの施策や制度を生み出すことよりも、運用メインで成果を残すことになり、新しく立ち上げる時も、質よりスピードを優先してしまう・・・
そうこうしてるうちに、企画力(0→1)ができなくなってきているのでは?というのを、同僚のフィードバックも含めて感じていました。結局、目の前のことで精一杯になり、改善や新しいことは後回しになり、中長期的なことは全然できていないことをうっすら感じていました。
今回はそこまで詳細に書きませんが、そんなこんなで、退職を決意し、転職活動をすることにしました。
初めて本気で転職活動に取り組んだ
20社以上にカジュアル面談を申し込む
なんとなく、今までも「転職先が決まったから退職します」というのがどうも自分の価値観に合わず、転職先がきちんと決まる前に退職を申し出てきたのですが、今回については初めて転職活動を全くせずに退職時期まで決めてしまいました。
その時、ふと「そういや、今まで本気で転職活動に取り組んだことないな」と思いました。もちろん、それなりにリファラルや転職エージェントを利用し、スカウト媒体の登録をし、そこから企業の話を聞いて、というような転職活動をしてきましたが、結局、MAXでも5社くらいの話しか聞かずに転職先を決めていました。
「自分のキャリアとかも見つめて、本気で転職活動してみよう」
そうと決まればと、信頼しているエージェントさんをpickupし、自分で気になっている企業も並行してpickupし、転職媒体の転職意欲を変え、20社以上にカジュアル面談を実施していただきました。
2+1の粗い転職軸
元々、プライベートな理由と自分がずっと変えていない軸は、
フルリモートかハイブリット勤務ができる関西の企業(自分が京都在住)
自社プロダクトを持っている
くらいでした。
今回は、今後のことをしっかり考えるためにHRのキャリア観点は入れようと考えました。となると、HRにおいて、採用:その他=7:3くらいで経験している自分としては、採用を極めるという観点かHRの幅を広げるという観点になってくるかなと思い、そこを考えながら転職活動をすることにしました。
選考に進んでみて
上述した20社以上の中で、絞ろうと思いながら絞れずに、10社近く選考に進みました。自分は面接していただく会社のカラーや要望には一切合わせずに、自分の考えや価値観を話すスタイルなので、「人事の哲学が合わない」とか「直近、ハードシングスを経験していないのが懸念」とか、もちろんお見送りになった企業さんもありました。
そんな中、非常に素晴らしいと思える企業さんとも出会うことができ、最終的に魅力的な3社の企業さんからオファーをいただきました。どの企業さんにするかは非常に甲乙つけ難く、2週間以上迷いました。
もちろん、このnoteを書いているので、最終的にGaudiyに決めたのですが、なぜGaudiyになったのかを記載します。
Gaudiyとの出会い
遡ること2022年の9月ごろ。前職のシリーズB資金調達のプレスリリースに伴う採用広報という、やったこともない、かつ、あまり得意でない業務に悩んでいました。
自分は、初めて取り組む業務に関しては有識者に色々聞きながら自分で組み立てていく、というスタイルを取ることが多いのですが、その時も世の中で一番イケてると思う採用広報やPRの人に話を聞こうと思い色々リサーチしました。その際に、現GaudiyのHR/PR代表のHanaka Yamamotoという人がどうやらイケてるらしいとなって、Meety(現Pitta。気軽にカジュアル面談を申し込めるサービス)でカジュアル面談を申し込んだのが最初の出会いでした。
実際に30分ほど淡々とカジュアル面談をしていただき、採用広報のことを色々と聞きました。give&takeのtakeばかりでは悪いと思い、自分もエンジニア採用の話をしました。その時、採用広報の話よりもGaudiyの印象が強烈に残り、「こんな面白い、ヤバい会社があるんやな」と率直に思い、その後もwatchしていました。
その後、転職活動の意欲を変えた際に、ありがたいことにすぐに声をかけてくれたことが選考を受けたきっかけになります。
なぜGaudiyに入社したのか
Gaudiyに入社した人の入社理由は、壮大なビジョンやエンタメドメインなどが多く、自分も単純に「ファン国家」の実現にワクワクしているタイプではあるんですが、今回はそれ以外の理由を挙げます。
