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スマトラヒラタの菌糸交換タイミング

お久しぶりです!Stag Beetleです。

今回は、スマトラヒラタの菌糸交換について書いてみようと思います。

というのも、先日とある有名クワカブYouTuberさんの菌糸ビン交換の動画を見まして、「もうちょっと交換タイミングを考慮すれば大きくなるのに」と思った訳です。

その方はスマトラを800cc→2300ccの2本で羽化させていて、2300ccを6〜7割食い上げた大型幼虫の場合は3本目(3200ccのマット)に入れるというやり方をされているんですけど、それって交換のタイミングとしては遅いんですね。

多分、交換したら即蛹室で後伸びが無いんですよ。

それだったら
800cc→3200ccで羽化まで引っ張る 
もしくは、
800cc→1400cc(2ヶ月未満)→3200cc
という2本目を短くする交換サイクルの方がサイズはデカくなる筈なんです。

実際、大きく羽化させているブリーダーさんの共通点として、最終ビンを長く引っ張っていることが挙げられるんですよ。

羽化ビンでMAX体重に乗せてから蛹化させるのが大型化のコツなんですが、この方の場合だと交換ショックで縮んだまま蛹化してしまうので、サイズが伸びないんですよね。

それから、この方の場合は2本目で暴れた個体も交換されているんですけど、スマトラは蛹室を作る前にほぼ必ずワンダリング(暴れ)しますから、暴れたからといって交換しなくても良いのではないかと思います。

まぁ、大型化させることが絶対ではないですから、飼育方法は好き好きで良いのですけれど、大きく羽化させたいのであれば孵化から羽化までのサイクルを考えて菌糸交換した方が良いのでは?と思った次第でございます。

私のnoteでは、この記事の他にもスマトラヒラタに関連する記事をいくつか書いていますので、興味のある方は是非ご覧になってください。


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