「またどこかでお会いましょう」という言葉に救われた話
先月、夫婦で同じ四国の香川県に引っ越しをしました。
引っ越し後の手続きもようやく一段落して、生活も落ち着いてきたところです。
地元にいる友人やコーヒーラバーとも当面会えなくなるということで、先月は一緒に食事会をしたりお店に通って挨拶をしてきました。
「お元気で」
「次の集まりは香川で♪」
「美味しい店を探しといて(^_^)」
「また年末に忘年会しよう」
「お気をつけて」
色々と声を掛けてもらえました。
新しい環境に身を投じるということは、どんな世界があるのだろうと新鮮で刺激のある一方、慣れ親しんできた環境や人間関係にも区切りをつけて離れることになります。
気に入っていた散歩やサイクリングコース、お気に入りの飲食店や本屋、見慣れた風景など、もう行くことがなくなるのかと想像すると思っていたより感傷的になることが多くて戸惑いました。
意外にも感情移入しやすい性格だったようです。
そんな時、去年から通っていたコーヒー屋さんにも県外に引っ越しますとお伝えしました。
「またどこかでお会いましょう」
その言葉を聞いた瞬間、じわっと身体が熱くなる感覚がありました。
同じ業界にいる限りは、この先もどこかで顔を合わせる可能性があるということ。
お別れだとか、しばらく会えないとか、どこかマイナスな面に考えがちだったけど、前向きな気持ちになれました。
前の環境の楽しかったことや仲間のことに想いを馳せながら、新たな環境でコミュニティを作っていく。
その気持ちが今の自分にはバランスがよくてしっくりくるようです。
ここ最近は記事を公開できていなかったけど、逆にフォロワーさんの記事やクリエイターの方々の記事を観る時間が増えました。
共感して、学んで、時には励まされて……。
それを目にする度に「頑張ろう」と思えました。
改めて言葉の持つ力を実感したお話です。
追伸 香川でオススメのうどん屋さんがあったら教えてください(^_^)