フォロワーさんに会った話
こんばんは、くぅもんせです。
今回は3/11に出展したTOKYO ハンドメイド祭の事を書きたいと思います。
もっと早く書きたかったのにバタバタしていてなかなか書く時間が無く、気がつけば3週間近く経ってますが…。
くぅもんせの名前で絵を描き始めてかれこれ5年が経ちますが、東京のイベントに出展したのはこれが初めてでした。
本当はもっとイベントに意欲的に参加すべきなのかな…とも思いますが、勇気と体力と活発さと、色々なものが足りていないのが現状です。
前回の記事で書いたイラスト集を出す事を目標に、ちょこちょこと準備していました。
主に革作品を作っている母も同行してくれました。
一人で準備から出展まで全てやるのは考えただけで恐ろしいので、ノリノリでついてきてくれてとても有難いです。
会場は浜松町の貿易センターという所。
めちゃめちゃオシャレで素敵なビルでした。
東京タワーも近くに見えて綺麗でした。
サムネと同じ写真ですが、設営したところです。
ちなみに一番左のアクセサリーも母作です。
スペースが広かったのでちゃっかり置いていました。笑
開始と同時にどわーっとお客さんが流れてきて、さすが東京…!とびっくりでした。
小さい女の子が名刺を持っていってくれたり、クールな男性がクリーナーを買ってくれたり、ご婦人がお孫さんのプレゼントにキーホルダーを買ってくれたり…
やっぱり目の前で直接反応が見られるのは嬉しいなぁと思いました。
通りすがりに「かわい〜」と呟いてくれる方もいたりして、思わずニヤニヤしてしまいました。
マスクがあって良かった。
そして開場から数時間経った時のこと。
「こんにちは〜」
パッと顔をあげた瞬間、
(あっ…!!フォロワーの〇〇さんだ!)
会ったことは無いのになぜか一瞬で確信しました。
その後に来てくれた方も、目があった瞬間(〇〇さんだ!!)(〇〇さん!)と何故か全員分かりました。
すごく前からずっと応援してくださってる方達なので、勝手にこんな方かな…とイメージしていたのかもしれません。
もうほんとーーーーうに素敵な方達でした。
そんな方達に会いに来てもらえるなんて、私は一体前世でどんな徳を積んだのでしょうか。
私のために…?わざわざ…??来てくれた…??本当に…!?!?
と嬉しさを超えて頭の中は若干パニックでした。
私の絵を見つけてくれてフォローしてくれていつも見てくれて今日来てくれた感謝を最上級の言葉で伝えたかったのですが、胸がいっぱいいっぱいなのと語彙力の無さが相まって
「あっあの…あのいつも本当に…ありがとうございます嬉しいです……(小声)」
くらいしか言えませんでした。
なんなら横の母の方が会話していた気がします。
で、作品集を手に取ってくださり、いっちょまえにサインまでさせて貰いました。
サ、サイン……
まさか誰かにサインする日が来るなんて。
恐れ多いやら恥ずかしいやら嬉しいやらで、オタオタしながら梱包していました。
テープ留め甘かったらすみません…。
でもこのままアワアワして終わったら絶対後悔する…!!と思い、ひとつだけずーっと気になっていたことをお聞きしました。
「あの…くぅもんせをどうやって見つけてくださったんですか?」
そんな事さすがに覚えてないかな…とも思いながら聞いたのですが、皆さん「あの時のあの絵で知りました」と教えてくれました。
個人的にそれがすっごーーく嬉しかったです。
大袈裟じゃなくて泣きそうになりました。
これまで色々色々あってこの道を選んだのですが、絵の道で頑張るぞ!!とは言ったものの頑張り方も何をするべきかも分からず、焦りを感じながらずーっともがきながら描いていました。
最近はやっとゆるい絵なんだから楽しんで描いた方がいいな〜とかのんきに構えられるようになりましたが、かなり何年も試行錯誤しており…
少しでも見つけてもらえるように一日一絵やフリー素材提供など、とにかく色々必死にやっていました。
そして、実際その頃の絵がきっかけで見つけてくださり、それからずっと応援してくださり、遂にお会い出来たのです。
あぁ、あの頃やってた事は間違ってなかったんだなぁと思いました。
もちろんまだイラストレーターとして名乗っていいのかも微妙なくらい未熟で、まだ何も成し遂げてもいないのですが…
こんな風に心から応援してくれる方がいるならこの先もきっと大丈夫だ!
これからも絵の道で頑張るぞー!!と思いました。
なんか本当に、帰りの電車でエンドロールが流れてるんじゃないかくらいの充足感でした。
私の人生の第一章…ここで終わりかなぁ…。笑
なんかひたすら大袈裟な気もしますが…
この日の事は一生の思い出です。
元気とか癒しとか活力とか、絵を通してそういうのを少しでも与えられれば…と思っていたのですが、
私の方が絵を見てくれる方達からいつも与えられてるんだなあと改めて思いました。
本当に…いつもありがとうございます。
いつかこんな無名の頃から応援してて良かったー!って思って貰えるように頑張りますね。笑
そんなわけで、第二章もゆるく楽しく描き続けます。
では長々と書いてしまいましたが…
お読みくださりありがとうございました!
くぅもんせ
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