コーヒー豆の賞味期限は何ヶ月?美味しく珈琲を飲むために大切なこと
こんにちは。オンラインで自家焙煎コーヒー豆を販売しているクー珈琲のかばです。
今回はコーヒー豆の賞味期限について、美味しく珈琲を飲むために知っておきたい豆知識をご紹介。です。
オススメは製造から1ヶ月程度で飲みきる!
この記事を書くにあたって、いろいろ調べました。
まずは焙煎から時間が経つにつれて香りの成分が揮発(=空気中に出て行く)ので、焙煎したての方が良いというのは基本の考え方です。
ただし、焙煎直後よりも2,3日、もしくは1週間ほど寝かした方が香りがまとまるという考えの人も多いですので、焙煎直後が絶対に良いとは断言できません。
なお、論文を見てみますと、焙煎から1週間から10日ほどが焙煎したての香りを楽しめるようです。(詳しくは→https://www.jstage.jst.go.jp/article/jisdh/19/4/19_4_356/_pdf/-char/ja)
ただし、官能評価ですのでできれば定量的なデータが欲しいところ。
英語の論文も軽く探しましたが、なかなか良いのが見つかりませんでした。昔はガスクロマトグラフィーが多かったようですが、最近はNMRのものが増えているようです。近赤外分光法など測定方法が多様化しているので、大企業はしっかりとしたデータを持っていると思います。
続いて、どれくらいまでなら美味しく飲めるの?という疑問について。
まず、おいしさは焙煎から時間が経つにつれて減少していきます
香りの総量が減少し、酸味の質が悪化して行きます。
カルディのホームページでは賞味期限は製造から8ヶ月で、1ヶ月以内に飲むのがオススメとありました。
一般財団法人食品産業センターによると、コーヒーの一般的な賞味期限は1年から1年半とのことです。
やはり、遅くとも1年以内に消費するのが一般的のようです。
ちなみに、鮮度をできるだけ維持するには冷蔵庫や冷凍庫で保存する(=低温にする)ことや、真空パックなどにすることが効果的です。
コーヒー豆は温度、湿度、光、酸素で劣化していくので、それぞれを適切に保つと、おいしさが長持ちします。
個人的には、コーヒー豆を少量ずつ購入していく方が、選ぶ楽しみも、鮮度も、美味しさも満足いくのではないかと思います。
今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。
次回のテーマは「コーヒー用ミル(グラインダー)の選び方は?手動or電動式?」です。お楽しみに!
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