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文豪x演劇@早大演博

 坪内逍遥、森鴎外、夏目漱石、泉鏡花、谷崎潤一郎、菊池寛、岡本かの子、川端康成、円地文子、安倍公房、三島由紀夫などの近代の著名な作家たちは演劇と様々なかたちで関わってきた。
 流行した舞台芸術や芸能を愛好し次作に取り入れる作家もいれば、積極的に劇界と関わり、劇作を手がける作家も多数いた。
 文学と演劇は古くからとても深い関係にある。文学に書かれた物語が演劇として上演され、また上演された舞台が文学として残されて広まるなど、両者は想像力を介して豊かな世界を作り上げてきた。
 文学作品が舞台化されるだけでなく、映画や歌謡曲に取り入れられたりするなどメディアミックスも盛んで、文学と演劇という異なるジャンルの芸術の重なりは広く、また多岐にわたっている。

森鴎外自筆・坪内逍遥朱注「マクベス」経本
三島由紀夫書き入れ 文学座公演「トスカ」上演台本

 逍遥が創設した早稲田大学演劇博物館(東京都新宿区西早稲田1-6-1)は2024年6月7日(金)から8月4日(日)まで特別展「文豪x演劇ーエンパクコレクションにみる近代文学と演劇の世界」を開催する。 
 また文豪転生シミュレーションゲーム「文豪とアルケミスト」(DMM GAMES)とのタイアップも行われる。

ⓒ2016 EXNOA LLC


 タイアップ企画として展示室内に坪内逍遥、二葉亭四迷、森鴎外の等身大パネルおよび描き起こしイラストを展示する。フォトスポットにもなろう。

坪内逍遥


 来館者に坪内逍遥(本物)と「文豪とアルケミスト」に登場する坪内逍遥の「オリジナルしおり」をプレゼントする。ただし数量限定。
 オリジナルクリアファイルも販売される。
 
 開館時間は午前10時から午後5時(火・金は午後7時まで)。休館日は6月19日(水)、7月3日(水)、17日(水)。
 入館無料。

 

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