地方紙に掲載していただきました!
「自分で本をつくって世の中に出したら、きっといろいろな出会いがある」
尊敬する元上司の人に言われた言葉です。
この方のすすめで僕は自費出版でZINEをつくることになります。その人は自分で出版社も営む書店員。だから本づくりの大先輩でもあります。
それもあり、この言葉は当時重く受け止めたといいますか、そうおっしゃるなら「そうなのだろう」と信じました。
ZINEは今年の5月5日に販売開始したので今日で4カ月が経ったことになります。上司が言っていたように、いろんな出会いがありました。それはもうほんとに。言ってみれば、4組の「農」にまつわる方々にインタビューをしてそれをまとめた、コンセプトとしてはとてもシンプルな1冊です。これが個人的に会いに行って話を聞いて「いい話だったなぁ」って、自分だけしか見ないノートにメモを残していただけだったら、どうだったのでしょうか?なにかそれ以上のことが起きたのだろうか、そう思います。
先日、本の装丁のデザインを勉強中の友人がいたので、練習でつくったものもインスタにアップしてみたら?とアドバイスしたところ、すぐにアカウントをつくっていました。架空の本を設定して、その架空の本の表紙をデザインしたものを披露するアカウントです。おもしろそうでしょ?
聞くと、そのアカウントをつくってから知人の出版社の人に「今度、装丁お願いしようかな」と声をかけてもらったりしたそうです。本人はびっくりしていたと同時にこんなこと起こるんだという感じで興奮気味でした。これも、外に発信してみるからこそ起きたことですよね。世に投げ込むと、大小あれどなにかが起こるみたいです。
そうそう。
今朝の下野(しもつけ)新聞に、なんとZINEのことで掲載していただきました。※下野新聞は栃木の地方紙です!
まさか取材していただけるなんて、ほんとに想像していなかったので、嬉しかったです。おそらくこの新聞を見た方でしょう、今日は栃木県からのZINEの注文がたくさんあり、久しぶりに発注作業をたっぷり行いました。幸せな気分でした。
そのときにあの言葉をふと思い出したのです。
「自分で本をつくって世の中に出したら、きっといろいろな出会いがある」
迷ったらつくってみる。迷ったら発信してみる。
いまはWEBメディアを1日でも早くリリースできるように頑張るぞー!
21/09/05