『照らすVOICE』の照らす解説 Vol.5
どうも。照らす担当 中佐真梨香です。
舞台照明のインスタレーションアーティストです。
“明かりだけ”の朗読劇 『照らすVOICE』
照明徹底解説!その名も照らす解説!Vol.5です。
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今回は桃太郎をモチーフにしたお話しです。
物語は鬼目線で進んでいき、種族を超えたものたちは友達になれるのかというテーマになっています。メインで出てくる人間側のキャラクターは桃太郎ではなく与太郎という弱虫な性格の男の子なのが特徴的です。
初めての前後編に分けての公開です。第5弾なので、特別にちょっと長めの脚本を書いてもらいました。
劇作家であり演出家の藤丸亮さんに脚本を書いてもらいました。
前編はコミカルに後編はシリアスに展開していきます。そのギャップが後編のラストシーンで涙を誘います。ぜひ、前後編合わせて見てください。
今回使用している機材はこちら
・5P HEX
・PINSPOT LEDII LEDピンスポット
・FPC
・20PAR
・LEDキャンドル
明かりは比較的シンプルに作りました。ゴボを全体に当てて、色を使ってシーンを変化させていきました。また、前後編ということで前編はオレンジ、後編は青と反対色を使い分けることにしました。
タイトルが『赤い君と手を繋ぐ』ということで、赤鬼の話なのですが、ここでは赤=オレンジという解釈をしているところもあります。
この記事に書かれている解釈は決して正解ではありません。見てくれた人たちが思った解釈もまた正解なのでそれは大切にしてください。
照明家の中佐が勝手にこう思って作ったと言う備忘録に過ぎません。
また、専門用語は解説を入れますが、私の解説なので正確性は保証しません。
間違ってたり、これもわからないよってことがあったらコメントください。
それでは本編をご覧ください。
前半
後半はこちらから
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