①HRにおけるNew Standardを創っていきたい
今まで、HRは所属する会社や組織に貢献することでその会社が世の中にインパクトを残すという間接的な貢献だなと考えていました。
しかし、前職の同僚の影響もあるのですが、誰かが考え出した制度や採用手法がどの会社も真似するようになったり、HRのあり方や組織における社員の存在など、様々なStandardを変えることがあります。そう、HRも直接世の中にインパクトを与えることは可能だなと思い始めていました。
採用におけるHowがロックされている現状、組織形態も流行りはあるけど、なんかしっくりこない(導入事例はあるが、うまくいっているロジックなど、あまりリサーチしても具体例がない)など、そういうものを創っていきたいと思っていた時に、まさしくGaudiyがそれを地で行くスタートアップでした。
②CX(候補者体験)が非常に良かった
これは採用をやっている身からの目線ですが、非常にCXが良かったです。
具体的にどこが良かったかというと
基本的なことではあるが、選考ごとに毎回どこを評価しているかを伝えてくれた
会社ではなく選考スピードや困っていることの相談など、個に寄り添ってくれた
知りたい情報もすぐにnoteやX(旧Twitter)の投稿などをシェアしてくれた
1,2はやっているHRも多いと思いますが、3がかなり嬉しかった。そしてPRが強い企業だからこそ、きちんとすぐに情報を出せるんやなと思いました。
③人生一度きり、今しかないタイミングのチャレンジをしている企業でやりたいと思った
これがこのnoteで一番伝えたいことです笑 冒頭、HRのキャリア観点での転職活動と書きました。キャリアをしっかり築いていくのは大事、でも人生で、本当に無謀とも言えるような世の中を変えるチャレンジをしている企業で、その一員としてチャレンジする機会なんて本当にないなと。そういう企業は今もこれからもあることはあると思うんですが、結局自分の状況とその企業のフェーズなどタイミングが合わなければ難しいなと思います。
もちろん成功確率がそんなに高いわけではないです。それでもその可能性に賭けて全力で取り組み、実現して笑いたいし、失敗しても別になんとでもなるなと。2,3年後のGaudiyは魅力的な企業である可能性は高いが、入社するならば確実に今しかない。世の中を変える(た)会社に入るならば、変えた後ではなく、変えるチャレンジをしている最中に入って変える瞬間を味わう方が良いに決まっている。
ちなみに、3社で迷っていて、何人かに相談したんですが、著名人でHRのエキスパートの方に、「kuwaさんは独自の決断をする傾向にある。絶対に一番成果を残せるところに行った方が良い」というアドバイスをいただき、結果、一番成果を残せるかわからないところに決定してしまいました笑
入社半年経って、今感じること
単純に忙しいですが、めっちゃ楽しいです。常にハードシングス状態笑
まじでバグみたいな会社です
それ本当にやる?みたいなことを本気でやります
ただし、ロジックはかなり通ってる
出来レースや言うて予想通りに収まるでしょう、みたいなことが一切なかった笑
なので、飽きないです笑
月並ですが、みんな優秀で熱量が高い
バックグラウンドも様々で、入社後にLife Storyという今までの人生を話す会があるのですが、まじで面白くて毎回楽しみ笑
HR/PRメンバーは自分含めて社員が4名いますが、みんな強みがバラバラでDAO的にカバーしながら働けて、楽しい
広報・PRはめっちゃ勉強になる
たまに夜、これ本当にできるのか?と一瞬不安になります(会社全体、自分が取り組む業務)。でも、多分なんとかなるやろという気持ちになります。
最後に
そんなこんなで、忙しく楽しくGaudiyで働いています。何気に初チャレンジだった完全フルリモート(今まではフルリモートでもオフィス出社しようと思えばできた)もなんとかなっていて、かつ月1の東京出社が楽しみであったりします。最近は英語力を上げなあかんなと思っている日々。
New StandardなHRの仕込みは少しずつしていきながらですが、かなりやること・やりたいことが増えてきたので、HR/PRの新しい仲間や全ての職種でWe are Hiringです!ぜひGaudiyに興味ある方はご連絡ください!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?