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美味しいお米ってすごい

みなさんは最近いつ自宅でお米を炊きましたか?

コンビニに行けば毎朝おにぎりがずらーっと並んでいますし、お弁当しかりスーパーのタイムセールの助六しかり、お米を見ない日はないですが案外おうちでお米を炊いていない人もいるようです。

今日読んだ本には、年間10万トンずつおうちで炊く米の消費量が減っていると書いてありました。人口1億人でざっくり計算すると1人当たり10kgずつ年間消費量が減っているというわけです。もう少し肌感覚でわかる数字に噛み砕いていくと、茶碗1杯150gとして月間で茶碗5杯分の減少でしょうか(睡魔と闘っているので計算間違っていたらすみません!)。

少ないとみるか、多いとみるかは意見が分かれそうですが、毎年このペースで減っていくと、5年後には今より1日茶碗1杯分の減少なので「食卓から炊き立てのお米が消えていく」と表現してもおかしくないくらいの減り方ではないでしょうか。泣

なんで急にそんな話をしだしたのかというと、「炊き立てのお米ってやっぱりいいなぁ~」としみじみ思うことが先日あったからです。

大塚のおにぎり専門店「ぼんご」へ

ついこないだ、ZINEづくりに集中するために、東京・大塚でワーケーション的に籠って作業していました。

大塚にはおにぎりで有名な「ぼんご」というお店があります。店主の右近さんが、ぼくの大好きなセブンルールという番組に出演されていたのを拝見して初めて知りました。

せっかく大塚にいるので、お昼は「ぼんご」でおにぎりを食べようと思いました。

11時30分開店で15分前に行ったのに平日の昼間からすでに20人以上の行列。さすが人気店…!驚くべきは、この行列が夕方になっても途切れていなかったこと。ラーメンやステーキではありません。おにぎりがこれだけ大人たちを魅了しているのが、なんだか不思議でした。

それを一口食べるまでは・・・

1時間ほど待った後のおにぎり。ほくほくのお米が、やさしくあたたく口のなかに広がって、思わず「おいしい…!」と口にしてしまいました。

「ぼんご」の看板には新潟産コシヒカリの文字。おにぎりは握りすぎずに、下手すると崩れてしまうくらいの絶妙なふわふわ加減。それを海苔で包んでいます。そして具がたくさん入っていることにもびっくり!おにぎりの三角形の頂点部分にもちょんと具材がのっているのもうれしいです。おかげで一口目から具材とお米を同時に楽しめます。

さらには、具材を2つミックスできるのも最高です。ぼくは「卵黄×肉そぼろ」「まぐろ角煮×はとうがらし」「高菜」の3つのおにぎりと豆腐の味噌汁を頂きました。

とにかく、おにぎりが、お米が美味しくて、美味しいお米によって、自分という「いのち」全体が喜んでいるような感覚でした。うまく表現できなくてもどかしいですが。

最終的に席を立つ頃には、カウンターに立つみなさんが、おにぎりでこれだけの人たちを魅了していることに、なんだか爽快な気持ちになっていました。いやあ最高の体験でした(次の日のお昼も「ぼんご」のおにぎりだったことは言うまでもありません)。

意外と簡単な土鍋で炊飯

最近は、時間の許す限りおうちでは土鍋でお米を炊いています。

時間の許す限りといいましたが、意外と土鍋のほうが炊飯器より早く炊けたりするので、慣れれば土鍋のほうが楽なんじゃない?とさえ思ってます。

もう少し実験したらおすすめの炊き方とかご紹介したいですね。やっぱり土鍋のごはんは最高です。おすすめです。

「おいしい…!」と悶絶するようなお米体験。死ぬまでに何回できるだろうか。もったいぶらずに明日も明後日も美味しいお米を食べていたいし、それは案外、手の届く範囲でできるような気がします。

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