『照らすVOICE』の照らす解説 Vol.12
ありどうも。照らす担当 中佐真梨香です。
舞台照明のインスタレーションアーティストです。
“明かりだけ”の朗読劇 『照らすVOICE』
照明徹底解説!その名も照らす解説!Vol.12です。
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今回はアリとキリギリスです。音楽家のキリギリスとアリの親子のホラーなお話です。推しは推せるときに推しましょう。いつか応援する、だといつの間にかいなくなってしまうという我々なりの教訓が入っています。アリの親子は本当の親子に頼みました。子供役の子は小学生で、初めての声優デビューです。大人には出せない初々しさがあります。今後も子供たちで作る作品に挑戦したいです。
今回使用している機材はこちら
・5P HEX
・E3 Spot ムービングヘッド スポットタイプ
・PINSPOT LEDII LEDピンスポット
・FPC
・有機ELワイヤー
・電飾
明かりは、有機ELを初めて使って見ました。手軽にネオン管みたいな効果が出せる機材で、よく車とかについてるワイヤーです。床に無造作に置いて見たり、壁に模様を描いたりしました。また、有機ELワイヤーは調光が効かないので、今回はブツ撮りして編集で繋ぎ合わせる手法にしたので、明かりでフェードするより綺麗なつなぎ目になりました。個人的には明かりで見せる変化を伝えたいので、この手法はあまり使いません。
この記事に書かれている解釈は決して正解ではありません。見てくれた人たちが思った解釈もまた正解なのでそれは大切にしてください。
照明家の中佐が勝手にこう思って作ったと言う備忘録に過ぎません。
また、専門用語は解説を入れますが、私の解説なので正確性は保証しません。
間違ってたり、これもわからないよってことがあったらコメントください。
それでは本編をご覧ください。
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