#493 老後資金を積立投資で準備するのに欠かせない視点
足元の円安で、積立について改めて思ったことを、メモ。
1、「円、沈む対外購買力」
今日の日経新聞で、いわゆる原材料費の値上がり、だけでなく、円安が進んでいることも、物価上昇の一因ですよ、という記事がありました。
1年前と比べてヨーロッパ産ワインが15〜20%、乾燥パスタが23%、などのほか、腕時計や輸入車の価格が上昇していることが紹介されています。
2、老後資金準備の積立に欠かせない視点
この記事を読んで、改めて思ったことがあります。
それは老後資金準備のために貯蓄するなら「外貨」という視点が欠かせない、ということです。
そもそもなのですが、投資って目的が大事、ですが、積立投資の場合は、老後資金づくりを目的とするケースが多いようです(私もそうです)。
その際にポイントとして多く挙げられているのが以下3点です。
☑️ コスト
☑️ 税金
☑️ 長期積立
投資信託の手数料は安いものを、NISAやイデコで税金も抑えて、タイミングはわからないので、じっくり長期で積立を、という感じです。
確かにその通りなのですが、1点、日本が食糧や資源の輸入国である、ということを考慮した「外貨」の視点が抜けている気がします。
資源輸入国である日本では、この視点は欠かせません。
つまり、円安になった場合、今回の記事のように幅広い物の価格が上昇します。
現役で給与をもらっているのであれば、勤務先の販売する物品の価格も上昇し、給与が上がってくるかもしれませんが、老後はそういったものはありません。
ですから、円だけで貯蓄するのは一見、リスクがないように見えますが、こと老後資金準備という観点からするとリスクがある、と考えることもできるのです。
かなり前(2年半前)ですが、以下のような投稿もしています。
この中で、私もすっかり忘れていたのですが以下のような記述があります。
強がってますね(笑)。実は、その後も現在に至るまで続けておりまして、今日、確認したら円評価額で20%ちょっとプラスとなっていました。
米ドルだけでなくユーロもやっていますので、先ほど引用した日経記事にあるヨーロッパ産の食品の値上がりにも対応できます。
これは、円預金で積み立てていたら対応できていません。
もちろん、外貨預金でなくとも積立の投資対象が海外であれば、自動的に外貨に投資をしていることになりますので問題ないとも言えますが、外貨を通じて株式の資産に投資するのであれば、通貨より変動幅のより大きい株式の動きに左右されますから、円安になればそのままプラスとなるかは分からない点が問題です。
別に、今儲かっているから、すごいでしょ、ということではなく、せっかく老後資金を準備するのであれば、その目的から考えて、あるいは、資源輸入国である日本という立場を考えて、正しい投資対象を選ぶべきだ、ということです。
(実際、たった2年半前は6%マイナスだったわけですから。そこで止めずに続けてきた(その安くなっている時にもずっと一定額を買っていた)ということの方が重要かもしれません)
3、まとめ
いかがでしたでしょうか?
老後資金のために積立をするのならば「外貨」の視点も必要では?というメモでした。
正直、外貨預金を積立るより、外国債券の投資信託に積立た方が良いかもしれません。なぜなら外貨預金のコスト(為替手数料)は結構高いからです。
今はソニー銀行でやっているのですが、積立残高が増えたことで優遇が適用され、米ドルで4銭、ユーロで8銭です。調べていませんが、おそらくもっと安いところはあるかもしれません。
ただ、私は分かりやすさも結構重要と思っていまして、米ドルでいくら、ユーロでいくら、というのが気に入っています(外国債券の投信だと基準価格になっていて分かりづらいのです)。
積立投資は長期に渡るものなので、こうした「自分にとっての」分かりやすさ、というのは結構重要かな、と。
最後までお読みいただきありがとうございます。老後資金目的での積立投資について、個人的な考えをメモしてみました。あくまで個人の感想、ですが、どこか参考になるところがあれば嬉しいです。
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